もう数話長ければ、バカ朕亡き後話もできたのでしょうが。
原作もこういうラストなのかな?
バッドエンドではないけれど、諸手を挙げて、はーすっきり、良かった良かった、とは言いにくい。あと1組の今後が、結局前途多難なままで宙ぶらりん。それが一番もやっちゃったかなあ。
メインの2人は、現時点では、これで精一杯、でも多分大丈夫ねと思えるラストでしたけどね。
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所感 ネタバレです
偽宦官と妃の密通を皇帝が成敗する芝居を、皇帝に見せられた音楼(いんろう)。
皇帝は、偽宦官役の役者を杖で叩きのめします。ほんっと、歪んでるよなあ。
しかも音楼ってばさあ、肖鐸の指輪をネックレスにしてたの、表に出してるのよ。今まで自分のお守りは衿の中に隠してたのに、こういう時になんでまた出しっ放しかね。
気付いた皇帝は、チェーンを引きちぎりましたわ。でもその場に落としただけなので、無くしはしないかもだけど。
そしていよいよ音楼は、鹿鳴蒹霞から皇宮に移されることに。
昭定司に戻った肖鐸は、于尊たち禁軍に囲まれます。勅令で捕えに来たんだとさ。
そのことを音楼も知り、皇帝に会いに行くんだけど、そこにいたのは音閣(いんかく)でした。
この人、皇后になるんですってよ?
自分の身に降りかかった不孝を全部音楼のせいにしてるけど、音楼は、アンタ流されるだけで自分で選択してこなかったじゃんと、正論。それでも音閣のことを思って、まだ遅くないから皇宮を出なさいと言ってやってますが、こういう人の耳には入らないよなー。
皇極殿に呼ばれた2人。皇帝は音閣を隣に座らせて、皇后にすると言うんだけど、南苑王の側室だったんだもん、そりゃ、臣下達も異議を唱えますわな。
皇帝はこともあろうに、その場で音閣に踊らせるんですよ。芸妓でもあるまいに。臣下達も、今まで以上に大反対。
そこに怒り狂った皇太后と婉婉が現れ、音閣をつまみ出せと叫ぶ。
あの者以外なら誰でもいいと皇太后からの言質を取った皇帝は、用意していた聖旨をご披露。
音楼を皇后にするだって。この呆れたコ芝居は、全部そのためのものだったー。
皇太后が音楼もダメだって言っても、音楼も先帝の妃だったんだからお受けできないと言っても、今の流れでみんな認めたんだからな!で押し通す皇帝だ。すっかり毒蛇みたいになったなー。
これは報復だと音楼は思うけど、今までの様々考えれば、今更感はあるのよねえ。以前アイツはヤバイと後悔してたはずなのに、ここへ来てだいぶツメが甘かったもん。
皇帝に縋り付こうとした音閣は、茶碗を顔にぶつけられて、ようやく音楼の言葉が正しかったことを知る。遅い。
肖鐸が自宅に植え替えた思い出の梨の木は、皇帝によって鳳儀宮にまた植え替えられてました。
更に皇帝は、牢で拷問されている肖鐸のところに、音楼を連れて行きます。
もう人目も憚らず、肖鐸に抱き着いて庇おうとする音楼だけど、皇帝は言いたいことだけ言って2人を追い詰め、音楼を連れてっちゃう。
婉婉が肖鐸と音楼の追放を奏上するけど、無駄に頭が回るようになってる皇帝は、そんなのは方便だと分かってる。婉婉に対しても怒りをぶつけるけど、ここは婉婉も負けてなかったね。
自分は音楼が羨ましかった。音楼だけが自分自身を生きている。
兄上は音楼の望みを気にかけたことはあるか?思いが一方的で通じないから、力ずくで無理矢理手元に置く、人として見ているのか?本当に愛しているのか?
