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紳士探偵L 19~21話 山頂の迷宮 ネタバレありのあらすじと感想

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紳士探偵L
画像出典 百度百科

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羅非とベンジャミンが葉巻を吸うシーンから。
めっちゃ余談ですけど、羅非、白宇さんの唇ってすごく特徴的じゃないですか?特に閉じている時、やたらと目が行きます。なんだろ、形?

大富豪、チャーリー王(ワン)の屋敷でのパーティの招待状を、大家さん、汪蘇蘇(ワンスースー)さんが持ってきます。ん?またチャーリーなの?ダイヤモンドの時はチャーリー金(ジン)でしたけど、今度はチャーリー王か。

蘇蘇さんのセリフで「ベンちゃんもいた」って字幕があって、小本(シャオベン)って呼んでたのが可愛い。ベンジャミンは字幕でもカタカナだったので、そう書いてきましたけど、漢字だと「本杰明」ベン・ジャミンみたいです。

更に余談なんですけど、中国の名前って羅非みたいに姓一文字、名一文字って人も多くて、フルネーム全部を呼ぶじゃないですか。3文字のベンジャミンですらそうだけども。日本人でフルネームで呼び合うって余りないから、全般長めの日本人名でそういうシーンを考えるとなんかソコハカトナイ面白さが。民族間の常識の違いって楽しいですねえ。

有名な探検家で、宝の在りかが描かれた絵を持っているという噂のあるチャーリー王、羅非は興味を惹かれ、蘇蘇さんのエスコートを引き受けました。ベンジャミンも一緒に。両手にイケメンでウキウキする蘇蘇さんが素敵♪でもきっと小曼も一緒ね。と思ったら小曼、サボイ刑事部長の奥さんの代わりに来てましたよ。

そしてこんな時にも小曼に宿題(推理)の話を振る羅非、鬼コーチ。

そうこうするうちに山頂の屋敷に向かう専用ロープウェイが到着します。ゴンドラって字幕にはありましたが。一台目は満員で、羅非と小曼だけ一台見送ることに。狭いゴンドラの中で正装した2人ね、小曼は外の景色を見ていましたが、羅非は小曼を見ていたよ、うふ。

噂の絵の謂れを羅非はよく知っていたようです。賭博容疑でチャーリー王の弟、王大山(ワンダーシャン)を調べた際に知った模様。更に絵を狙っている欲深な美術商、陳双(チェンシュアン)も参加していることを確認しています。てか、自分の賭博容疑の取り調べの時に、兄の持つそんな大切な絵の話をペラペラ喋っちゃう弟ってことなんですね、その人は。
そんな話の途中で蘇蘇さんが、将来有望な美男子を紹介すると言って小曼を連れていくのですが、この回にきて随分と羅非の小曼への微妙な感情と表情がよく出てきますねえ。日常から離れた場所だからかな、今までになく頻出してます。可愛らしいモンですが。

さて案の定、登場シーンからロクでもなさをプンプンさせていたチャーリー王の弟、王大山(ワンダーシャン)ですが、蘇蘇さんとは旧知の仲の模様、その流れで無理矢理小曼をダンスに誘おうとしたのを、羅非がパシッとな。んふふ。
チャーリー王の助手の林在重(リンザイチョン)も、王大山にはかなり困っている様子。兄に寄生しつつ分かり易く財産を狙っている王大山は、若いにも関わらずチャーリー王の片腕として住み込んで働く林在重を見下し、邪魔者扱いしています。

天候はどんどん悪くなっているようです。山頂のお屋敷に出席者が閉じ込められて事件が起きるっていう、ミステリー王道のパターンになりそうですね。

チャーリー王は、正式に探検家を引退すると発表しました。引退後は芸術財団を設立し、若い芸術家を支援していく予定で、財団の責任者として国立美術学院卒である助手の林在重(リンザイチョン)を指名します。株と不動産、預金はチャーリー王の死後、王大山が引き継ぐことになるようですが、素行の悪い彼が行いを改め法を犯さぬこと、の条件付き。それが破られれば全ては財団行きで、手続きのための劉(リウ)弁護士も同席していました。
美術商の陳双(チェンシュアン)が噂の名画について尋ねますが、そんなものは噂だとチャーリー王が笑い飛ばした時、王大山が林在重に掴みかかるというね…よくもこんないい歳したロクデナシを長年黙って飼ってたもんだわ。

紳士探偵L
画像出典 Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited

羅非と小曼のダンス、二度目。ちょいとダンスのジャンルが違うとはいえ、2話の時とは随分と雰囲気が変わりましたねえ。しみじみ。でもすぐにキョロキョロしだす羅非ね。
羅非と挨拶したチャーリー王は、サボイ刑事部長から探偵と聞かされ、瞬間表情が固まります。ふむ。

