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「大理寺日誌~謎解く少卿には秘密がある~」【11】

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大理寺日誌
画像出典 BEIJING IQIYI SCIENCE & TECHNOLOGY CO., LTD.

ようやく9月。全話見放題開放になりましたー。
今、せっせと続きを見ています(^m^)やっぱり自分のペースで続けて見られるの、たのすぃ。
ドラマは9月開放の辺りから、ようやく確信に迫ってきています。

こちらの記事はU-NEXT版32話から、通常版は24話からです。

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目次

所感 ネタバレです

屠畜業者の趙が、歯を折られて殺された。この人、以前から狙われてたもんね。
南市の北側の宿で亡くなってたらしいんだけど、自分の店が南市の中にあるのに、なんでそんな近場に宿泊したのか。しかも、明らかに他殺なのに、犯行の痕跡もなく表情にも苦悶の痕はなし。近くの客室の客も、何も気付かなかったと。

明鏡堂のみんなは、瓦職人を殺した人物を思い浮かべるけど、一枝花はあの後、奴隷営で焼死したことになってる。ただ視聴者はヤツが復活して、死んでないのを見てるよー。
李餅はちょっと思考に潜っちゃってるなあ。

そこに上官檎(じょうかんきん)がやって来ます。来仲書(らいちゅうしょ)を連れて。
今まで、ぴったり付き添っていた胡四(こし)を、上官檎は邪険にするようになってた。
大理寺勤務を反対してる父親の上官璉(じょうかんれん)に、胡四が報告してたのを知っちゃったからね。でも胡四のちょっと悲しそうな顔が、なんだか切ない。
仕える家の主人の命には、逆らえなかっただけだと思うんだよ。胡四にとっての一番は上官檎のように見えるし、明鏡堂とのやり取りからだって、そんな悪人じゃないのも分かるもの。
お嬢さま、気付いてやってよぅー(>_<。)

来仲書は、南市は金吾衛の管轄だから、趙の事件から手を引けってさ。
怒る王七をよそに、李餅がさらりと承諾するもんだから、上官檎もびっくりしてる。

李餅は父の墓参りに行くから、留守の間、上官檎に明鏡堂を頼むと言います。陳拾を連れて、すぐに出かける、と。
これ、単独で何か調べるってことだね。秘密を知ってる陳拾だけ帯同して。
危険だからとか、バレたら怖いからとか?でももう半人半猫ですって言っても、4人は普通に受け入れると思うんだけどな。

案の定、李餅は早々に陳拾に、墓参りは神都を離れる口実で、他のみんなが捜査すると危険だからと告げました。猫じゃらしを振りながら(大笑)
少卿就任以降、一枝花が絡むと金吾衛の邪魔が入るのは偶然でない。邱慶之(きゅうけいし)は黄沙峪(こうさよく)で名を馳せた人、何かを知っている。
まずは城外に出て調べると、李餅は趙の現場で懐に入れた赤い蝋の溶け残りを見せます。

2人を見送る明鏡堂と上官檎。
上官檎は、李餅が単独で動くつもりだと気付いてるよね。1人の力ではどうにもならない時もあるはずだって、言葉をかけました。

休憩した川のほとりで李餅が見せた赤い蝋には、十八里って印がついてた。十八里って駅站(えきたん)の封蝋だったよ。犯人は、なんであんなところに目印を残していったのか。
一枝花が趙を殺し、手がかりを残したのだとしたら、一枝花は李餅に何かを調べさせようとしてるってことで。今までも、そう仕向けてきたのだとしたら。
だから李餅は考え込み、単独行動の選択をした?