かつて権力に踏みにじられ、母上も犠牲になったのに、権力を手にした途端、他人を踏みにじり、女子を当然のように所有物と見る。兄上は私達が昔、最も憎んだ人に変わり、私達を裏切った。
でもねえ、そこにボロボロにされた宇文良序が連れて来られちゃうんだな。
宇文良序か、肖鐸と音楼か、どちらかを選べと。こりゃもう仕方ないよ、婉婉の選択は。
我が意を得たりとばかり、皇帝は嬉しそうに、愛とはわがままなものだな、己には出来ぬのに朕には寛大になれと?ですと。
2人は駆け落ちを計画するけど、それもまた皇帝に見透かされていて、足止めされてしまいます。
婉婉はなんとか宇文良序だけを逃がすけど、皇帝は生死を問わず捕らえろと。
閉じ込められた婉婉は、聞こえて来た土笛の音で、遠くに逃げない宇文良序の想いに涙。
もうさあ、兄だからどーの言ってらんないでしょ、今度こそ見限らないと。
さて、鳳儀宮で目覚めた音楼。
肖鐸が何度も自分の家を音楼の家だと言ってくれたことを思い出し、家に帰りたいと呟きます。
ここから、音楼は今の自分が出来る最後の策に出る訳だねえ。
皇帝は于尊(うそん)に、宇文良序と昭定司は結託して謀反を企てたとし、昭定司は廃止、全員処刑と告げてた。以前協力して貰ってた于尊は、昭定司には反乱平定の功があると言うけど、まあ、押し切られる。于尊って、皇帝の母親の静妃に命を救われた過去があるらしい。
皇帝は、補薬とか言ってるけど、何やら精力剤っぽい強い薬をたくさん飲んでいる模様。過剰摂取で体壊すんだろな、これな。
皇帝から何の動きもないと不審がられていた昭定司だけど、既に舎統領周辺は先に都を出てました。急いで逃げる曹春央夫婦も襲われるけど、舎統領が来てくれてひとまず無事。舎統領は肖鐸の様子を窺いに戻り、曹春央はひとまず東雲を安全な場所に逃がしてから、戻ってくるのね。
補薬飲みすぎ皇帝は、久々に、今は亡き栄王に罵られる夢を見てました。
この栄王役の子は「女医清落」の南南だよね。
音楼が目覚めたと聞いてやってきた皇帝だけど、冷たい態度で腹を括ったように反論する音楼に激高。でも言われてることは全部正論なの。
アンタの言う愛ってなんだ、一体私の何を知ってるんだと、子供の頃からのストーカー行為で作り上げた身勝手な感情まで言葉で暴かれる。無能と自覚するからこそ、逆噴射して権力を求めてるとかさ(^m^)
まあ、この時代、そうだとしても皇帝の命ならと泣く泣く従う人が多い中、ある意味、音楼の考え方は現代的で、この時代にあっては異端なんでしょうけどね。
皇帝は栄王を殺す羽目になったことまで、音楼のせいにしだしたよ。え、あれ、事故じゃなかったの?この言い方だと、どっちにも取れちゃうじゃない。
慕容高鞏(ぼようこうきょう)、全てはあなた自身が選んだ結果よ、それなのに私を地獄に落とすの?はっきり言う、ふざけるな。
あはははは、気持ちいいなっ。
その上、ぺしっと叩かれたら、間髪入れずに叩き返すっていうね(笑)
舌戦は完全に音楼の勝ち。
苦労して皇后に立てた女を鳳儀宮で殺せば、皇帝の権威は失墜するから、殺せやしないしね。
音楼は、もうひとつの道もあったと言います。
素直で優しい寵妃になって皇子を産んだ後、肖鐸と結託して皇宮を支配し、あなたを毒殺する。肖鐸の力を借りて皇子を即位させ、皇太后となってこの国を牛耳る。この物語の私は従順だわ、どう?
