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「大理寺日誌~謎解く少卿には秘密がある~」を見ています【7】

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大理寺日誌
画像出典 BEIJING IQIYI SCIENCE & TECHNOLOGY CO., LTD.

やっと8月分の見放題開放来ましたね。36話までか。
予定通り、全話開放になるのは9月のようです。

今回の事件は、ガンバレ阿里巴巴(アリババ)の回(^m^)
陳拾(ちんしゅう)が大理寺に残り、登用試験に挑戦することを決めて、明鏡堂の陳拾指導も再開。李餅(りへい)には一応、限度をわきまえろとは言われつつ。
王七、陳拾に化粧してるけども。なんか、いそうだなあ、こういう下働きの子とかー(笑)

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目次

所感 ネタバレです

お休みの日、上官檎(じょうかんきん)は実家に呼ばれて、装いは女の子バージョン。
父親の兵部尚書、上官璉(じょうかんれん)は、娘が大理寺で働くことに反対。
次期大理寺卿は李餅だろうし、邱慶之(きゅうけいし)に事あるごとに噛みついてるのも、世渡り的には危険。このまま大理寺に置くのではなく、兵部の閑職に異動させようとしてます。
母親は、それでも少卿になるまで頑張ってきたんだからーとは言いつつ、結婚すれば仕事のことなんか忘れるわよぅ、みたいな。
自分の努力を認めてくれない両親を見て、上官檎はさっさと帰ってしまいます。
ええとこのお嬢さんアルアルなんでしょうが、でもこんな環境だからこそ、孤軍奮闘、肩肘張ってたんだわなあ。

李餅は胡姫の元へ。
燃え残った箱は、中身が灰になってますな。
箱の中身を渡すって約束は失敗したけど、協力関係は継続できると李餅。
箱に興味のある者から胡姫は目を付けられた。邪魔する者は自分が捕える。秘密を教えてくれれば、自分が代わりに動けるけど、どうよ?と。

胡姫の探し物は、杜子虚(としきょ)に関係があるらしい。
3年前に死にかけた礼部尚書の呂清(りょせい)は、杜子虚という人物に神薬で治して貰った。西域の人だったらしい杜子虚は、呂清を治療した後、雲隠れしてしまう。
だけど呂清の症状は、病ではなく老衰だった。それをどうやって治したのか。
燃えてしまった箱には、その補助薬が入っていた模様。
…なんだそれ。老衰さえも治るって。

大理寺の門前では、戻ってきた李餅と実家から逃げ帰った上官檎と、刑部侍郎の馮簡(ふうかん)が鉢合わせ。馮簡、また事件を持って来たよ。
休憩室でうだうだやってた明鏡堂も、急いで飛び出します。
やたらと片思い阿里巴巴の、上官檎に近付きたーい♪が強調されてましたな。上官檎は既に私服から官服に着替えちゃってて、残念だったねえ。一目見せてやりたかったわ(^m^)

死体で見つかったのは、大学を司る国子祭酒、秦紓(しんしょ)の弟、秦紈(しんかん)。
発見者は、夜明けに猫の鳴き声で目覚めた近所の人。外には血を踏んだ猫の足跡があり、それを辿って発見。秦家の別邸らしい屋敷の庭は多少荒れてるけど、庭には花も咲いてたりする。

室内には、薬の瓶や鉱石や粉やらがたくさん。調剤してたっぽいね。
そして毎度神出鬼没の大理寺の検視官、白さんがもう来てた。この人、どこから聞きつけて来るのか、いっつも早いよね。
遺体には首を絞められた痕があり、致命傷は胸の刀傷。死後1日以内ですと。

崔倍がそこに散っていた赤い薬が、五石散だと気付きます。
気分が悪くなって外に出た上官檎と、付いてった阿里巴巴が庭を調べると、庭には屋根の瓦が落ちていて、屋敷の外には侵入者の痕跡。

秦紈は、近所との付き合いもなく国子祭酒の弟であることも誰も知らなかった。密かに隠遁してたってことね。
でも、家風を汚したと太学をやめさせられ勘当されてたことを、太学にいた崔倍が知ってました。五石散の服用のせいで、奇行が増えたことが勘当の原因だとか。

