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家族の名において 第3話 第4話 あらすじとネタバレ感想

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家族の名において
画像出典 China Huace Film & TV Co., Ltd.
目次

あらすじ

第3話 年頃の妹
2009年秋。李尖尖は高校生となり、高3の兄2人・凌霄、賀子秋と一緒の高校に通うことになる。その日の夕食、尖尖はやっと生理が来たと家族に発表するが、男ばかりの食卓には微妙な空気が漂う。ある日、3兄妹はチンピラに絡まれていた尖尖のクラスの委員長・斉明月を助け友達になる。斉明月の母親は熱心な教育ママだった。一方、凌和平に陳婷の母親である凌霄の外祖母から電話が入り…。

第4話 母の襲来
凌霄を訪ねて陳婷が高校へやってくる。陳婷は凌霄に妹ができたことを伝えるが、李海潮を家政婦呼ばわりする陳婷に凌霄は怒りが爆発、海潮は自分の実の父親も同然だと言い残して出ていく。凌霄と陳婷のやり取りを見ていた李尖尖と賀子秋はそれぞれ複雑な気持ちを抱く。そんなある日、陳婷の母親である凌霄の外祖母が、陳婷と再婚相手の娘で凌霄とは異父兄妹である小橙子を連れて麺館へとやってくる。

「家族の名において」公式サイトより

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ネタバレ感想

尖尖も高校生になり、仲良く登校していく3人。でも詳細を知らないご近所の親戚おばあちゃんに、みんな母親が恋しい?と聞かれてしまいます。
初対面でいきなりそれか。全員母親がいないのを知ってるから出る発言でしょ。日本人だと、最初にかける言葉じゃないだろなあ。
真っ先に不機嫌になって行ってしまったのは、凌霄(リンシャオ)。賀子秋(ハーズーチウ)のほうが、波風立てないタイプかな。

李海潮(リーハイチャオ)の店には、子秋の叔母、賀蘭(ハーラン)が田舎から手土産を持ってやってきます。賀蘭は田舎で夫と養鴨業をしてるんだけど、貧しくて子秋を引き取れなかった後ろめたさと海潮への気遣いで、時々やって来ては子秋に説教して帰ってく、口やかましい人らしい。学校があるのを知らなくて、小秋には会えずに帰っていきましたが。
子秋の境遇も、母親の賀梅(ハーメイ)だけでなく、この母実家事情も関係してるってことね。

帰宅した一家5人が食卓を囲む寸前、凌霄がそっと尖尖の部屋に行ったのを子秋が見ていました。その場は誤魔化す凌霄。
妙にご機嫌で、重大発表があると言う尖尖。全員が笑顔で待つと、尖尖は得意そうに高らかに告げます。
私、李尖尖に、今日生理が来ましたー!

ま、固まるわな。全員ヤロー共だ。
直前、ご近所さん達は男だけで子供が育てられるかって言ってたけど、どうだ、みんなちゃんと成長してるなんて言ってたパパ達だったけども。
尖尖が女の子としては、ちょーっと妙な感じに育ってしまったことを、突きつけられたな(^m^)

なぜみんなが固まるのか分からない尖尖に、お祝いしてと言われて、ようやく動き出すみなさん。
ただ尖尖も、中学時代、自分だけ生理が来なくて、いろいろと心配してたらしい。父親に相談したところで、分からないだろうと1人考えていたらしい。
微妙な顔で尖尖の話を聞くみなさん。
話題を変えようとしたんだろう子秋が凌霄に、さっき尖尖の部屋に何を置いたと聞いてしまいます。プレゼントだろと言われ、慌てる凌霄。喜んで部屋に確認に行く尖尖。
悲鳴を上げて戻って来た尖尖の手には、高々とブラジャーが掲げられていました。レースがついてる、カワイイと喜ぶ尖尖と、更に言葉をなくすみなさん(大笑)
さすがにいたたまれなくなった和平、凌霄、子秋は席を外してしまいました。

それにしても、高3男子凌霄、どうやってそれを入手したよ?尖尖の奇行より、あたしゃ、そっちが気になったよ。事情を話して、女の子の友達にでも、こっそり頼んだかな。そうだろうなあ。
この家で凌霄だけは、尖尖が年頃の女の子なんだってことを、正しく理解してるってことね。