うは。ソレをしてきた皇太后たちも多かったって話じゃない?(笑)
完膚なきまでに言い負かされた皇帝は、逃げ出す前に、肖鐸を五馬分屍の刑に処すと言い出したっ。
これ、頭と両手両足を5頭の馬に引っ張らせるってやつだよね。
婉婉には、宇文良序の両手足を切って甕に入れるなんてことも言ってたっけ。
どちらも所謂中国残酷刑と言えば、で、リストアップされるヤツ。
牢内の肖鐸は、3日後、午時、初刻と布の切れ端に血で書いたものを、壁の穴に入れてました。
こんな状況でも連絡経路を確保してる辺り、すごいな。
さて、これはマズイと思た音楼は、精神が壊れた演技を始めたね。
皇后の赤い衣装を見て、なぜ白じゃないの?昨日は白を着ていたわ、朝天女の殉葬は昨日でしょう?とか、天井を見上げて、ぶら下がった女子が脚をばたばた、白布がゆらゆら、とか。
怖がった宮女が侍医を呼びに消えると、そこまで私を追い込むのなら、みてなさい、捨て身になった者は天さえもひっくり返せると呟く音楼ですよ。
次に、歌を口ずさみながら、邵貴妃の着物を着て夜中に舞う。目にした宦官は、邵貴妃様、栄王殿下、今すぐ承元宮を清めますと叫んでるよ。
これも、皇帝が栄王への罪悪感を抱えてるのを知ったからだね。
端妃様に憑きものがと言われて、やって来た皇帝は、皇后の衣装を床に落とし、冠についた宝石を、ちぎっては投げちぎっては投げしている音楼を見ます。
ここでの台詞も、邵貴妃が憑りついたって演技ね。
はい、朝堂ではまた音楼追放の奏上。
可哀そうに、最初に見て騒いじゃった宦官、殺されちゃったのね。自死って名目で。
皇帝は音楼の計略だと思ってるけど、音楼は完全に無視して、同じ歌を口ずさむだけです。
肖鐸の耳にも、音楼が憑りつかれた噂が入るけど、皇帝に連れて行かれた時、音楼は待っていてと言い残してたみたい。で、肖鐸は脱獄成功。
穴だけじゃなく、獄舎に抜け道まで作ってあったらしいよ。助けに来た曹春央が、地下道を掘らせたら天下一ですねって、ここで冗談言う余裕があるっ(大笑)
肖鐸、曹春央、舎統領は、夢廬(むろ)に来てました。序盤、音楼が入れられた夢解語(むかいご)のところ。
そこには、昭定衛一同、東雲、宇文良序、夢解語に、ワンコ八太監まで揃ってた。
宇文良序は肖鐸を助けて、幽閉されてる婉婉も助けて貰おうとしてたのね。
一旦は出て行ってと言った夢解語だけど、宇文良序に甘えられて仕方なく滞在を許してくれます。
見つからない肖鐸に腹を立てる皇帝は、補薬の飲みすぎで鼻血を出し、うとうともしてないのに栄王の幻を見てたりする。
でも皇后冊封の大典の日に、肖鐸を罠にかけると言ってますわ。
大典当日、やはりお考え直しをと言った孫太監は、閉じ込められてしまったよ。
肖鐸も等活を磨き、音楼に貰った魚大仙のお守りをして出て行こうと扉を開けると、ひとりで行こうとするなんて水臭いですよと、曹春央、舎統領、昭定衛がもうそこに揃ってた。
曹春央、舎統領に、皆を連れて国を出ろと命じるけど、曹春央は、ヤですよ、もう長官じゃないもん、命令は聞きません、絶対に一緒に行きますって。
全員が、肖鐸が命懸けなら、自分達も死を厭いませんと。いい関係を築き上げて来てたのよねえ、こちらは。かっこいいぞ、みんな。
東雲は多少焦ってるし、宇文良序は、俺は厭うぞって言ってるけど(笑)
