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「大理寺日誌~謎解く少卿には秘密がある~」を見ています【3】大理寺少卿着任まで。

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大理寺日誌
画像出典 百度百科

ここからの3話で、妖猫事件は李餅(りへい)のお陰で解決、李餅は大理寺少卿になります。
だけど、李餅の秘密も陳拾(ちんしゅう)にはバレそうだし、邱慶之(きゅうけいし)の動きもどうにも判断が付きにくい。どうしても、野心の強い嫌味な将軍ってだけには見えないんだよねえ、この人。

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目次

所感 ネタバレです

さて明鏡堂の前には、上官檎(じょうかんきん)に強請った最後の晩餐みたいな豪華な食事。でも食べているのは王七だけ。みんな追い詰められてるから、食欲もないのね。
そこに李餅からの伝言を持った袁不二が。救いのネコ神様の使い、降臨っ。

明鏡堂は、李餅の筋書き通りに動きます。まじないで犯人捜しなんて口実をつけて、捜査資料を李府に届けに行くのよ。
でも見張りの上官檎(じょうかんきん)の部下、胡四(こし)を物陰におびき寄せて、袋被せて殴るのは、自分達で考えたよね?かわいそだけど、笑っちゃったよ(^m^)

李餅は部屋の中で陳拾を人質にして脅してるシルエットを、明鏡堂の4人に見せます。
当然、偽装だけどね。
大理寺の現状や、4人が陳拾や妖猫事件についてどう考えているかを聞き出そうとした李餅だけど、大理寺全体の責任を押し付けられ、お前に構っている暇はないって王七の言葉には、重要な事件を前にして解決より保身を考えるのかと、かなりムッとした様子。

だけど、黙って聞いていた崔倍(さいばい)は、もしかしたら李餅の正体に思い当たるところがあったのかもしれない。普段口数が少ないのに、王七を制して答え始めましたよ。
事件にも複雑な事情が絡み、自分達も重圧を受けている、あなたが我々を呼んだ理由はなんですか?と。
おお、この子が一番状況を正しく把握してる。エライねえ、崔倍くん。
それで李餅も、実は自分も明鏡堂の者だと明かし、今やるべきことは、妖怪と事件は無関係だと証明することだと告げましたよ。手口が分かれば全て解決すると。

その頃、邱慶之の元には来仲書(らいちゅうしょ)から、李餅が推理した食堂の店主殺害事件の報告が入ってました。店の給仕に事件を示唆した2人の客は、妖猫事件の容疑者と大理寺の者だと名乗る人物。だけど料理を見ただけでそこまで推理できる人間が、今の大理寺にいるとは思えないって話ね。
邱慶之はやっぱりあの晩、お堀の暗闇で見たのが李餅じゃないかの可能性に行き着いてそう。

戻って来た明鏡堂の4人だけど、自分達が所属している明鏡堂が以前はどんなに活躍していたかすら、全く知らないらしいよ。ポンコツ過ぎる。
常日頃、記録に触れている主簿の崔倍は、やっぱり全部知ってました。明鏡堂の過去の栄光も、大理寺卿の息子、李餅が傑物だったことも、3年前の事件以降、行方不明になっていることも。
じゃあ、さっきの人は明鏡堂の先達だ、味方だ、道を示してくれたんだと、4人もやる気になったみたいだけど、王七の意気込みがどーにも心配だよ。小賢しい日和見だからなあ(笑)

明鏡堂が持って来た資料を読んでる李餅に、思ったより頭が回る陳拾は、どうやって自分は牢から出られたんだろうと疑問を口にします。でも、まだ誤魔化しておきたい李餅に、自分には秘密があると早口で畳み込まれて、また混乱(笑)
そんなコントみたいなことしてる間に、来たよ、邱慶之が。ピンポイントで李府に来る辺り、やっぱりねー。
李餅は隠し扉に隠れたけど、外にいた陳拾は、器を割って音を立て、注意を引いて外に逃げます。
エライねえ、陳拾くん。李餅には事情があって身を隠しているのを察して、囮になった。
だけどまあ、捕まるよね。
邱慶之も、今までそこに人がいて、蝋燭がついてて資料が置いてあるのを目撃しちゃったしなあ。