五石散ってのは、硫黄、雄黄、朱砂などの猛毒も含まれる、いわゆる仙薬を作ろうとして出来なかった名残の麻薬みたいなもの。一時気持ちが奮い立ち、万能感に満たされるものの、その後の反動はってやつね。五石散で仙人になれるとか言われて流行したけど、後遺症に苦しむ人も出ているとか。
ま、アレですな、昔の皇帝が不老長寿を目論んで辰砂を服用して水銀中毒で死んだとか、その手の。

五石散を服用すると暑さで意識が朦朧とするらしく、薬効を散じるために冷たい食べ物や冷たい酒を摂取したくなるらしい。足跡の残っていた箱の下も濡れているので、箱には氷が入っていた可能性が高い。
李餅と陳拾は秦家に向かい、他のみんなは氷店へ。

だけど李餅、上官檎が休日を早々に切り上げて仕事に戻ってることを、ほぼ正確に推理できてるのがすごいよね。上官璉が娘の大理寺勤務を嫌がってることも、今までどれだけ努力して今の地位についたかっていう上官檎の矜持も、きっちり理解してるわ。

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阿里巴巴と上官檎を2人にしてやろうと、王七達は別行動で太学の調査へ。
そこに立派な黒ワンコが来て、逃げ出した孫豹だけを追い、王七と崔倍が追い付いた時には、ワンコは孫豹の傍らにいい子で座ってんのよ。それを見た王七の、相棒か?ってのは、可笑しかった(^m^)
そんなのまで、崔倍のせいにされてるのはカワイソだけどさー。

阿里巴巴と上官檎は、安くなった残品の氷を、傘職人の杜成という男が買ったことを聞き出します。しかも杜成は五石散を服用してるんだって。

李餅たちが訪ねた国子祭酒、秦紓は、めっちゃくちゃ偉そうでヤな奴でした。
自分の弟が死んだのに、勘当したあの者は秦一族ではない、無関係だと言う。
帰り際、使用人の呉だけは、秦紈の事を心配していると見た李餅は、話を聞くことに。

秦紈は昔から気弱で勉学を嫌い、音律だけを好む子だった。兄は弟に期待して厳しく指導したが、それは弟を委縮させただけ。吃音まで出るようになって更に人前に出られなくなった弟を、兄が放任するようになった頃、なぜか突然奮起した弟。喜んだ兄は、弟を太学に戻すため鴻臚卿(こうろけい)に推薦を頼もうと、2人で訪問。そこで弟は、五石散のせいで醜態を演じてしまった。突然の発奮も、五石散の作用だった。
秦紓は激怒して秦紈を勘当。勘当された後、寂れた場所の荒れた別邸で、五石散の服用も続けていた秦紈は、狂暴になっていたらしい。
五石散さえ断てていればと、悔しそうな呉さん。この人にとっては、出来のいい兄に委縮している、可哀そうで気の弱い音楽好きのぼったんだったんだね。

太学に聞き込みに行った、王七、孫豹、崔倍だけど、太学時代成績が良かったらしい崔倍は、学生達や先生に会うのを避けたい模様。外で待ってるって。

大理寺日誌
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ぽつねん。

2人が中で、秦紈の話を聞くんだけど、国子祭酒の弟で吃音くらいの記憶しかないとか、町で会った時に吃音が治っていて驚いたとか、結婚したらしいとか、その程度でした。
だけど、大理寺?崔倍の仲間か?って、学生達が逃げ出すほど、秦紈よりも崔倍の方が印象が強いみたいだよ。まあ、逃げるってのは要するにソウイウコトなんだけども。崔倍の不運はいつからなんだ?

太学の先生は、秦紈は頭脳明晰ではないけど、他はますまずの学生で、人付き合いが苦手なのは兄の秦紓の締め付けのせいだと言います。琴の腕前は上々だったと。太学でも五石散は禁忌の薬みたいね。
退学の理由は、自分の口からは言えない、鴻臚卿に聞くといいと。
で、先生もまた、崔倍を知ってるか?だって。崔倍は特別な学生だった、息災かどうか気になって、と。
学生たちと違って、先生はにこやか。単純に、頭はいいけど運の悪かった崔倍を心配してる感じ?
王七も孫豹も、なんだか嬉しそうになったねえ。そうよ、崔倍くんはいい子よっ。