でも、罠張られてんのよね。予測はしてるでしょうが。
皇帝の行列の前に、馬に乗り等活を持った黒装束が現れます。
于尊は肖鐸かと思い、隠れてた禁軍の弓隊が一斉に構えると、黒装束は逃げて行きました。追いかける于尊だけど。うーん、これ、曹春央の囮じゃないかい?舎統領は現場部隊だと思うから。
案の定、黒装束は曹春央でした。急いで戻る于尊。
肖鐸は既に、皇帝の輿を守る禁軍の中に紛れ込んでましたよ。
戦闘が始まり、肖鐸が音楼の馬車に飛び込むと、そこにいたのは音閣。音楼は皇帝の馬車にいると。
妙に余裕でいた皇帝が、座面の下の箱に手を延ばすと、箱から後ろの馬車に向けて矢が飛び出します。肖鐸は避けたけど、音閣には命中してしまったなー。
戦闘の中には、宇文良序もいるね。意外と強いのね。
肖鐸の肩口にも矢が刺さってしまったわ。すぐに起き上がったけど。
音楼は眠らされて、皇帝の馬車に乗せられてました。
皇帝は音楼を盾にして馬車の中に立ちます。死んだとしても音楼は皇后だと。
音楼もなんとか目を覚ますけれど、戻って来た于尊たちに、昭定衛たちも制圧されちゃう。
皇帝はその場で、肖鐸を五馬分屍にすると言う。
これ街中だよねえ、民衆も遠巻きにしてるっていうのに。
縄をつけられても、人を物や雑草のようにしか思っていない、この世の最高権力と闘ってみせると叫ぶ肖鐸。
音楼は暴れ、そこにいる于尊でさえも、ちょっと辛そうな顔になってるねえ。
泣きながら皇帝を突き飛ばして馬車から降りた音楼は、禁軍に止められてしまうんだけど、その場で笑い出して冠を脱ぎ、あの詩を口ずさみます。
これ、ぎりっぎりの芝居だよねえ。一歩間違えば、肖鐸は引き裂かれてしまう。もう引っ張られてるし。
冠を捨て、狂ったように笑いながら大声で詩を叫ぶ音楼を見て、さすがの皇帝も様子がおかしいと思った顔。
その時、慕容高鞏は悪逆非道だ、栄王を殺し、帝位を奪ったって声が、民衆の中から聞こえます。
舎統領も叫び、昭定衛も、民衆も、声はますます大きくなってく。
横暴で愚かな暗君め、と。
まあねえ、野次馬根性はあったとしても、目の前でコレ見せられるのも考えちゃうよね。こんなことを街中でやる皇帝って、どうなんだと思われても当然だわ。
焦った皇帝は、皆殺しにしてしまえと于尊に命じます。
民衆は逃げ出し、そんなドサクサで舎統領も昭定衛も、拘束を振り払って戦いだし。
そこに、やっと戻って来た曹春央が剣を投げ、肖鐸の縄を切りました。
だけど音楼は、ずーっと笑ったまんま。
禁軍は民衆たちを追いかけてったからね、だいぶ数も少なくなってる。そんな中、曹春央から等活を渡された肖鐸が、一歩一歩皇帝に近付きます。
ふふっ。バカ朕、大慌て。
それでも音楼は、目の前の肖鐸に視線も合わせず、ただ笑ってました。
さすがに今連れ去るのは無理だと判断した曹春央や舎統領に、肖鐸が引っ張られて逃げ去った後でも。
肖鐸は濯纓(たくえい)なぜだって叫んでるけど、これはさあ、自分を置いてでも、肖鐸に生きていて欲しかったからでしょうねえ。
音楼は皇太后の命で、浮図塔に幽閉されることに。
巡り巡ってまたココか。
肖鐸達はまず、慕容高鞏が栄王を殺したことを民衆に広める策に。
ここで背中を槍で突かれていた曹春央が倒れてしまうんだけど、本人死ぬ気だったのに、そこまでの怪我ではなかった模様。ま、良かった良かった。舎統領なんて背中向けて男泣きしてたのにー(笑)