海潮も、ちょっとした危機感を感じたんでしょう、ご近所のお見合いおばちゃんに相談してますよ。だーから再婚すればよかったのにと言われるのを覚悟して。

そんなある日、教室にいた凌霄は、妹さんが困った人を助けに行ってる、すぐ裏の公園へ参上されたしという、変な校内放送を聞いて教室を飛び出します。

現場では、チンピラにインネンを付けられ、弁償しろと迫られている女子生徒を、子秋が庇っていました。どうやら女の子がぶつかって相手が何かを落として壊したとか。
そこに、私の小哥に触るなと叫んで走って来た尖尖がカバンを投げると、チンピラの1人に命中。尖尖は途中でレンガを拾ってカバンに入れてたわよ。
次に、警察が来たぞと叫びながら凌霄が走って来ると、チンピラ達はあっさり逃げてったわ。

家族の名において
画像出典 China Huace Film & TV Co., Ltd.

だけど、驚いている女子生徒の前で、3人は、まんず息の合った早口のやりとり(笑)
相手が武装してたらどうすると、尖尖の頭を容赦なく叩く凌霄。教務室に行けと言ったろと子秋。誰もいなかったんだもんと尖尖。通報は?と子秋。そんな暇あるかと凌霄。
ここ、面白かったわー。

3人は学校で先生に叱られ、廊下に立たされてました。
そこにさっきの女子生徒が謝りに来ます。彼女は尖尖と同じクラスのクラス委員長、優等生の斉明月(チーミンユエ)。これから長いお付き合いになることを、この時はまだみんな知らない(^m^)

斉明月は、尖尖に覚えられてなかったことに驚くものの、じゃあ、なんで私を助けたのと聞くと、3人は声を揃えて、困ってたから、と答えました。
これよね、これが海潮の教育の賜物よ。

斉明月は翌日、おずおずと話しかけてきて、お礼に奢ってもいい?だって。
一緒にアイスクリーム屋さんに行った尖尖の両脇には、凌霄、子秋も並んでる。
従兄弟なの?異父兄弟なの?と聞く斉明月に、異父異母、だけど家族、だけど兄と尖尖は言い、兄ちゃんたちも真顔で頷く。
月ちゃん、どう理解していいものか分からんよねえ~。

しかも、なかなか食べたいものを決められない月ちゃんに比べて、さっさと選び、お互いのカップにどんどん手を出して食べ始める3人。その上、平気で月ちゃんのカップにまで手を出す人達。
一人っ子でそんな食べ方なんかしたことないんだろう月ちゃんには、強烈な洗礼だった模様。
ただよっく見ると、凌霄だけは月ちゃんのカップに手を出さなかったわね。

そんな優等生月ちゃんのお母さんもまた、かなり強烈な人でした。
父母会の会場で見た尖尖曰く、平民に傅かれる王妃(笑)
月ちゃんが尖尖を紹介しようとしても、話もテキトーにクラス1位の子のところに行っちゃう。
成績のいい順に生徒の親を指名していく父母会も変だけどさ。クラス2位の月ちゃんの母は、指名されると、1位の子の家とうちは違うとばかり、自慢話を含めて自分の教育方針を朗々と語る。
担任もまた、話を聞かずに喋っていた尖尖と海潮に声をかけて話をさせ、それを、余談でしたねと締めて、クラス3位の親を指名するっていうなー。

でも月ちゃんはもう、3人とすっかり仲良し。放課後、仲良くカフェに集まるくらいに。
現時点では、月ちゃんは子秋を意識しちゃってるみたいだけど、子秋も尖尖も全く気付いてない。
凌霄だけはニヤリとしてたな。ブラジャーの件もそうだけど、色恋沙汰は、かなりモテそうな凌霄が一番先を行ってそうね。

家族の名において
画像出典 China Huace Film & TV Co., Ltd.
やっぱりこの人、キレイな顔してらっしゃるわ。

仲良く鍋を囲む5人家族の元に、凌霄の外祖母からの電話が入ります。
既に陳婷(チェンティン)とは離婚していて、陳婷も実業家と再婚してシンガポールに住み、娘もいるっていうのに、陳婷の母親はなんだかんだと凌和平(リンハーピン)を頼り、連絡してくるらしい。
凌霄は電話に出ることなく逃げ出します。折り返し電話をすることもないみたい。凌霄にとって陳婷は、自分を憎んで捨てた女、もう他人ってことなんだろうけど。
あっちはそうは思っていなかった。
これから正直メンドクサイ、辟易するシーンの波状攻撃が来るよ。はー。