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上官檎と阿里巴巴が傘職人の杜成を尋ねると、杜成は既に死んでました。
まだ犯人らき人物が室内にいたものの、取り逃がしちゃうんだよなー。阿里巴巴が上官檎を庇おうとして、無駄に倒れてる隙に。めっちゃ怒られる阿里巴巴(笑)

傘職人に外傷はなく、肩と腰に古傷があり、両手は不自由。口元には五石散。
検視官の白さんは、前回の遺体と一緒だと言います。秦紈の口元にも五石散ついてたんだ。
なので、こちらは中毒死だろうと。

杜成の靴が、秦紈の家の足跡と一致した上、なぜか部屋には秦紈の借用書と、赤い粉のついた布の入った紫檀の箱が置いてありました。多分、杜成が秦紈の家に忍び込み、秦紈を殺して箱を盗んだのではないかと。
じゃあ、杜成の家から逃げたのは誰か。

崔倍は、杜成が死ぬ間際に傘に描いた絵が傑作だったので、杜成のことを調べたらしい。
杜成は元画院の者で、数年前、高所から落ちて腰と背を負傷し、両手も不自由になって画院を去ってた。他の傘の柄はイマイチなのに、最後の絵だけは負傷前の絵を凌ぐほど。多分、五石散の過剰摂取ではないかと。
ただ、手の不自由な人物に、秦紈のあの傷はつけられない。

李餅が見せた秦紈の借用書と布。布は琴の弦を守るための手巾なんだって。
多分、琴を担保にして、秦紈はお金を借りたのではないかと。
上官檎は金貸しを調べに出て行くんだけど、胡四にはついて来るなって言う。
みんなにけしかけられた阿里巴巴が、慌てて付いて行きます。李餅にまで、絶好の機会を逃すなって言われてんのよぅ、ふふっ(^m^)でもさっき怒られたから、阿里巴巴は隠れて後を付いてってました。

だけどその金貸しがさあ、王茂蕾(ワンマオレイ)さんなのっ。え、これだけのために?
まだ今後も出て来るんでしょうかね。
胡四がいないからお金の持ち合わせがなく、金貸しから情報を貰えなかった上官檎。ぷりぷりして店を出ると、金貸しが慌てて追って来て、道端に跪きます。
阿里巴巴が部下に命じて、お金で脅したっぽいよね(^m^)

秦紈は琴を質草にお金を借りていて、昨日女が来て質請けをしたらしい。
上官檎は、女が置き忘れていったという立派な飾り房を受け取り、その足で蘭心飾坊へ。
そこには、蔲娘(こうじょう)という女性が縛られていました。あの時逃げた男の仕業?

秦紈の屋敷は寂れていたけど、花が咲いていた。ならば、琴を聞かせたり、庭を手入れしたりしてくれた人がいたはず。結婚したって噂もあったしね。
ってことで、李餅と陳拾はそちらを探りに行こうとするんだけど、なぜか先に胡姫のところに行くんだよね。布についた赤い粉、五石散の残留物を持って。

大理寺日誌
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胡姫の部屋で、ビクビクする陳拾を尻目に、悠々と葡萄食べてる李餅が可笑しいわ。
中国ドラマってお金持ちとかの食卓によく葡萄が出て来て、見る度に食べたくなるのよー(^m^)

李餅が渡した薬瓶の匂いを嗅いだ胡姫は、杜子虚の処方に一番近いけど、補助薬が入っていないと言います。杜子虚の処方は、五石散に何かをプラスしたもの。補助薬は動物の骨だとか?
それを服用すれば、両手の不自由な人が、絵筆を持つことも可能になるらしいよ。
人間の理をひっくり返す薬ってコトか。なら紙一重だよねえ。不老長寿の仙薬ってのだって、成功していたとしたら、それはすなわちそういうコトなんだけどさ。

胡姫は、船主をしていた父親を殺した男を探してたようです。いわくつきの品物や人を運ぶ仕事も請け負っていた父親は、3年前、ある者を乗船させ、その船客共々殺されてしまった。その船客が杜子虚。
一枝花を探しているのは、杜子虚と同じ牢にいたからだと。