仲間はどこだと聞かれても、知らないと言い張る陳拾。
連れて行かれそうになった時、編み笠を目深に被った猫目の李餅登場。
一撃で陳拾を助けるんだけど、さすがに隣で猫目を見た陳拾にはもう誤魔化しは効かないかな。それでもやかましくなるので、李餅は陳拾に手刀を入れて気絶させる(笑)邱慶之の前で、餅さんって口走っちゃったしねえ。

背を向けていた邱慶之は、溜息をついて振り返りましたね。
剣を向けてきたけど、半人半猫で身体能力も人間離れしている李餅は、さっさか躱して、陳拾を連れて飛んで逃げました。
でもこれで、餅さんってのも聞いちゃったし、邱慶之は李餅が戻って来たことを確信したかな。

翌朝。
毎度気絶から目覚めた陳拾が大声で叫ぶからって、耳栓してお焼き食べてる李餅が可笑しい(^m^)

大理寺日誌
画像出典 BEIJING IQIYI SCIENCE & TECHNOLOGY CO., LTD.

陳拾は、李餅の目が金色だったことを聞きたいけどそれを呑み込んで、李餅がいなきゃ終わりだったし、自分はお尋ね者だから、目的のある李餅のお荷物にはなりたくないって言うんだよ。
それを即、却下する李餅。どんどん陳拾の性格の良さに絆されてくな(笑)
更に、この時点でもう李餅は、妖猫事件の時の御者だった顧小環(こしょうかん)の父親が生きていることに気付いてたわ。

明鏡堂のほうは、妖猫事件の現場のトリックを暴き、それを上官檎に仕掛けてました(大笑)
孫豹(そんひょう)に捕まえられて、ぴょーんと塔の上に飛ばされたお嬢さま、びっくり怒って、きっちり全員を突き飛ばしてたな。子供か(^m^)
このトリックまで李餅の示唆だったかどうか分からないけど、西域の奇術をヒントにしたらしいよ。幻術のできる劇団は少ないらしいよ。虞侯(ぐこう)の遺体は、大きな天灯で朱雀門に上げたんじゃないかと。人を持ち上げるサイズだと、気球だね。

我々は妖猫の捕縛ではなく、犯行の手口を論じている、事件が人間の犯行なら手がかりはある。3年前の事件を妖猫の仕業だとしたのは大理寺、我々に責任を被せようとしたのだろうが、人間の犯行なら明鏡堂ではなく、上官少卿の問題となる、どうします?と、嬉しそうに滔々と語る王七(笑)
返す言葉がない上官檎は、黙って帰ってったよ。

だけど3年前、妖猫の仕業だとしたのは、尚書の証言があったからなんですって。
今のところ、尚書と言って出てきたのは礼部尚書、呂清(りょせい)。
尚書の元に向かおうとした上官檎のところに、邱慶之が李府で押収した捜査資料を持って来仲書が来ちゃった。明鏡堂は、捜査資料まで流出させてるぞと。

だけどさ、早速明鏡堂のところに乗り込んだ上官檎が4人と、容疑者と結託した、違う、陳拾は容疑者ではなく、明鏡堂の先達も確かにいる、捜査が進んでから報告しようとした、いや、それでも私を欺いたなんて言い合ってるのを鼻で笑った来仲書。
手配書は大理寺が出し、陳拾を容疑者としたのも大理寺、全ては上官檎の責任でしょと明言。
うん、邱慶之と来仲書は、大理寺卿と少卿になるつもりで、上官檎を追い詰めてる訳だ。上官檎姉さん、たいしたやり手でもないのに、片意地張ってる場合じゃないわなー。
更に来仲書は、邱慶之の、妖猫事件は金吾衛が引き継ぐって伝言を告げて、去って行きました。
上官檎は明鏡堂に停職を言い渡すんだけど、王七は、我々が解決できる事件なのに金吾衛に渡すのか、悔しくないのかと叫びます。お、意地を見せたね。

