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台湾映画「返校 言葉が消えた日」ホラー味は私にはさほどでもなく。これがたかだか60年前の台湾の情勢だったのかってほうに、しみじみ。

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所感 めっちゃネタバレ

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この作品は、2017年に発売された、台湾で大ヒットしたホラーゲームの映画化で、映画自体、台湾のアカデミー賞ともいうべき金馬奨で5部門を受賞したというものです。

タイトルで書いたように、ホラーとしては、さほど怖いとは感じませんでしたが、それよりも当時の戒厳令下の台湾の状況のほうが、空恐ろしく。
言論弾圧の歴史というのは、台湾に限ったことではないけど、この映画の舞台は1962年なんですよ。これ、昭和37年です。私のような昭和生まれのおばちゃんにとっては、かなり身近というに近い歴史。
勿論、私だってさすがに第二次世界大戦は直接知らないけどね?(^m^)

その頃の日本は高度成長期の真っただ中。1964年にはオリンピックが開催されてます。
そんな頃に、お隣の台湾ではこういうことが起こり得る状況下にあったんだと、そちらのほうに胸を突かれました。

今や、大変な親日家でいてくれる台湾。
ざっくりとした経緯ですが、これは日清戦争後の1895年から日本の統治下となった50年の間に、後藤新平等の尽力で、台湾のインフラ整備等が大幅に進められたことに端を発します。今はもう残っておられる方も少ないでしょうが、当時の教育を受けた人達が日本語が話せたのはこのため。学校教育も、日本国内と同じように整えたらしいので。
とはいえ、当時の日本も秩序こそあれ、厳しく統制していたのだろうことは、あの時代を考えれば分かりますけどね。

1945年に第二次世界大戦が終結し、その後1949年から、台湾は蒋介石率いる中華民国の統治下となりました。そう、蒋介石、南京国民党政府です。「偽装者」にも映画「無名」にも出て来ました。
簡単に言えば、国共内戦に負け、中国本土には中華人民共和国が設立されて、中華民国は台湾に遷都を余儀なくされた訳です。それ以降、台湾は白色テロ時代と呼ばれる、40年弱にも渡る長い戒厳令が敷かれることとなりました。映画はこの時代の真ん中辺りが舞台です。
当初は「狗去豬來」なんて言われていたようですね。まだ犬(日本)のほうがマシだった、と。

大陸に戻るのを標榜することでその正当性を主張していた中華民国でしたが、1970年代になると、アメリカからの支援も打ち切られ、国連を脱退したことで国際的に孤立し、蒋介石の息子の蒋経国は大陸反攻路線を変更せざるを得なくなります。こっちが正統、いずれ大陸に戻ってやるなんて、現実問題無理な夢。大陸ばっか見てないで、台湾自体に目を向けなければと、国内産業のテコ入れを始めたことで、台湾そのもののための発展が始まります。
蒋経国自身は若い頃、ソ連に留学していて共産主義に親しんでいたため、父親には反発していた時期もあったせいか、頑なに大陸反攻を主張していた蒋介石より、考え方が柔軟だった模様。

その頃の中国本土は、文化大革命の余波で経済の停滞が続いており、独自の発展を遂げていた台湾が大陸に統一されるメリットもなく、蒋経国は鄧小平からの度重なる揺さぶりにも拒絶を示し、ついに一党独裁から民主化に舵を切りました。戒厳令も1987年にようやく解除されます。
その間も、国交はなくなっていたけど、日本やその他諸外国との協力体制については、中国も強硬に口を挟めなかったらしく、産業的文化的交流は続いていました。中国との交流も止めようがなかったらしいけどね。

戒厳令解除後30年ほどで、例えばコロナ過の時も、どこよりも早く綿密で際立った対策をしてのけ、政治的にも文化的にも進んでいるとの印象を受けるほどに変化したのが台湾なんだよねえ。
その間に「まだマシだった」が、親日に傾いてくれるようになったのは有難い限り。1970年代の日中国交正常化に伴う政治的ゴタゴタがあったにも関わらず、戒厳令解除後には、日本統治下の教育を受けた李登輝が総統になったこともあったのでしょう。

李登輝は、22才まで日本人だったと公言されていて、難しいことを考える時は頭の中、日本語だったらしいですよ。そりゃそうだろなあ、22才まで日本語メインで過ごしていたのなら。
この方、頭が硬くて頑固ってのを、頭コンクリって言ってたらしいよ、日本語で(笑)

話が脱線してきましたが。
でもこの映画を見るのに、こういうざっとした政情ベースも大事かなと思いました。ドラマ「偽装者」や映画「無名」を見るのに、当時の大陸の政情をある程度知っていたほうが理解しやすいのと同じく。