李餅も、父親に関する事件を調べており、胡姫の調べているものと類似点が多いと話します。
犯人か補助薬が見つかったら、すぐ知らせると李餅は胡姫に約束しました。

鴻臚卿のところへ行った王七たち。
あの日、秦紓に圧をかけられた秦紈はボロボロだったんだけど、トイレに行って戻って来ると、妙に興奮していて、詩の暗誦が間違っていても気付かず、語り続けた。でも秦紓に叱られて張り倒されると、その場で失禁してしまったらしい。
その時、秦紈は五石散を服用してきたんだと後で分かった。でも一月前、五石散を断ったから、兄に取りなして欲しいと秦紈が頼んで来たそうな。喜んで力になったんだけど、結局、兄は弟を許さなかったのだろうと。

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全員が大理寺に戻って来ます。
なんかすごいチーム感出て来たね。上官檎も含めて。

上官檎の連れて来た蔲娘は、杜成からお金を貰って琴を質請けしたけど、盗まれたと言う。裕福じゃなさそうな杜成が、なんでそんなお金を持っていたのかは不明。
蔲娘は杜成が五石散を服用していたことも、秦紈に会ったことはないけど、秦紈が自ら五石散を作っていて、杜成が秦紈に媚びて良質な五石散をねだっていたことも知っていました。
杜成が秦紈の処方を欲しがった薬の売人に仲介を頼まれ、秦紈がそれを断ったことで、2人は疎遠になったんですと。
杜成と繋がりのある売人は、昇平坊にいる趙という法師だと既に王七の調べがついてたよ。
みんな結構、捜査が板について来てるっ。

趙法師の根城は、いかにも怪しい飾りつけのしてある洞窟。
あー、この目、杜成のとこから逃げたヤツだよねえ。
趙は目の前で五石散を飲み、薬効が足らぬともう1粒飲み、泡を吹いて倒れます。え。なんだコイツ。
その場には琴があり、中に五石散の粉が残ってました。

趙が口封じに2人を殺した、これで解決って、鼻高々な上官檎は澄ましてるけど。
李餅はまだ腑に落ちない顔をしてるね。確かに辻褄は合うけど、趙があっけなさ過ぎるよなー。
その時陳拾が、琴の弦が張り替えられてることに気付いたよ。

大理寺前で待っていた蔲娘は、上官檎から自分が作ったという房を返してもらいます。
使っているモチーフは、杜若(かきつばた)らしい。蔲娘は、この房を使って杜成は秦紈を丸めこもうとしたと言うんだけども。この人、何か隠してないか?
上官檎も、阿里巴巴と話をして、杜若に意味があったことに気付いたみたいだ。

李餅と陳拾は琴を持って、秦家へ。
一目で秦紈の琴だと気付いた呉さんは、弟が琴に没頭し過ぎるので、兄が床に叩きつけて弦を切ったのを、蔲娘という者が直したことがあると言います。蔲娘は秦紈の奴婢だったんですとー。杜成じゃなく、こっちにくっついてた人かっ。
後に追い出されたというのは、兄にだね。なら、勘当された弟の屋敷の手入れをしてたのも蔲娘だ。

大理寺日誌
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え、蔲娘!?

上官檎が蘭心飾坊に行くと、衝立の陰から泡を吹いて倒れたのは秦紓。
後ろから蔲娘に短刀を突き付けられる上官檎。
あと少しです、傷つけたくありません、秦紈を死なせた者の最後の1人ですって蔲娘。
そういえば上官檎は、随分と蔲娘に同情して、優しく声をかけてたもんなあ。
だけどさ、今度は阿里巴巴が飛び込んで来て助けたよぅ(笑)

蔲娘は、秦紓は秦紈が自分のせいで学問に身が入らないと思っていたらしいが、それは勝手な憶測だと言います。
秦紈はただ琴を愛でていただけ、自分はそれを聴いていただけって言いたかったみたいだけど。まあ、そこには明らかに、お屋敷で肩身の狭いぼったんと使用人との淡い何かが流れてはいたよね。
それを覗いて、眉を吊り上げて睨んでいる兄の図ってのが、簡単に目に浮かぶ。