陳拾と十八里駅の話をしながら李餅は、父親の亡骸を送った時、1人だけ、草むらから見送ってくれた人がいたことを思い出します。その人は大理寺の花火を挙げてくれたから、多分、大理寺の人。
その後に襲われて、気が付いた時には猫目になってたんだよねえ。
そこで何が起きていたのか、真相が分かるのは、いつなんだ。

ここでの会話は、2人の仲良しっぷりのよく分かるシーン。
でも陳拾が、みんなで捜査しない?と口にすると、李餅は口ごもります。陳拾には正論をぶつけられるんだけど、それでもやっぱり、化け物だと思われるのが怖いんだねえ。

そこに金吾衛が2人、追って来た。けど、李餅の猫パワーで気絶させちゃう。これを躊躇なくできるのは、陳拾の前だけだからねえ。2人は急いでその場を離れます。

残された明鏡堂も、崔倍(さいばい)と阿里巴巴(アリババ)だけは、李餅の行動の意味に気付いてた。
特に、過去の資料を読み尽くしてる崔倍は、趙が元処刑人で、その後、死刑囚の牢で看守をしていたことも知ってたよ。

十八里駅はひどく寂れていて、そこには歯のない白骨死体。頭蓋骨には重罪人の刻印。
陳拾が井戸を見つけて駆け寄ると、井戸から黒装束の男が飛び出して襲ってきます。
え、待って、この目。

大理寺日誌
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目つぶし粉みたいなのをかけられ、ピンチになった李餅の前に立ちはだかった陳拾。
黒装束は、そこで刀を寸止めし、陳拾に視線を送って、逃げてったよ。
うーん。目がさあ。陳拾だったんだよ。酷く肌荒れしてるみたいなオデコだったけど、目が。
・・・これ、まさか陳九なのでは?

李餅も、黒装束のその反応で、見知った者かもと呟きます。
駅站を出ようとした時、李餅は内部に使われていた木にも、表の看板にも、フジツボ?みたいなのが付いてるのに気付いたわ。
更にそこには「泰興」と彫ってある。「泰興」って名前の船の廃材を使ったのかも。
船の話、以前出て来たよね。胡姫のお父さんが船主だったはず。そういえば胡姫、金吾衛に捕まったまんま?

大理寺日誌
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明鏡堂では、崔倍による情報共有。
歯を抜かれて殺された瓦職人の犯人は、焼死したことになってるけど、3年前の戦の後、死者の歯を好む一枝花って強盗殺人犯が投獄されている。それは、今回の犠牲者で、元処刑人の趙が看守だった牢。
死んだ趙法師は、礼部尚書を治せず、医者を辞めた。老衰だった礼部尚書を復活させ、しかも若返らせたのは、西域から来た杜子虚の仙丹で、これは戦よりも前の話。その後、杜子虚は姿を消した。
仙丹と言えば、質の良い五石散を完成させていた秦紈(しんかん)。それを神薬だと思い込み、飲んで死んだ趙法師。
若返りといえば王質。王質は人の血を吸い、戦の後に投獄されてた。
あれ、もっと昔かと思ってたけど。昔だけでなく、3年前もってことなのかな。

3年前の戦周辺をポイントとして、死刑囚の牢を拠点として、話が繋がってます。
杜子虚が姿を消したのは、投獄されたからかも。ならばそこで、みんな一堂に会している。
更に3年前は、李餅の父の大理寺卿が暗殺され、噂では犯人は脱獄犯だと言われてる。
父親の敵なら、李餅が沈黙して単独で捜査しようとするのも分かる、と、みんなは繋げましたよ。
そして全員が、自分達も動こうと決意します。
まずは死刑囚について崔倍が調べる。阿里巴巴は、人手を探しに来た上官檎のサポート。
残る2人は金吾衛の偵察に。

さて李餅と陳拾。
襲ってきたのは、金吾衛でも一枝花でもないと李餅。
黒装束は、十八里に行っても手がかりを見つけられず、誰かが来るのを待っていた。
なぜ深入りしないで、逃げていったのかは不明。
でもそれは、金吾衛以外にも、事情を知る勢力があるってこと。

3年前、秘密の大事件が起き、その秘密が漏れたために、一連の怪事件が起きたと李餅。
最も事情を知る一枝花が、李餅達を導いている。でも目的が分からない。
どう関わっているかも不明だけど、邱慶之も関係者。
秘密を隠そうとするほどに新たな秘密が生まれ、胡姫のように巻き込まれる者が増えていく。
次は、駅站の看板にあった「泰興」って船の手がかり探しに船の修理場へ。
多分それが、杜子虚を乗せたっていう、胡姫のお父さんの船だよね。