冒頭のシーンといい、王大山といいチャーリー王といい、葉巻を吸うところが度々出てきます。こういうところ注目じゃないですかね、多分ね、知らんけど。

そしてまた、弟、王大山が騒ぎを起こします。名士を集めたと言われるパーティ会場で、衆目を集める中で、品性の欠片も感じられないことをよく続けられるものです。争う兄弟が退席していくのを追おうとする小曼、蘇蘇さんに止められてましたが、いやあなた、それは出しゃばりよ。

外の嵐が激しくなり、コンドラが点検のために停止、参加者たちは別館に宿泊することになります。
その晩のこと、何(ホー)執事は部屋の前で言い争う王兄弟の声を聞き、ドアをノックするのを止めて立ち去ります。
ベンジャミンは同室のサボイ刑事部長のイビキで眠れず、羅非の部屋に避難。背の高い体を小さく折り畳んで、廊下にしゃがみ込むベンジャミンが可愛い。
蘇蘇さんと小曼は女子トーク中。羅非はあなたに気があるわ♪って煽っとりますな。

翌朝、チャーリー王が自室で遺体で発見されてしまいます。
外傷はなく、死亡時刻は夜10~12時、第一発見者は助手の林在重(リンザイチョン)。ベンジャミンの見立てでは心筋梗塞のようですが、羅非は殺人の可能性を考え、屋敷内の全員の足止めを決めます。
病死なのか、殺人か、殺人なら動機は財産か名画か。
探る羅非と小曼は、探られた形跡のある抽斗から「徐霞客遊記」という本と、アルバムの写真の後ろに隠すように挟まれていた女性の写真を見つけました。

検死の結果、くるぶしに注射痕が見つかり、そこから空気を注射されての窒息死であることが判明しました。他殺です。
アリバイがなかった劉(リウ)弁護士は、部屋で浮気をしていただけでした。そりゃ言いにくいやな。
他に住み込みの人物達、特に羅非が少々引っかかっている林在重(リンザイチョン)にも事情聴取をすると、2ヶ月前、突然屋敷に住み込むよう言われた彼は、チャーリー王と毎晩打ち合わせという名の勉強会をしていたと言います。ですが昨晩は、王が画商との打ち合わせのため勉強会は中止でした。
どうやら王は、重要な役目を与える林在重を育てるつもりだったようで、大役に自信のない彼を、責任者としての自覚がないと叱咤激励していた模様です。
噂の名画については「我が身が山中にあるからだ」と謎の言葉を残していました。

事件の謎を解く鍵は名画にあると考えた羅非と小曼の動向を、美術商の陳双(チェンシュアン)が密かに探る中、羅非達は屋敷の見取り図を手に入れ、隠し部屋の存在を確信。ゴンドラが直っても誰も乗せないよう指示をして、捜索に入ります。

屋上のテラスの床に隠し部屋の入口を発見した羅非と小曼、部屋には金庫がありました。「徐霞客遊記」と王の日記から2人が金庫の暗証番号を推理しているところに足音が。
やって来たのは、美術商の陳双(チェンシュアン)でした。前夜、絵を売ってくれと頼み断られた陳双は、今朝、林在重が部屋を飛び出して行ったところを見て部屋に入り、王が首から下げていた鍵を盗んでいました。でも鍵は金庫のものではありません。
金庫が開き、中から絵も出てきたのですが、特に名画というほどのものではありませんでした。

新たに鍵と絵の謎が増えてしまった…

蘇蘇さんの愚痴から、時計のカラクリに気付いた羅非は、屋敷の時計をあちこち調べ回ると、王の部屋の前の時計に最近人が触れた跡が。劉(リウ)弁護士と何(ホー)執事が部屋に訪れた時間は逆だったかもしれず、犯人は弟の王大山(ワンダーシャン)である可能性が高くなりました。
王大山の部屋は荒れており、ごみ箱には注射器が捨てられています。王大山が尋常ではない様子で屋上に向かったと何執事から伝えられ、急いで屋上に向かうと、既に王大山は死んでおり、傍らには遺書が落ちていました。

遺書の筆跡は何(ホー)執事が王大山のものと言いましたが、インクは乾いており、部屋に零されたインク壺が偽装だとすると、他殺の可能性が。検死の結果、死因は毒によるものでしたが、腹部に大動脈瘤があり王大山はそう長い命ではなかった模様です。
兄弟が亡くなり、財産は全て財団に。にわかに林在重(リンザイチョン)が疑わしくなってきました。ゴンドラが直り、葉刑事達もやってきたと聞き、慌てて飛び出す羅非。林在重はゴンドラで山を下りてしまった後でした。

林在重を追って刑事部長は屋敷を離れ、客達も下山した屋敷に、通院のため屋敷を離れていた使用人の王老人が戻ってきていました。長年仕えていた王老人に写真を見せると、写っていた女性は、チャーリー王の婚約者だった林媛(リンユエン)であることが分かります。気立てがよく優しく品のある女性で、屋敷でよく絵を描いていたらしいのですが、チャーリーが探検で留守中、弟の王大山と関係を持ったとして追い出されたのでした。
あの王大山に、そんな林媛が惹かれるだろうかなんて誰でも疑問に思いますがね…王大山の謀だろうってすぐ気づきますけどね。チャーリー王も若かったってコトでしょうか。