街の流言は止まらず、激高する皇帝に、臣下達は栄王の死の真相究明を求めます。
そんなこと出来るはずもない皇帝は、于尊の剣を抜いて、高官を一人殺してしまったよ、うへえ。
飛び込んで来た皇太后が、廃帝の勅書を下すと言うけど、こちらも幽閉。
その上、皇帝は朝議を禁じると宣言しちまいました。
完全な裸の王様状態となりましたな。
肖鐸が絶対に殺しに来るからと、于尊に命じて自分のいる上穹宮を守らせつつ、まーだ補薬を取ろうとする皇帝。
さすがの孫太監も、民を虐殺し、朝臣を殺め、皇太后を幽閉するなど、歴史書に悪名を残すと言うけど、皇帝は、何を言う、孫泰清が朕に教えたことだ、目の前に跪く全ての者を臣服させ、畏れさせよと、全ては天意だと、歯向かう者は死ぬべきだとと、言う訳だ。
ま、全部この人のせいかと言うと、まあアレだけど、だいぶ責任は重いと思うよ。
それでも、過ちを重ねてはいけませんと言った孫太監は、逆らう者は死なねばと、刺し殺されてしまいましたわ。最期に私めの間違いでしたと呟いたけども。そうね。アナタ、最初から間違えてたからね。
でもこれでとうとう、一番の側近も自らの手で殺してしまったバカ朕ですな。
全ての事情を宮女から聞いた婉婉は、宮女と着物を取り替え、音楼を心配して浮図塔へ。
皇帝が食事を持って来てたけど、音楼はうつろな目でただ、あの詩を呟くだけ。それを婉婉も覗いてました。
これでようやく婉婉も兄貴を見限ったらしいわ。
宇文良序に、音楼を救い出すために力になりたいと手紙を渡し、それを宇文良序が肖鐸に見せます。
婉婉は于尊に入れ知恵をして、音楼の錯乱が本当かどうか婉婉に確かめさせてはと進言させ、皇帝と共に音楼の元へ。従順なフリの妹にころっと騙されてる皇帝サマよ。
あ、そっか、于尊が恩を感じている静妃は、婉婉の母親でもあるよね。んもー、アナタ、皇帝じゃなくて内心はもう婉婉につきなさいよぅ。
扉の外で皇帝が立ち聞きしてる中、婉婉は音楼の元へ。
肖鐸は逃亡したテイを装っているので、婉婉がそれを告げても、音楼は反応なし。
だけど婉婉は、覚えてる?あなたが私にくれたお母さんの形見よと言って、魚大仙のお守りを見せます。
音楼は、ああ、魚大仙さまと呟くけど、これで、肖鐸と婉婉が繋がってるのが分かったよね。
それでも、目を覚ましてと縋り付いた婉婉を突き飛ばして、例の詩を呟く音楼。
外で聞いてた皇帝は、あり得ぬ、私が追い込んだのか、ばかなと言いながら逃げてった。阿呆。
夜、お守りの中に肖鐸からの手紙が入っているのに気付いた音楼。
明かりを全て消し、隅っこに丸くなってた音楼を見て、食事を運んできた宮女は、明かりをつけて行きます。
ひとりになったところで、急いで明かりを消し、溶けた油を集めた音楼は、衣装を引きちぎって、遠くから見えるよう、窓の柵に結び付けました。
それを高台から見ていた肖鐸は、夜空にたくさんのホタルの入った光る凧を上げます。
それに石弓を当てて、ぱあっとホタルが散る様を音楼に見せてるのね。ロマンチストだな。
周囲では、一生懸命ホタル獲ってる昭定衛の方々(笑)と、凧あげ操作してる宇文良序や舎統領。
見てる音楼は、会い変わらず変な趣味ね、でも好きよと微笑んでる。