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上官檎と阿里巴巴は、東蘺(とうり)という妓楼で、小紅(しょうこう)から話を聞いてました。
どうやら小紅、阿里巴巴の馴染みの妓女みたい(笑)阿里巴巴はいつも、妓楼なんて行ったことないですーキャラを通そうとしてるけど、バレバレですがな(^m^)

窓の外に死んだ鳩がいて、その足に文がついてた。胡語だったけど、胡人の客から少し言葉を習っていた小紅は「蝗虫の代物の在りかは云々」と書いてあったと言います。場所は読めなかった。
怖くなって文を戻し、鳩を外に捨てたら、しばらくして鳩は消え、その後、大理寺司直だと名乗る髭面の役人が来て鳩の件を聞き、口止め料を置いてった。
その男は、帰り際、他の役人と鉢合わせしそうになり、身を隠したんだとか。それを不審に思い、小紅は通報したんだって。

この件を、上官檎は李餅に相談したかったみたいだけど、不在だからねえ。
蝗虫ってのは、陸城蝗(りくじょうこう)のことじゃない?
2人はまず、髭面の大理寺司直を探そうとするけど、阿里巴巴は鳩に何か思い当たることがありそう。たまたま近くに鳩を飼っている家を見つけ、先に足に筒のついた鳩を追うことに。
上官檎の馬に2人乗りさせて貰う阿里巴巴。良かったね(^m^)

金吾衛周辺を歩いた王七と孫豹は、役所の前で包子を売ってる男を見ます。
普通、役所の真ん前に屋台は出せないらしい。客の金吾衛もちょいと店主に気を遣っている素振りなのを見た王七は、店主は本物の商売人だけど、金吾衛の高官と懇意のはずと見抜きます。それは多分来仲書だと目星をつけ、便宜を図っていることを大っぴらにしたくはないはすだけど、揉め事が起きたら出て来るのではないかと。
ふ。王七、やらかす気だ。

崔倍も埃だらけの資料を一生懸命当たってるし、明鏡堂のみんな、それぞれが頑張り出しましたよ。

埠頭に行った李餅と陳拾は、泰興という船は難破船で修理もできず、ゴロツキの巣みたいになってることを聞きます。
泰興の船倉には、人が暮らしていた痕跡。そして大きな木箱の中に人がいる気配。
箱には、九連環という錠がついてます。ん?この錠、以前邱慶之の机の上にあったね。知恵の輪みたいなのって書いちゃったけど。
その時、上部の扉を閉められてしまい、船倉に煙が充満してきちゃった。誰だよっ。
李餅が急いで九連環を外し箱を開けると、中には誰もおらず、底には穴が開いていて水が見えた。
慌てて2人が飛び込んだ後、黒いマントの人物が船倉に入ってきた。誰だよっ。
2人は木彫りの人形と共に、海面に顔を出しましたわ。なんだこの人形。

だけどこの一連の罠みたいなのを仕組んだのは、一枝花じゃないって李餅は言います。
模倣しているけど、衝動的な一枝花より遥かに周到に仕組み、李餅に悪意はなく何かを伝えようとしていると。
…なら、もっと簡単に分かり易く伝えて頂けないもんかねー。

人形の帯には、死刑囚の識別用の札がはさんでありました。杜とか、王質とか。
でもこれで、杜子虚も王質も一枝花も、同じ死刑囚として、あの牢にいたことが判明ね。
胡姫の話を思い出す李餅。つまり3人とも、脱獄した死刑囚だと。
そこで陳拾が、多分李府の門の鋲みたいなのを人形から発見します。
ややこしいんだけど、李餅に何かをさせようとしてるのは一枝花だけじゃなく、昔の大理寺の役人もいるってことか。

その頃、変装した王七は、金吾衛の門前の屋台にいちゃもんをつけて暴れ、来仲書が出て来るのを待ってました。金吾衛は、叔父君が絡まれているとまんまと来仲書を呼びに行きます。叔父かよ。
で、出て行った来仲書の部屋の天井の梁には孫豹が忍び込んでて、巻物を読んじゃうっていうね。

上官檎と阿里巴巴がたどり着いたのは、胡人の野営地。
お金で解決しようとするけど、上官檎が有無を言わさず突き進もうとし、短刀を突き付けられたのを見た阿里巴巴は、上官檎に見えないように腰佩みたいなのを出します。以前も胡人の船員に見せてたやつだね。途端に態度を変える胡人たち。上官檎は納得いかない顔してるけど、阿里巴巴に誤魔化される。
あの腰佩は阿里巴巴の身分を示すもんなんだろなあ。ただの金持ちじゃなくて、王族か?