秦紈は、学問こそ苦手だったけど、琴も話も上手で、おっとりしたいい人だったらしい。でも秦家では、それだと折檻されるんですと。兄は、そんな弟の何もかもが気に入らなかったみたいだと。
言動もおかしくなり、叩かれて手が腫れ、琴も弾けなくなった上、琴を壊された秦紈。
見かねて庇ったことで、蔲娘は追い出された。
その後、借金取りから逃げ回り、ボロボロになって蘭心飾坊に現れた秦紈を、蔲娘は、断薬のために部屋に閉じ込めた。琴を質に入れて借金も返し、その後、別邸に連れて行った。
そこで2人はひと時、幸せに暮らしてたみたい。鴻臚卿に取り成しを願いに行ったのは、秦紈が蔲娘と結婚したいと思い、兄に立ち会って貰いたかったからなんだって。

はー。あんなの放っておきゃー良かったのよー。勘当されてるんだし。使用人との結婚を、あの男が賛成するはずがないって、なんで気付かないのかなあ、もー。

案の定、兄は歯牙にもかけなかった。
蔲娘は静かに暮らせるなら、別にそれだけでいいと思っていたのに、その後、弟は突然、太学に戻り2人の将来のために名声を得たいと言い出したんですと。蔲娘は気を遣ってしばらく会わずにいたけど、我慢できなくなって出向いてみたら、そこに五石散を見つけてしまった。
太学に戻りたいというのは嘘で、兄に会いに家に戻った時、なぜか杜成と売人が現れ、蔲娘をネタに脅されて、蔲娘を守るために仕方なく、純度の高い品質の良い五石散を作ってたらしいよ。逃げようとしたら鎖に繋がれてまで。

蔲娘が秦紈と一緒に都を出ようと考えた時、まぁたあの兄が現れて、品行方正でお偉いはずの国子祭酒サマが、蔲娘を口汚く罵った。秦紈はもう守れないと思ったんでしょうね、蔲娘の荷物を渡して出て行けと叫び、捨ててくれと薬瓶も手渡してた。中には完成していた五石散。
薬は出来ていたと気付いた蔲娘が急いで戻ると、既に秦紈は死んでいた。蔲娘を逃がし、殺されると分かっていても、完成した五石散はヤツらに渡さなかったってことか。直接手を下したのは趙だね。
秦紈は蔲娘に、また五石散に手を出せば命を絶つと誓っていたんですって。でも薬を作り続けさせるために、無理矢理飲まされてしまってた。

蔲娘は、なぜ家に帰った時に杜成と売人が現れたのかを不審に思い、五石散を使って杜成に白状させたら、驚いたことに、手引きしたのは秦紓だったんだって。そればかりか、一番最初に秦紈に五石散を勧めたのも秦紓。
とんでもないヤツだな。しかも、自分が常用していたのを与えたんだとさ。呆れた。
あー、でもそっか。元々キツイ人だったんでしょうが、秦紓の感情のエスカレートは副作用もあったのかも。いずれにしても国子祭酒サマ、ヤク中じゃん。

蔲娘は手巾に薬を振りかけて杜成に渡し、趙は薬欲しさに琴を盗んだ。
趙も秦紓も、あの薬は仙丹だと信じてたっていうんだから、随分と頭の悪い国子祭酒サマですこと。アナタがバカにしていた弟は、それを調薬できるほどの才があったのに。
じゃあ、趙と秦紓が死んだのは、仙丹だと思って飲んだからか。マヌケ。
蔲娘がどうやって兄貴に飲ませたのか分からないけど。

蔲娘は復讐を企てたけど、こんなに気の毒な境遇の人の犯罪は辛いねえ。
話を聞いてたみんなの顔がさ、どんどん痛ましーくなってったもんなあ。
でも蔲娘、きっちり全員に報復完了してるのはスゴイわ。

李餅が事件解決は上官檎のお陰だと言うと、上官檎は、今回の手柄は私のものではない、阿里巴巴も随分助けてくれた、だってー。慌てふためく阿里巴巴(笑)上官檎は、阿里巴巴が金貸しに、裏で手を回していたことにも気付いてましたよ。
ふふっ。見直して貰えて良かったねえ。

ってことで22話まで。
U-NEXT版は、だいたい3話で1つの事件にしてあるのかな。
さて、次は崔倍くんフィーチャーの3話です。

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作品情報

  • 制作 2024年発表 全36話 爱奇艺 (U-NEXTでは48話)
  • 原題 「大理寺少卿游」
  • 原作 「大理寺日志」RC
  • 監督 王威(尚食)
  • 脚本 魏思远、黑玉、姜来

人物相関図

大理寺日誌
画像出典 公式サイト
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