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一方、街中を歩く陳拾はやっぱり李餅の目が気になってる(笑)
やっと、猫目になるのを見たとはっきり言うんだけど、恐ろしかったかと聞かれて、そんなことはない、賢そうだった、あの白猫に似てたって言う。
李餅は化け物だと怖がられると思ってたんだね。だからそれを聞いて驚いてるよ。
ふふっ、陳拾の素朴な善人ムーブをなめんなって感じか(^m^)
だけどそんな2人を物陰から見てる男がいた。あれ、この頭の形はアイツかな?

顧小環(こしょうかん)を預けた厩舎は、荒らされてました。
中を確認しに行った李餅。待っていた陳拾の肩を叩いたのは、あの護符を売っていた占い師。やっぱりか。小環のデンデン太鼓を持ってる。陳拾も連れてかれてしまったよ。
李餅の特殊能力は、相手の行動を追跡することができるのね。連れ去られた陳拾を追います。

明鏡堂も、じっとしていたって職を追われるのだからと、捜査することに。
幻術の使える劇団を探そうとした時、3年前、神都から消えた劇団のことを崔倍が思い出します。
飛び出してく明鏡堂。扉の外で、麺を食べながら見張っていた胡四も、見ないふりして見逃してくれちゃう。出てったところで、何ができるって侮ってたのかもしれないけど。

で、李餅がたどり着いたのも、その消えた劇団の廃墟でしたよ。
李餅には、場所の残留思念みたいなのも見えるんかな。
檻の中に一頭の虎がいたのを見つけた時、あの占い師、孟奎(もうけい)と捕まった陳拾が。
犯人を捜し正義を取り戻すために来たと言う李餅に、冤罪を生んだ大理寺が正義を取り戻すとは面白いと言った孟奎は、縄を引いて李餅を檻に閉じ込めちゃう。で、気球を飛ばす準備を始め、床に油を撒き、虎を解き放ちます。
でも陳拾が良い人なのは分かっているので、陳拾の頭に火の点いた蝋燭を立て、足元に李餅の檻の鍵を置きました。殺したくはないから、これで助かるようならば、と。

孟奎は消えたこの劇団の息子でした。
劇団は虎を手懐けることができたので人気を博していて、従軍から戻った孟奎は劇団を継ごうとしてた。3年前、両親は虞侯から、虎に妖猫の扮装をさせて式典の演目をして欲しいと頼まれた。
演目の途中で、突然矢が放たれて虎は殺されてしまい、何も分からないまま、劇団は両親含めて乱入してきた兵達に殺されてしまった。自分も追われて虞侯に刺され、瀕死の状態から復活して戻ると、幼い虎の子だけが残されていた。それで孟奎は虞侯への復讐を計画した。

これがアレか、厩舎の張が言ってた、朝廷が法師を呼び、劇団に現れた妖猫を射抜いたってヤツだ。
劇団は虞侯の策略で、失踪事件を収めるために、皆殺しにされちゃったのか。
だから孟奎は、噂を広めて護符を売り、納得していない失踪者の家族と繋がりを作って復讐計画に引き込んだ。顧小環の父親もその1人だった訳だ。じゃあ、やっぱり生きてるね。

李餅が檻の中から、大理寺卿の印章を見せて説得している間に、陳拾に目配せ。
陳拾は足元に置かれた檻の鍵を蹴り飛ばして、李餅にパス。
檻から飛び出した李餅が陳拾を助けた時、邱慶之が金吾衛を引き連れて来ちゃった。
せっかく李餅が、孟奎は今回の犯人だけど3年前の証人だからと説得していたのに。
虞侯の遺体は暴行されていたから、きっと黒幕を吐いたのだろう、復讐計画はその黒幕も含めて達成だから、虞侯を殺した後も逃げなかったんだろう、黒幕は誰だと問い詰めていたところだったのに。
孟奎ですらも認める陳拾にも、餅さんの力を借りろと言われて、ふとその気になった顔したのに。