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さて、映画は、その戒厳令真っただ中の1962年、学校にも厳しい言論統制を敷いていた時代の、翠華高校という学校での出来事。
タイトル前のアバンで日常の様子が描かれます。その後「悪夢」「密告者」「生きている人」と続く三部構成。

アバン

朝の通学路には、共産党のスパイを告発するのは国民の義務、なんてスローガンがデカデカと掲げられていたりします。
まだ蒋介石が現役だったからか、共産党にしか目を向けてなかったのかなという感じはしますが。
1960年代後半には、言論の自由化、民主化運動が高まりつつあったらしいので、当局の「敵」は共産主義だけではなくなりつつある時代です。
映画の中でも、仮想敵みたいな感じで共産と出ては来ますが、虐げられた人々が望むのはただ「自由」でした。

校門前にはバイ教官という指導者だか管理者だかがいて、生徒たちの様子に厳しく目を光らせてました。
そこで、挙動不審な友人、ヨウ・ションジエを助けたのは、2年生のウェイ・ジョンティンという少年でした。ションジエは学校に人形を持って来ちゃう趣味の子。だけど見つかったらまずい本も持っていたらしくて、ジョンティンは緊張しつつ、でも冷静に、人形を差し出して本が見つかるのを阻止しました。
そのジョンティンは、いつもひとつ年上のファン・レイシンという女の子を目で追ってます。仄かな恋。カワイイ。

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このジョンティンくんがだね、「一筆お祓いいたします」の一永(イーヨン)、曽敬驊(ツェンジンホワ)くんだったのよぅ。この映画がデビュー作ですって?すごいな、そりゃあ、注目されたでしょうよ。

ジョンティンは上手いこと誤魔化したけど、ションジエの持っていた本がバレてしまえば、仲間が全員捕まってしまうらしい。こっそり彼らは何かをしているらしい。

放課後、人目を忍んで備品室の奥の小部屋に向かうジョンティン。
そこは「読書会」という秘密の会合場所で、数人の生徒たちとイン先生という女性教師がいました。
隠れて集まっているらしいのに、中では結構大きな声で話してるけどさ(笑)

「人間は生まれつき自由であるべきだ」
それを信じた僕らは、学校の備品室に集まって、発禁本から一字一句を書き写した。
そう、皮肉なことに、自由が罪になる世界で僕らは生きてた。
発禁本を読むと命を落とす時代だ。

ジョンティンの独白の後、テロップで、反政府的な言論や自由を提唱する書籍は堅く禁じられていた、違反者は処罰され、死刑も執行されたと流れます。

そして、ジョンティンが逆さ吊りになって、水の中に頭を落とされ、拷問を受けるシーン。
捕まったってことか。多分、読書会のメンバー全員が。
密告でしょうかね。
首にナイフを突きつけられても、爪を剥がされても、ジョンティンは何も白状していない様子。

僕を苦しめ続けるのは、憲兵の拷問じゃなく、襲ってくる悪夢のほうだったと、ジョンティンの独白。
死ねば二度と思い出さないのに、でも意識を失った瞬間から、彼は悪夢の中に放り込まれます。
きっとこれ、こうして何度も何度も繰り返されてるんでしょう。

ここでタイトルが入り、「悪夢」の始まり。

悪夢

荒廃した学校の中での恐怖を、ファン・レイシンと共に体験しつつ、逃げまどうジョンティン。
実際には、密告により捕まってしまい、拷問を受けているジョンティンは、全てを理解しているにも関わらず、夢の中ではその記憶が奪われて、延々と続く悪夢のループの中に落とされているみたいです。
その悪夢の中で、少しずつ明らかになっていく事実の流れ。

これが彼がとらわれてしまった悪夢の中。
レイシンの墓がある学校の中に閉じ込められて、外には出られない。そしてレイシンは、この光景を何度も見た気がすると言う。
これだけで、この悪夢のキーパーソンはレイシンのほうなんだなと分かる訳ですが、初見では分からなかったよっ(笑)

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防空壕の中で、イン先生と読書会の仲間の残りに、密告者はファン・レイシンだと糾弾され、ジョンティンにも詰め寄られたレイシンは防空壕から逃げ出すんだけど、それでも彼女は、私じゃない、私は悪くないと呟くんですよね。
多分、これが悪夢のループのトリガーなんだろうな。
自分は悪くないと思い込んでいるうちは、解放されない。
だから、ここまでの悪夢が巻き戻ったように逆再生していきます。
こうしてレイシンはまた、最初からこの悪夢のループに戻されるんでしょう。