さっきの鳩についていた文はまた胡の文字。きっと手がかりなんでしょう。
答えられない阿里巴巴に、上官檎は、明鏡堂は何を調べている?と詰め寄ります。

大理寺日誌
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崔倍が、5年前に解任され、人を殺して杜子虚と同じ牢に入った大理寺司直の呉亦人(ごえきじん)に辿り着いた時、逃げて来た王七と孫豹も、金吾衛が同じ人物を探している情報を持って来たよ。そこに、上官檎を置き去りにして戻ってきた阿里巴巴が、成りすましの役人は2人いると言う。え、2人?

大理寺の門前でそんなわちゃわちゃ報告し合ってるところに、あーあ、来仲書が来ちゃったよ。

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李餅と陳拾は、門の鋲の穴から書き付けを発見。
そこには、杜子虚の投獄理由が書いてありました。
杜子虚は尚書に五石散の処方を渡したけど、尚書は杜子虚に別の狙いがあることを知り投獄して問い詰めた。尚書は薬の出どころも知りたかったらしい。ただ首謀者は不明、尚書ではない、と。

で、こちらには邱慶之が来ちゃった。
李餅は書き付けを燃やし、陳拾を抜け道から大理寺に帰して、邱慶之と対峙します。
邱慶之は、毎年この時期には李府に来るんだって。
李稷(りしょく)は自分を導いてくれた恩人だから。その恩は決して忘れない、と。

こうしてちょいっちょい、本音を語ってはいるんだと思うのよ、邱慶之。
だけど、どうしても本当のことは李餅には話さないつもりなのかなあ。
この人が黄沙峪で何を知ったのか。その上で、どうしようとして動いているのか。
来仲書が身中の虫なのも分かっていて、黙って置いてる気もするしさ。

邱慶之は、我々の追う脱獄囚が屠畜業者を殺したかもしれない、大理寺の元司直だ、知っているか?と聞きます。
呉亦人のことは明鏡堂止まりなので、李餅はまだ知らないんじゃないかな。人形を見て気付いたかな。
だとしたら李餅をあの船におびき寄せ、手かがりを残したのは、呉亦人なんでしょう。

邱慶之はこの事件から手を引けと、また言ってます。
うっすらと事件の輪郭が見えつつある今、これは李餅を巻き込みたくない、に聞こえる。
たださあ、李稷がこれらの事件の黒幕に近付いたから消されたなら、李餅は絶対に手を引かないよね。
むしろ邱慶之は、全てを共有して李餅と手を組むべき。それがどれだけの巨悪だとしても、ひとりで立ち向かうより可能性は広がる。勿論、共倒れの危険性もある。それでも、父親の仇から李餅が手を引く筈はないんだよ。
相手を守ろうとして冷たくしたり敵を装ったりするのが、どれだけ悪手か、分かってんのかしら。
おまえのためだ、かつては友人だった、なんて台詞をっ。全くもー。

おまえに「友人」と言わせるほど、すごい事件なのかと聞かれても、邱慶之は何も語る気がない。
案の定、李餅は邱慶之を真っ向から責めました。この事件を大理寺から奪い取って金吾衛が解決すれば、自分が出世できるからだろうとか。

ここで、2人が仲良しだった頃の回想シーンが流れます。本当に、いい友達だったんだね。
奴隷籍でも、気概に溢れていたから屋敷に入れたのに、自分が短命だと知っていたから、自分の分も生きて英雄になって欲しいと考えたのに、見誤っていた。父が殺された時に、それに気付いた。