何がどうなったか分からん状態の中、胸を射られてしまった孟奎は、助け起こした李餅に血まみれの革袋を渡します。そこに全てが書かれている、被害者の家族たちは朱雀門の近くに潜んでいる、必ず正義を取り戻してくれと言い残して亡くなっちゃった。
そして陳拾は、なぜか虎と一緒に気球の籠にいて上空に向かってる(笑)

気球から垂れ下がった縄にしがみ付いた李餅。
邱慶之が屋根に飛び乗って矢で狙おうとするんだけど、それが李餅だと気付いたんだねえ、瞬間、狙いを気球そのもののほうに変えます。
気球が傾いて、虎ちゃんが落っこちそうになってるー。火のついた器が傾いて、気球の装飾が燃え始めてるー。

虎に襲われそうな陳拾の叫びを聞いて半猫の力を更に発揮した李餅は、目だけじゃなくて手まで猫になってるんですよっ。モフモフの白い猫手ー。カワイイが過ぎる。

大理寺日誌
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落っこちそうになってる陳拾は危機一髪の状況なのに、可愛くてたまらんモフ手に持ってかれた(^m^)
ここで、陳拾に投げ渡した袋は、孟奎に渡された証拠かな。

その頃、街中で気球とそれにぶら下がってる人影を見た明鏡堂は、郊外の林で人の馬車を借りて気球を追いかけます。
徐々に下がって来た気球の縄にぶら下がってた陳拾は、林の木にぶつかって落下。でも、助けに走って来た崔倍を下敷きにして助かる(大笑)やっぱりね、崔倍くんご愁傷様。

一方、陳拾がぶら下がってるのを確認した李餅は、顔まで猫人間になって籠に戻り、虎と対峙してました。

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大理寺に戻った明鏡堂と陳拾だけど、そこに邱慶之も来ちゃって、5人は共犯だと牢に入れられてしまいます。
邱慶之、上手いのよなあ。
ここは大理寺だからあなたが審問をと上官檎には言いつつ、虞侯事件の犯人は処刑したけど、陳拾は大理寺も認める容疑者だと念を押して、その陳拾が明鏡堂を仲間だと言うからには、別の共犯の自白だ、とかさ。
この事件には再検討が必要と言った上官檎にも、手配書を出したのはご自身でしょう、これはあなたのためでもあると、失態を盾にとって追い詰める。
無実の者を指名手配しちゃった大理寺のメンツも、これで立つでしょ?ってコトか。

だけどね、胡四がね、上官檎の指示で、牢に鍵をかけなかったのよ。
弱みを掴まれて身動きが取れなくなったから、せめて逃げ延びて欲しいと言ってたけど。ま、そもそもが自分の浅慮での失態ですからね。これもどこまで恩情か分からんけどな。

陳拾は、李餅から預けられた証拠を明鏡堂の4人に見せようとして、仲間だと言ったみたい。あの場では、上官檎にも邱慶之にも、見せたくはなかったからか。
袋の中に入っていたのは、失踪者の家族による、礼部尚書の呂清を訴える血だらけの訴状でした。
劇団を利用して失踪事件を隠蔽し、劇団を口封じに殺した。それを虞侯に命じたのは呂清。

あー、ねー。それを暴かれたくなかった動きだ、邱慶之のは。
だけど呂清に報告しに行った邱慶之は、劇団に行ったのを知っているのは、死んだ孟奎と投獄した陳拾だけかと聞かれ、李餅のことは口にしませんでしたね。本当に味方なら、話してると思うんだよな。完全に処理したいところに、降って湧いた不穏分子な訳だから。それも誰よりも強力な。
邱慶之の本音と意図は、いつ分かるんでしょうね。
復讐の最終段階を前に、失踪者の家族たちが朱雀門の周囲に潜んでるってのも、呂清が主宰する正月の祭祀狙いってことだよね。