この悪夢の部分がホラー味が強いんですが、ホラーではないところを注視しちゃってたので、ホラー部分には余り興味が湧かなかった。ごめん。

密告者

レイシンの父親はもうじき出世する予定の軍の高官だったみたいなんだけど、家では両親の仲が悪く、常にケンカしている状態。母親は父親から暴力も振るわれていました。レイシンの心はかなり荒んでいたっぽい。
そんな環境の中で、彼女が心の拠り所としていたのがチャン先生でした。教師と教え子は、まあ、そうだね、暗黙の了解的に、だいたいタブーとされてはいますが、実際知り合いには、この関係で結婚した人達が何組かいるにはいるよね(笑)

精神的に不安定だったレイシンは、チャン先生から生活指導を受けていたようです。
そのうち、チャン先生も彼女に思いを寄せてしまったようで、心は通い合っていたみたいですわよ。
こんな時代の中でも、束の間の秘めやかなラブラブ状態。

その頃、レイシンの母親が父親の汚職を密告するという事件が起きます。
連行されていく父親だけど、バイ教官は後輩のようで口添えして貰えるっぽく、母親も、立場上、死刑にはならないと踏んでいました。ただ、いなくなればいいと菩薩さまに願ったのだと。

その事実を知り、レイシンは雨の中、チャン先生の元に逃げ込みます。
優しくして貰って、鹿のペンダントを貰って。自分から離れて行かないでと願うレイシン。

とは言え、チャン先生、読書会なんてのを作った張本人でありながら、政府関係者の娘である教え子と親密になっちゃうって、だーいぶ詰めが甘いんじゃないでしょうか。
読書会に関わっていたホアン先生が捕まった時は、なんとしても生徒は守れなんてイン先生には言ってたけど、何かあった時は自分だけじゃないのなんて、分かり切っているのに。
10代の少女の感情的な突発行動を、そんなに信用しちゃーいけねえよっ。そもそも優等生とは言え、家庭環境のせいで、メンタル揺れ揺れの子なんだから。

女性としてイン先生には、それが分かっていたのでしょうか。もしかしたら彼女もチャン先生に惹かれていたのかもしれませんが、そこは、はっきりとは分からない。
だけどレイシンは、イン先生が自分とのことを、チャン先生に強く忠告するのを、中途半端に聞いてしまいます。チャン先生が自分の生活指導を担当してくれていたのも、イン先生からの依頼だったことも。
で、チャン先生が離れていってしまうのを恐れながらも鹿のペンダントを突き返しつつ、イン先生を邪魔な恋敵認定。
母親同様「いなくなればいい」と願い始めます。はーあ。

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チャン先生は、「成化十四年」の傅孟柏(フーモンボー)さん。隋州も大好きでしたが、いいよねえ。男らしいんだけど、どこか柔らかい。家庭環境の複雑な少女が憧れちゃうのは、ワカルよ。
ただ先生といえども、彼もまた、人間であったのだなってことよね。

レイシンは、自分をよく盗み見ているジョンテインが、イン先生が朗読をしている読書会のメンバーだと知っていました。読書会を作ったのがチャン先生だなんてことは露知らず、読書会を密告すれば、邪魔な女はいなくなるの一心で、ジョンティンを利用しようと思いつきます。

そうなんだよなあ、これ。
あれほどしっかりした子のジョンテインもまた、自身の淡い恋心のために、最悪の状況を招くなんて思いもよらずに、やらかしてしまっていた訳です。

なんかもう、ジョンティンが踏んだり蹴ったりでさー(涙)

関係者だったホワン先生が捕まった後、読書会は中止となり、メンバーは交代でチャン先生が隠し持っている発禁本を引き取り、こっそり学校から持ち帰ることにしていました。
レイシンが発禁本をバイ教官に渡して密告したのは、人形っ子のションジエが当番だった日。
悪夢の中のジョンティンは忘れているんだけど、実は自分がションジエの日に、当番の代わりを申し入れ、受け取った本をレイシンに渡していたのでした。
貸してと言われた時は、だいぶ厳しい顔をしていたし、一旦は断ったけど。好きな女の子からの頼みだったからねえ…

交代で本を引き取ることを決めた時、疑心暗鬼になっていたメンバーに、誰も裏切らないと、みんなを信じていると言い切ったのはジョンティン。
そしてメンバーも、ちゃんとジョンティンには誠実でした。
悪夢の中で、自分は捕まって殺されようとしているのに、ジョンティンに対して助けてではなく、逃げろと言ってくれたウェンション。
自分の当番の日に本がバイ教官に渡ったためにウェンションに疑われ、メンバーにも殴られたのに、実はジョンティンが代わりに行ってくれたんだとは、最後まで言わなかったションジエ。