大理寺日誌
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あの時、全てが終わってから現れた邱慶之。李餅はそれで、なんでもっと早く来てくれなかったんだと、見殺しにしたんだなと、恨む気持ちが沸いた訳か。あの時の李餅には、邱慶之の表情なんて、気付かなくても仕方ないか。瞬間、かなり呆然としてたんだけど。でも我に返った邱慶之は、何も言わずにすぐに出てっちゃうんだよなー。
金吾衛の将軍になってから、大理寺とは距離を置いていたのも確かだったみたいね。
雑事に追われていて、父君の襲撃を知らなかったと、邱慶之もそれだけは口にしました。

だけどあの時も今も、邱慶之の表情を見れば、ただのヴィランじゃないって分かるよ。自分がそう仕向けたには違いないけど、李餅のストレートな言葉に明らかに傷付いた目をしてさ。
出世を表向きの理由には出来るし、する気なんだろうけど、本心はきっと別のところにある。

私は金吾衛の将軍、朝廷に尽くし己の役目を果たす。
私は言ったはずだ、おまえのためだと。
まっすぐに李餅を見て告げた邱慶之のこの言葉は、紛れもなく真実っぽい。彼が追っている黒幕は、朝廷に害をなす大きな組織ってことか。命も賭けてるって話か。だから、関われば李餅のためにならないと?

でも李餅が聞きたいのは、その言葉の裏側にあるもの。
何も教えずにおまえのためだってのは、小さい子供しか騙せませんよぅ。
だから李餅も話を切り上げた。
これは大理寺に関わる事件、金吾衛は首を突っ込むな。おまえには一切情報は渡さない。
だからお前の厚意は必要ない、邱将軍、友人という言葉は二度と口にするな。

大理寺日誌
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そう言われた邱慶之、ここ一番の打ちのめされた顔だったかも。涙浮かべて。
それでも、口から出る言葉は冷徹。
私を信じず、何も打ち明けぬなら、お前の配下を尋問する。

あのねー、その言葉はブーメランだからねっ。
何も打ち明けないのはアナタのほうよっ。

2人が大理寺に向かうと、そこには明鏡堂と来仲書が揃ってました。
邱慶之が全員を連行すると言った時、阿里巴巴に置いてきぼりにされた上官檎が、鳩持って現れたよ。
連中の狙いも、元司直の居場所も分かった、鳩を追え。
鳩を渡された邱慶之は、調べが終わるまで全員大理寺を離れるなと言って、引き上げていきます。

だけど上官檎は鳩の巣を壊してて、金吾衛が行っても、何も探し出せまい、だって(笑)
阿里巴巴は、詰め寄られたあの時、何か打ち明けちゃってたのね(^m^)
ここで李餅もようやく、みんながそれぞれ動いてくれていたことを知ります。
みんなの情報を共有すると。

呉亦人は、李餅の内通者の胡姫を探している。李餅を導くのは、胡姫救出のため。
胡姫は邱慶之に捕まっている。
呉亦人は、大理寺の先達で父の部下だったから、杜子虚の情報を提供してくれた。

続きは陳拾に説明させ、自分は胡姫を救出に行くという李餅に、上官檎はまた、どんな事件であれ、1人で背負う必要はない、私達がついていると声をかけます。
そう。あんなに邱慶之を責め立てたけど、アナタも仲間達に似たようなことをしてるよ?

李餅が行った後、上官檎は阿里巴巴だけを呼び、あの時何をしたと尋問。
思えば金貸しの時も(マオレイさん、ホントにアレだけの出演だった(大笑)、胡人の船での情報も、今回の鳩も、どれも有効な手がかりが得られたのは、阿里巴巴が何かをしたから。
上官檎は阿里巴巴が、胡姫と繋がってる密偵じゃないかと疑ったみたいなんだけど。
言わないと投獄すると詰め寄られた阿里巴巴は、私は一国の王子なのですぅと白状しました。

やっぱりか。しかも123番目の子なんだって。うは。父は子作りが好きって、どんだけだ(笑)
扉の外で聞き耳を立てていた明鏡堂も、知っちゃったよ。
だけど彼らはすんなりと受け入れてる。そうよ、もうそういう人達、そういう仲間よ。王子、王子って、驚きと共に半笑い。崔倍ですらペタペタ衣装を触ってる。そういえば、高級素材だなとか?
上官檎だって、密偵じゃないならもういいやって、特に興味もなさそう(^m^)
水到も渠成も、母親につけられた従者らしいよ。しかも彼らは阿里巴巴より先に、官話8級、受かっちゃってるらしいよ(笑)