林媛(リンユエン)が追い出されたのは20年ほど前、林在重(リンザイチョン)もそれくらいの年齢。彼はチャーリー王の実の息子だったのでは?
王大山の部屋に残った葉巻の吸い殻を観察していた羅非、チャーリー王と王大山がすり替わっていたことに気付きます。王大山とされていたチャーリー王の遺体には、大動脈瘤がありました。余命宣告をされていたチャーリー王は、遺言書など通用する相手ではない王大山に財産を奪われないよう、林媛と林在重に残すために、事件を企てたのです。

いや~、ボンクラでした。チャーリー王と王大山の役者さん二役だったなんて全然気付かなかった。エンドロール最初から見てたら19話からちゃんと書いてあったのにっ。いつも飛ばすから…

林在重の家が見つかり、母親と共に外出したという情報がサボイ刑事部長が入り、屋敷に来ることを確信して羅非達は遺体の安置所に向かいます。先に亡くなった遺体の側にいた2人。その遺体は王大山なんですけどもね。羅非は、検視後、本物のチャーリー王の遺体は戻ってくると伝えました。
林在重が指示を無視して下山したのは、羅非に自分の母親の写真を見せられ驚いて、どうしても母親に確認がしたかったからだったんですね。

チャーリーは大山を10時半頃に殺害し、時計を1時間進めて部屋の中でヒトリ大声で罵倒します。何(ホー)執事が聞いたのはそれでした。
次に時計を元に戻し、大山と服を交換してお酒をあおり、11時に部屋を出て大山として劉(リウ)弁護士と共に部屋から離れたのでした。

この計画にはもうひとつポイントがあったようです。チャーリー王が自身の対面も保つために、犯罪者としてではなく被害者として死ぬこと。そして実際には自殺。なるほどね。
死を覚悟し遺書を用意し、部屋を荒らしインクを零し、でも最後の一服で羅非にバレちゃうとは。
チャーリー王の葉巻への火の付け方は独特でした。マッチを2本同時にすり、葉巻をあぶってから火をつけるのです。最初に羅非、それをよく見てるんですよねえ。大山はそういうつけ方はしなかったのよ。

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チャーリーは林在重を事件から遠ざけるため、いつもの打ち合わせを中止したにも関わらず、たまたま第一発見者になってしまい容疑者となってしまったことに焦りました。そしてあの鍵のことまで気が回らなくなってしまったようです。鍵はチャーリーが林媛に求婚した時の愛の証でした。
追い出された時、林媛は既に林在重を身ごもっておりチャーリーの帰宅を待って告げようとしていましたが、先に誤解されてしまったために伝えることも出来なかったと言います。そして林媛は、チャーリー王の子を産んだことをひたすら隠し通してきました。チャーリーは最近になって一連の真実を知り、深い後悔と共に、王大山を殺害する決意を固めたのでした。

ったく、ちゃんと聞けよ、人の話を!とドラマ見てると思うこと多いですよね。
コレがないとドラマにはならないんだけどさ。

最後に残ったのはあの絵ですね。
大金を使って無名の画家の絵を買ったため、宝の在りかの絵だと噂されてしまったのですが、チャーリーが買ったのは、林媛との思い出の場所が描かれた絵だったのでした。チャーリーは大山の所業に気付く前から、林媛を追い出したことを後悔していたのです。大切な思い出を誰にも汚されたくなくて、人にも見せずに隠し部屋の金庫に大切に保管していたのでした。

男は罪を認めるのが難しい、余命いくばくもないなら、会わないほうが林媛のためだと思った。
羅非の推測でしたが。それはそうなのかもしれないけど。生きているうちに一目会いたかったと、言葉を交わしたかったと、私が林媛なら思っちゃう…

さて、最近獄中のキャプテンへの面会が増えていること、晋(ジン)商会から消えた大金が、キャプテンの組織に流れていることが判明しました。結局、霍文斯(フオウェンスー)に監視を依頼することになります。霍文斯の元にはキャプテンの後継者、金不敗(ジンブーバイ)という名前があがってきますが、それを報告することなく、霍文斯は暴行を受け大怪我を負ってしまいます。霍文斯は「キャプテンと金に気をつけろ」と書かれたメモを握りしめていました。

ここでいきなり出てくる金不敗(ジンブーバイ)
この人、めっちゃ大物感出してくるんですよねえ。突然出てきてさあ←

ストーリーには全然関係ないお話なんですが、金不敗(ジンブーバイ)を演じておられるのは、温パパなんですよっ。「陳情令」をご覧になった方ならお馴染みの、温若寒(ウェンルオハン)役、修慶(シウチン)さんなんですねえ。こう、仰々しい悪役が多い方なんでしょうか。似合うけど。

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