ということで、牢に鍵がかかってないのを、罠かもと心配しつつ外に出た4人。あの訴状を上官檎に渡しに行ったのかなあ。どうなんだろ。
一旦李府に隠れた明鏡堂の4人と陳拾は、李餅からの連絡を待ちつつ、朱雀門周辺に潜んでいる失踪者の家族たちを止めようと決意してます。
そこに、多分李餅からの花火。みんなは急いで出て行きますよ。

祭祀当日の朝かな。
呂清の馬車は、朱雀門の前で妖猫事件の時のような白い靄に包まれました。
馬車は止まり、御者も姿を消してます。虞侯の時と、おんなじシチュエイションだね。
外に出た呂清の前には李餅。3年前の妖猫事件についての説明を求めます。
強気でとぼける呂清だけど、ほぼ犯行の詳細もバレてるんでねえ。

大理寺日誌
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原告はまだ生きている、この子は証人だと連れて来られたのは、一緒に気球に乗った虎でした。
や、あの子、落ちてなかったんだ。猫李餅に説得されたのか。同じネコ科だから(笑)
陳拾が綱持ってるけど、その辺りも猫李餅に言い含められたのかしらん?
ママの敵を取りたかったら、言うこと聞くんだぞ、コイツは味方だぞ、みたいな(^m^)

虎に襲われそうになり、あなたが殺されても妖猫の仕業だと思われるだけですよと言われちゃった呂清。妖猫は作り話、孟氏劇団を使い、その後口封じを命じたことを認めます。
隠れていた明鏡堂が、呂清に縄をつけて門に吊るし、崔倍が自白の証言を記録。
そこに邱慶之と金吾衛が現れます。ようやく直接対面した2人ね。
李餅は、ヤツは妖猫事件の真犯人、自白もした、まだ庇う気かと言うんだけど、邱慶之は、今日は祭祀が行われる、尚書を拉致し開始を遅らせた、妖猫の件はよく分からぬって言うんだよ。全員を捕まえようとする邱慶之に、李餅、失望しちゃったねえ。
だけどそこに、上官檎が聖旨を持って登場。やっぱり訴状、渡してたか。間に合ったね。

3年前の事件の再調査と、礼部尚書の罷免。
加えて、前大理寺卿の息子、李餅は直ちに参内せよ、ですってよ。

聖旨を受け取った李餅は、これは私だけのものではないと言い、潜んでいた失踪者の家族たちを呼びます。訴状を書いた人達33名。
でももう1人いるんだと、李餅は声をかけました。自首すれば刑は軽くなる、と。
小環の父親のことだねえ。直接、孟奎の虞侯殺害に加担してしまった。

大理寺日誌
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人の間から出て来た小環パパ。そこに小環が飛び出して来ました。
あれ、厩舎は荒らされてたけど、張さんも小環も無事だったのね。あ、そっか、孟奎が拉致したように見せかけて、隔離してたってことか。
明鏡堂は勿論、胡四さえも親子の対面にうるうるしておる。
上官檎も情状酌量を約束してくれましたよ。

さて、皇帝に謁見した李餅。
このドラマの女帝は、年を取っても外見は少女のようなんですと。それを奇病だと噂されて、人前に出ないよう籠ってしまったっていう。謁見も御簾越し。
皇帝は、大理寺を騙って捜査していたようだなと、そればかりか、3年間行方不明だった大理寺卿の印章をなぜ持っていたのかと言います。
李餅は父親の棺に印章があったことを知り、返却のために神都に戻ったけど、返す前に事件に出くわし、捜査を優先してしまったと答えたけど、回想シーンでは、亡くなる時に手渡されてましたよね。それを李餅は大事に持ったまま、行方をくらませてた訳だ。