仲間が捕まり殺されてしまったのは、自分のせいでもあったことに気付くジョンティン。
だからこそ、レイシンの悪夢にとらわれたのはジョンティンだったんだねえ。

レイシンもまた、悪夢の中で何度も何度も自らの罪を突き付けられていました。
それでもまだ、私は悪くないと言ってるんだけど、目の前に首吊り用の縄が見えて思い出します。
背後には、忘れたの?思い出すのが怖い?と聞くイン先生。

レイシンは自分の密告で読書会のメンバーが捕まったり殺されたりしたことを、全校生徒の前て告白し、そのステージで首を吊ったらしい。いや、その自死の仕方ってどうなのよっ。
でも「悪夢」の最初の頃に見た、講堂のステージで首を吊っていたのは自分の姿だったのね。

全てを思い出したレイシンは、傍らで穏やかに水仙の絵を描くチャン先生に言われます。
過ぎ去ったことは変えられない。僕らは自由が手に入らなかったが、生きていれば可能だ。君にできるのは、彼を出してやること。
水仙はチャン先生にとってレイシンの象徴みたいだから。好きだったんだわね、本当に。
レイシンもまた、バイ教官に少しずつ声をかけられて利用するために罠を張られていたことに気付いていたチャン先生に許されたことで、自らの罪を認められるようになります。
理解してくれる人がいれば孤独じゃない。
2人で夜会っていた時、水仙の話をした時のチャン先生の言葉がここに繋がったか。

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現実の世界では、厳しい拷問の中を生き残っていたのはジョンティンだけ。数日中に白状しなければ、銃殺だと言われているところでした。

意識を失い、夢の中で目覚めたジョンテインの縄を解いていたのは、レイシン。
いつの間にか、仲間達の遺体が吊るされたステージの上にいた2人なんだけど、レイシンは二度と自分の罪を忘れず、彼を見捨てず、ここから出すとバイ教官に告げます。

映画中、罪人としても、その他大勢としても、麻袋を頭に被せられた人達がいっぱい出て来るんだよね。
銃殺刑の時にこういうのがあったのは知ってましたが、これはそれだけじゃなくて、物言えぬ人々の象徴でもあるんでしょうねえ。

ジョンティンをひとりだけ校門の外に出し、生きていれば希望があるとチャン先生が言ってたと言うレイシン。校舎に戻っていくレイシンと共に、画面が嵐のようになるのは、きっと、ジョンティンが引きずり込まれていた悪夢の崩壊なんじゃないかなあ。
少なくとも、自身の罪を認め、ジョンティンだけは生かす、助けると意識した時点で、レイシン自身もあの悪夢からは解放されたんじゃないかと思うので。学校に戻って行ったレイシンは、校内の地縛霊としては残るのかもしれないけど。

意識を取り戻した現実世界のジョンティンは、全部話すと憲兵に告げました。
何を言われてもいい、僕は生きたい。

生きている人

チャン先生の墓参りをしているおじさん。これが生き延びたジョンティン。
何十年が過ぎても、約束を果たす勇気がなかった。でも今行かないと、先生に合わせる顔がない。
あの、翠華高校の校舎が、取り壊されることになったらしい。

チャン先生と一緒に過ごした牢の中で、先生は最期にジョンティンに頼みを残して、処刑されるために出て行きました。隠してある本の中の手紙をレイシンに渡して欲しい。君は生きるんだ。約束だ、生き続けてくれ。未来には自由が待ってる。

ただ、もしかしたらその時は既に、レイシンは自殺していたのかもしれず。

おじさんになったジョンティンは、教室の椅子に座り、先生の隠した本の中の鹿のペンダントと手紙をそっと机に置きます。現れたレイシンは、それを見て泣き、ジョンティンから永遠に忘れませんと言われて、とてもきれいに笑いました。

先生の手紙の最後の文字は、自由へ。

いやもう。やるせないし、やりきれないし。
この手紙とペンダントで、地縛霊のレイシンも成仏してくれたと思いたい。

とはいえ、こういった話はどこに転がっていてもおかしくない状況だったのでしょうね。
牢の中での先生の言葉は「苦悶の象徴」という、日本人、厨川白村の本の一節でした。
それを真に理解していたからこそ、レイシンを許したんだとしたら、この人はどんだけ人間的に出来た人だったんだろうとは思います。上のほうではツメが甘いと書いちゃったけど(笑)

そもそもがホラーゲームの映画化だったから仕方ないとは思うけど、異形の憲兵みたいなのを出さずに淡々と物語を紡いでいっても、十分考えさせられる映画になったんとちゃうかなー。
でもそれじゃ、ゲームファンが納得しないか。

作品情報

  • 制作 台湾 2021年発表 103分 R15+
  • 原題 「返校 Detention」
  • 監督 ジョン・スー(徐漢強)
  • 脚本 ジョン・スー(徐漢強)

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