逃げた凌霄の部屋に夜食を持ってった尖尖と子秋。
尖尖の親知らずが痛いのを、にーちゃん2人が懐中電灯で口の中覗いたりしてる(笑)
でも尖尖が凌霄が食べるまで帰らないと、ベッドに潜り込み、兄さんの匂いがする、いい香りと言った途端、凌霄が慌てて尖尖を追い出しました。
凌霄は身も心も正しく成長してる訳だ。多分既に尖尖に気持ちがいってるね、これは。
子秋も、あららって感じで口元に手をやってたけども、子供相手にムキになるなよって感じで、凌霄に、もう16才だと言い返されてました。

そう言えば、月ちゃんとの話の中で、子秋は李家の婿養子候補だけど、凌家と家族になる儀式をしたら、凌霄が跪いて求婚する儀式になっちゃって、親同士が結婚を決めたとか言ってましたな。
いつのことだか分からないけど、凌霄の心の中ではそれ、結構な比重を占めてるんでは?本気だったのでは?

教育ママに、成績の悪い尖尖とつるむのはやめろと言われた月ちゃん。でも放課後1位の子と勉強して火鍋を食べて帰ると言って母親からお小遣いをせしめ、尖尖と一緒に子秋のバスケの試合を応援してました(笑)火鍋も、尖尖たちと食べるつもりね?

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その頃、凌神仙とクラスメイトにも言われてる凌霄が、呼ばれて廊下に出ると、そこに立っていたのは陳婷。一度も顔を見に来ることも連絡もなかった人。全く、どの面下げてってお話。だけど、ぎゅっとカバンを握る陳婷も緊張している模様。
それを廊下の先で子秋が目撃してました。

カフェで向かい合う2人だけど、海潮は優しいかだの肩身が狭ければだの、トンチンカンなことを言われて怒った凌霄。李父さんを侮辱するな、李父さんと俺は親子同然、老後は俺が世話する、俺にも家がある、なぜ戻ってきて俺の家族の文句を言う、あなたは俺を尖尖にあげただろうと。
あの頃は自分のことで精一杯で、凌霄を連れて出ても、もっと傷つけると思った、悪かったと言われても、凌霄の心は固いまま。

カフェの外では、尖尖と子秋が見ていました。
連れ戻して来いって子秋と、それでも実の母だしって尖尖。
母親を捜したいと思わないのかと聞かれた子秋は、子供はゴミか?捨てては拾うなんて、お前甘いぞって、怒って帰っちゃったよ。
だけど子秋は、賀梅(ハーメイ)の写真の入ったコンパクトみたいなの、ずっと持ち歩いてたみたい。

陳婷に、許してくれる?と言われた時、外の尖尖に気付いた凌霄は、話を切り上げて出て行きました。
しっかしこの人、自分の口から、許してくれる?とはよく言えたもんだ。

陳婷は次に凌和平(リンハーピン)に接触。
陳婷の夫が半年中国で仕事で、家族は一緒でないとってのが夫の考えなので、娘も中国の学校に転校させるために、外祖母が和平を頼ったってコトらしいんだが。この人、兄貴がいるんだからツテはあるだろうに。和平も断りゃいいのに。
てかアンタ、子供は両親の側にいるべきなんて、こちらもまた、よくも言えたもので。
さすがにため息をついて立ち上がった和平に、陳婷は、凌霄に会って来たと言いました。
それで和平もぷつんといっちゃった。当たり前。

私もイライラするので細かいことは書かない(笑)海潮のことまで家政婦扱いしたのは許せない。
頼むから、俺たちを解放してくれって和平の言葉が全てよね。
ただこの人の身勝手さは、結構な配分で母親譲りかも。外祖母ってのがまた、厄介なばーさんなんだよねえ。