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李餅が胡姫を救出に向かうと、そこには呉亦人も来てました。
てか、なんでここにいると分かったの?李餅、どこかで情報与えた?ま、いっか。勝手知ったる古巣に忍び込んで、さっきの話を聞いてた、みたいな?
呉亦人と協力して胡姫を救出し、李府に連れてきた李餅。
ここでようやく少しだけネタバラシ。

李稷の野辺送りの際、見送って大理寺の花火を挙げてくれたのは、呉亦人。
怪猫事件で浮かび上がった3年前の大量失踪事件を、当時探っていた呉亦人は、杜子虚に行き着いた。
杜子虚が礼部尚書に提供したのは不老不死の薬で、人の血を飲まないと効果の出ないもの。その薬を常用しているのは礼部尚書だけではなかったから、大量失踪事件はそのために起こされた。
掘り下げようとした時、同様何かを掴んでいた李稷に大理寺を解任され、密偵として死刑囚の牢に送られた。杜子虚を連れ出すよう望まれていたが、ひと足先に手を打たれ、暴動事件を起こされてしまった。一枝花にも出会っていたが、当時は奇妙な囚人としか思ってはいなかった。

脱獄した後、杜子虚は一枝花と共に泰興という船に乗ったが、呉亦人がたどり着いた時には、船主と共に杜子虚は殺されていた。
海沿いの村に流れ着き、売られそうになっていた船主の娘が胡姫。2人は一枝花の追跡を始めた。
屠畜業者の趙も李稷の密偵だったが、裏切って金吾衛に情報を売ったため、胡姫は捕われてしまった。

呉亦人は、父君は当時何かを突き止めていたのだろうと言います。証拠は秘閣に保管されているはず。李餅ならきっと見つけられる、と。
胡姫もまた、李稷を暗殺した人物の情報を掴んでいました。それを趙に察知され陥れられたと。
実行犯は、杜子虚や一枝花と同房にいた黒羅刹。
李餅が何かを言いかけた時、外に気配。

2人を置いて、外に出た李餅は、まんまと相手の罠に嵌っちゃう。
死刑囚の識別用の札、多分黒羅刹って文字を消した札が屋根に下がってて、それを無造作に引っ張ったら、毒の粉みたいなのが噴き出したよ。
屋根から落ちる李餅を、屋根の上から狙ったのは、李稷の襲撃犯、十八里にもいた黒い仮面の男。
でも地面に落ちる瞬間の李餅に駆け寄り、その背に黒羅刹の暗器を受けてしまったのは、邱慶之でした。
えー。

屋敷の中庭に倒れる2人。
その間に、黒羅刹は呉亦人と胡姫を襲撃。2人とも犠牲になってしまった。胡姫が辛うじて花火を上げたけど。黒羅刹の言った、お前たちは餌だってのはなんでしょうね。

李餅が目覚めた時、2人は殺されていて、重傷を負った邱慶之は金吾衛に運ばれてった後。
李餅は、邱慶之は呉亦人ではなく、黒羅刹に会いに来たんだと言います。んー、そうなのか?
白さんの検視が済み、2人は殺された後に移動させられ、並べられていたことが分かります。
胡姫の握っていた花火の紐が示す先には線香立てがあって、下には、灰で書かれた6月7日の文字。
呉亦人も石を握らされてた。

後ろの大きな黒幕はまだ難しいけど、先に黒羅刹を調べてくのかな。
ってことで、U-NEXT版34話まで。通常版26話までです。
今回はどうしたって邱慶之の表情でした。食い入るように、見たっ(笑)
あとさ、陳拾の中の人、2役かな。すごいな。目が同じなのに全然違うよっ。

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作品情報

  • 制作 2024年発表 全36話 爱奇艺 (U-NEXTでは48話)
  • 原題 「大理寺少卿游」
  • 原作 「大理寺日志」RC
  • 監督 王威(尚食)
  • 脚本 魏思远、黑玉、姜来

人物相関図

大理寺日誌
画像出典 公式サイト
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