大典の際、大勢が負傷し、民の不満が噴出。洪州では蝗害での支援が遅れる中、連日暴動が発生。海賊が蔓延り、兵部が戸部に軍需を求めると戸部が8割方使い込んでいたと、兵部は戸部を弾劾。
国中は大変な騒ぎ。
それを于尊が報告するんだけど、急を要する話ばかりなのに、なぜ今頃報告すると皇帝。
朝議を禁じたことで、病と称したり、老齢で帰郷したりする大臣や役人が大量に出たんだとか。みーんな皇帝を国を見限ったってことよ。
皇帝は、つまり肖鐸がいなければ朕は何もできぬと?とか言うてます。
それだけじゃないけどな、でも当たらずとも遠からず。于尊だって、肖鐸の判断を頼りにしたことあったもん。
更に、鹿鳴蒹霞で皇帝の治療をして口封じされた李侍医の寡婦が、皇帝はケガで不能になったと流言を広めてたんですと。舎統領に頼まれたのかもしれないけど、広めたくもなるわな、そりゃ。
皇帝は母親の静妃の宮に閉じこもって、女性を侍らせ、寒食散っていう薬を飲んでたらしい。
婉婉が朝廷の話を聞いて、信頼できる老臣達を尋ねて対策を相談してきたと言ってるのに、自暴自棄になっている皇帝は聞こうともしない。国中が自分を笑っていると。うん、それは、そうだね(^m^)
婉婉は、上元節に宮中で灯籠祭りを開くことを提案しました。
ふむ、これ、計略だな?
それも皇帝は好きにしろと。良かったじゃない、堂々と策を弄することができる。
宮中に、ねぶたみたいなでっかい灯籠が運ばれてきます。台車の部分、箱になってるから、中に人入ってるなあ。
運んで来たのは夢解語。姐さん、ちょいちょいアシストしてくれてんのね。
中を調べると言う于尊に、いいですよと言いつつ、ものすんごくお金がかかっていて精巧な物だから、少し触ると壊れると(笑)中の馬車も上の飾りを外さないと開けられない、でも合徳姫がお待ちなの♪
これで于尊は、夢解語の灯籠を中に入れてくれました。ふふっ。
こうやって見てると、于尊、悪い人じゃないんだよなー。
ただ別のドラマでも思ったけど、恩があるから恩があるからとそれだけで盲目になって、本質を見極められない人って、中国ドラマにはよく出て来るよね。于尊なんて恩があるのは静妃で、決して息子の慕容高鞏ではないのに。
婉婉の宮女が箱をノックして合図すると、中から肖鐸たちが出てきます。宦官の恰好だよね、これ。
さて、作戦開始。
皇帝は外の騒がしさに、思わず孫太監を呼び、自分が殺したことを思い出す。
美しい灯籠の灯りを見て、以前、音楼にお手製の灯籠を見せたことを思い出す皇帝。
でもま、あの時も、肖鐸に貰ったのを粗雑な作りだとけなしたクズだったけどな。お陰で音楼に嫌味言われてたのにな。
どうしてこうなっちゃったんだろうなあ顔で涙する皇帝だけど、そうね、自分のせいよ?
だけど、灯籠を見て皇帝は、浮図塔に行きたいと言い出しちゃった。ヤバイ。
肖鐸が塔に着いた時、皇帝も訪れちゃったわよ。
音楼はたくさんの油を桶に溜めて肖鐸を待っていたのに、扉の外から声をかけたのは皇帝だよ。
皇帝は一緒に灯籠を見に行こうと誘い、来てくれたら全て許そうとしたけど、もうどうでもいい、永遠に側に置くと言って、床に鍵を落として降りてっちゃった。
塔を永遠に封じろと于尊に命じる皇帝。餓死させろってことね。はーあ。
于尊は木と釘で扉を封鎖するけど、でもこんな木の扉、いくら鎖をかけて鍵かけて木を打ち込んでも、燃やしたら、きっと開くわよ?