だけど皇帝は、印章を返せぬほど大理寺が信用できぬかって言う。ある程度、読んでるのね。
李卿亡き後、大理寺は使い物にならない、父親の作った明鏡堂を他人に任せられぬと思うのも当然だ、と。
失踪者の家族たちを既に放免してくれた皇帝は、失踪事件は解決していない、大理寺に戻って成すべきことを成せと言いましたよ。
新しいものと李餅が持っていたものと、どちらの印章を使うべきか、朕もよく考えねばって、なんでしょね。大理寺少卿となった李餅が明鏡堂を率いて大理寺を再興させれば、古い印章を、ダメなら新しい印章で大理寺の再建をってことかね。

外に出ると陳拾が待ってました。最初の目的通り、兄を探しに行くからお別れだと、故郷の特産品の中にキャットニップを詰めてベルトにかけられるようにしてプレゼントしてくれて。
李餅は、失踪事件は続いているから、証言する必要もあるって口実を作って、陳拾を手元に置くのよ。
ご飯も作ってくれる小間使いとして欲しかったのか、陳拾の人の好さに絆されたのか分からないけど、離れがたいと思っているのは確実だな(^m^)猫目も見られてるし、それでも怖くないと言ってくれたし。

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だけど、李餅がまず手始めに尋問しようと思っていた呂清は、牢の中で死んでいました。
口から血を流してるから、毒を飲んだっぽいけど、こりゃ、自害じゃないでしょ。消されたんだよね。

その頃、数えきれないほどの位牌が並ぶ棚を背にして、黒いフードを被ったヒゲオヤジ2人が、やはり李餅は戻ったか、若造に波風など立てられるものか、我々はすべきことをするまでだと話してる。偉そうなおっさん達だな。その前にも同じ装束の男達が数人。
コイツらが黒幕かー。李餅パパ事件にも繋がってるってことかな。

さて、正式に聖旨が下り、李餅は大理寺少卿となり、明鏡堂を率いることに。彼らの手柄も認められたよ。査定は乗り切ったね(^m^)
李餅は、パパに大理寺の印章を手渡されたことや、葬列の途中で刺されたことを思い出して、感慨深いんでしょう。
あれ、でも、回想シーン、まともに腹刺されてなかったか?それでも生きてたってこと?猫化はいつどのタイミングだったんだろうか。猫人間に噛まれたとかそういうコトじゃなく?

そこに邱慶之がお祝いに来ます。
李餅も場所を変えて話そうと言われたのを即、却下したけど、邱慶之も非礼を詫びると言いつつ、真っ向から対立するような態度なんだよなあ。妖猫事件は金吾衛が引き継ぐと。
そこでようやく李餅は、呂清が服毒自殺したと告げられるんだけど。

うーん、これ、場所を変えてたら本音が聞けたんだろうか。
邱慶之は呂清に従っているように見せかけて、その上にいる、あのフードのおっさん達に照準を合わせてるのかも。
回想シーンで、李府の惨状を見てうるうるしてたのが嘘だとは思えないんだよねぇ。とするとだ。李餅すらも欺いて、あの時の黒幕を一人で追いかけてるって線が濃厚では?邱慶之の表情は、来仲書より悪人チックじゃないし。←判断材料、ソコ(笑)
だとすれば、いずれ共闘も出て来るかな。楽しみにしとこ。

ってことで、U-NEXT版、8話の冒頭までです。通常版は6話の途中かな。
もっと簡潔にしたかったのに。面白いとどうしても長くなるー。

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作品情報

  • 制作 2024年発表 全36話 爱奇艺 (U-NEXTでは48話)
  • 原題 「大理寺少卿游」
  • 原作 「大理寺日志」RC
  • 監督 王威(尚食)
  • 脚本 魏思远、黑玉、姜来

人物相関図

大理寺日誌
画像出典 公式サイト
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