麺館の掃除は、にーちゃん2人が担ってるんだね。尖尖はテーブルで絵を描いてるけど(笑)これきっとずっと前からなんじゃないかなあ。男の子2人が、少しでも李父さんの役に立てるようにって考えて始めた感じがする。こんなに上手く回ってるんだよ、いい5人家族なんだよってのが、こういうちょっとしたところからも滲み出てくる仕様です。

そこに和平が帰ってくるんだけど、昼間のことを言いたくなさそうな凌霄を見て、海潮だけを外に連れ出しました。ま、子供達3人は何の話かなんて、分かっちゃってるけどね。
ただ、海潮と和平の会話を聞く限り、この件で和平はほとんど役立たないことも分かった。この人が怒鳴ろうが怒ろうが、あちらは手を緩めないでしょ。この人に、具体的な対策を考えて行動しての阻止はできない。10年前、あの暴走を止めるために毅然とした決断ができなかったのと同じ。

そして凌霄は、陳婷に会ったことで、妹が亡くなった時の悪夢を見てしまっていました。
これに魘されるようになる日々なんて、過酷すぎる。

雨の中、麺館に戻って来た3人の前にいたのは、外祖母と妹の小橙子(シャオチョンズ)。白雪姫の仮装してる。いかにもーな子ですわよ、嫌だわー。そういう育てられ方をしてきたんだから、仕方ないっちゃー仕方ないんだけどねえ。
結局外祖母は、男の子で、しかも出来の良い凌霄を手放したくなくて、離婚後もなんだかんだと人の良い和平を頼るテイで、繋ぎを作り続けてた訳だよね。家のためだと、血縁なんだと。
麺館襲撃もその一環。余計過ぎるお世話。中国の儒教精神が、年寄りを無下にできないことを盾にして。
しかも、母親から、お前には血を分けた兄がいる、事情があって別れざるを得なかったけど、一緒にいなくても心は繋がってるみたいなことを刷り込まれてた小橙子は、ものすんごく凌霄に纏わりつく。

だけど、外祖母にも海潮を侮辱された凌霄は、その身勝手な言い分に怒り、もう他人だ、迷惑だと外祖母を追い出します。なのにこのばーさん、人の迷惑顧みず、小橙子を置いてった…
やっぱり身勝手さは母娘共々、そしてそんな中で育った孫娘もかー。
血の繋がり云々も確かに遺伝的なものもあるけど、これって教育だよねえ。
凌霄にしてみれば、昔の悪夢で寝不足の上に、自分の親戚が大事な李家に迷惑をかけてるってのは、耐えがたいに違いないよ。
その場は、帰って来た和平が小橙子を送り返したけども。

凌霄と和平の強硬な拒絶を目の当たりにした陳婷は、無理なのよと少し諦め気味だったのに、ばーさんの勝手な言い分はそれを許さないんだわよ。

子秋もまた、ちょいと悩んでますね。子秋のバスケ友達のゴリラは、子供の頃の、あのいじめっ子よね。
更に子秋は、こっそり賀梅を捜していたらしい。自分を捨てた理由を聞き、海潮への借金を返させるためだって言ってるけど。写真見て、泣いてたもんなあ。本音では会いたいんだよね。思い出の中の賀梅は、優しいママだったから。当時の賀梅に似た後ろ姿を追いかけるくらいに。

家族の名において
画像出典 China Huace Film & TV Co., Ltd.
考えたら兄ちゃん達は高3。もうこんな日々は残り僅かってことなんだよね。

そして月ちゃんもまた、2人の兄の成績がいいことを理由にして、母親に尖尖との付き合いを黙認させることに、成功、したのかな?なんたって凌霄は、凌神仙だからな(^m^)

その後も、ばーさんは食事時になると、せっせと麺館に小橙子を連れて来て、常連さん達の目に触れさせてたらしい。ヤな手段をとるばーさんだよ。
でも麻雀卓を囲むご近所たちは、その目論見にもちゃんと気付いてはいます。あれだけのことを凌霄にしておいて、今更なんだって意見も、とは言っても血縁だって意見も。そんな井戸端を、店の外で凌霄が聞いていました。
きっと凌霄は、このまま李家に迷惑をかけるわけにはいかないと、ひとりで思い詰めるんだろうな。和平は頼りないしな…

こんな憂鬱展開が、ひとまずあの一家がシンガポールに帰るまで続く。ふう。

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