肖鐸は皇帝が来なかったら、扉の外で音楼が火を点けるのを待つつもりだったんだろうけど。
仕方なく隠れている間に、音楼はいよいよ扉に油を掛け、そこに蝋燭を投げ込みます。
火の手が上がったのを見て、肖鐸は等活を手に走り出しました。
塔に火が見えたのをチラ見して、婉婉はぼーっと座っている皇帝を、灯籠を見ようと連れ出します。
これ、なんで連れ出したのか分かんないのよ。コイツを外に出したら、塔から逃げ出して外に出るために、宮中を通ってく肖鐸と音楼に鉢合わせするかもしれないのにと思うじゃん。むしろ部屋の中に足止めしとけって思うじゃん?早々に火事に気付かれないようにだったのかなあ。分からないけど。
最上階に登って来た肖鐸は、燃える扉に体当たりして壊し、部屋の中にも火を放って、その中に等活を投げ入れちゃった。
そういえば最初の頃、等活を持った人たちは代々ロクな死に方をしてないみたいなこと言ってたっけ。
もう昭定司長官はいない、必要ないって言う肖鐸に、お宝なのに勿体ないって音楼が正直(笑)
手に手を取って逃げ出す2人だけど、灯籠祭りの会場内で、于尊に見つかってしまうのよ。さっと隠れたけど、チラ見した于尊はそれが肖鐸だと完全に分かったはず。でも、間違いなく見逃してくれたわ。
禁軍の将軍てのは得難い地位だけどさあ、やっぱり于尊くん、仕える相手は見極めないとなー。
2人は仮面を被って中を歩いていくんだけど、ほーらやっぱりだよ、婉婉と皇帝が向こうから。
なんでバカ朕連れ出したのよ、この人は…(呆)
すれ違いざま、見覚えがある、仮面を取れと言われてしまう2人。
皇帝の手が仮面に近付き、周囲にいた舎統領たちが暗器に手をかけた時、于尊が飛んで来て、浮図塔が燃えていると、急いで皇帝の手を引いてった。
これはどっちかね。偶然だったかな。
婉婉は2人に、うんと頷いてたけど、あーたが連れ出さねば、こんなピンチは起きなかったよ?このシーンのためだけにマヌケな行動させられたんかー。
中国ドラマで良く見る、両脇に高い塀の通路を、手を繋いで嬉しそうに走っていく2人。
本当に逃げ切れるのか、試してみなければ分からない、そんな心の会話があって。
でも、あの暗愚な男は、じき薬の影響でいなくなるでしょうから。
どこぞから引っ張って来られるのだろう後継が、まともだといいね。
ぼんやりと塔を見上げる皇帝。
于尊が端妃様の屍が見つかりましたって報告してるんだけど、別の死体なんて用意してなかったわよね。これも于尊が上手く立ち回ってくれたってことかな。見逃してくれたくらいだし。
それを聞いた皇帝は、杖を落としたまま、塔に背を向けてひょこひょこと歩き、途中で倒れてしまいました。きっともう長くないでしょうなあ。
この終わり方なんですよね。
婉婉が今後、めっさ大変なんだろうなあと思う終わり方(笑)
音楼は死んだことになったし、逃げたことにした肖鐸を追うほどの熱意ももう皇帝にはないだろうし、2人はしばらく慎重に過ごせば、心配ないと思うのよ。2人の頭脳と昭定司のみんながいれば、どんな仕事だってやってけそうだし。
だから婉婉と宇文良序なんだよね。
一番いいのは、婉婉が女帝になって宇文良序が王配になることなんだけど、でも、女帝は無理な世界観っぽいし、宇文良序の王配もどう見ても反対されるだろうしねえ。
という、もやもやが残っちゃった訳です。
これだけ協力してくれた2人も、幸せな未来が見える形にしたったれよーって意味で。
危機管理危機管理と、ちょいちょい文句言っちゃっいましたが(笑)
とはいえ、楽しく視聴致しましたー。
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作品情報
- 制作 2022年発表 36話 爱奇艺
- 原題 「浮图缘」
- 原作 「浮图塔」尤四姐
- 監督 吴强
- 脚本 李晶凌、肖鸥凌、张煦
人物相関図






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