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陳情令 第47話「華麗なる弁舌」あらすじとネタバレ感想

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陳情令
画像出典 Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited.
目次

あらすじ

雲萍にある金光瑶の私有地を訪れた魏無羨と藍忘機。そこは街なかに建つ観音廟だった。2人は温寧を外に残し廟をのぞくと、中には金氏の子弟や霊力を奪われた藍曦臣の姿が。廟に侵入しようとした金凌を守ろうとした魏無羨、だが金光瑶に琴弦で首を絞められたため藍忘機も反撃を断念する。聶懐桑は蘇渉に捕らえられ、江澄も金光瑶の弁舌に動揺した隙に霊力を奪われてしまう。そんな中 金光瑶は配下に急いである物を掘り起こさせるが…。

ドラマ公式サイトより引用

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ネタバレ感想

雲萍(うんへい)の町を歩きながら、温寧の今後を心配した魏嬰は藍湛に、藍氏に傀儡など怖がらない女性仙師はいないかなって(笑)いやあ、難しそうだなあ。
そんなこと言ってる間に、町の子供らにも絡まれてるよ、温寧…

少なくとも友は必要だ、思追なんていいと思うぞ♪って、魏嬰に言われて、藍湛は気まずそうに先を急いでしまいます。魏嬰が、下僕でもない温寧をいつまでも連れ歩く訳にはいかないって思ってることには、すんごい納得した風だったけど、思追のことを隠してた件については、気まずいんですね(^m^)

子供達を追い払って貰って、宿で休んでろって言われた温寧は、なんだか寂しそう。
この人は、とにかく役に立ちたい一心だからねえ。

金光瑶(ジングアンヤオ)の土地契約書にあった住所は、廟でした。
町のど真ん中にどーんと廟が建っているのは、珍しいよね。
観音殿の中ではお坊さんが木魚を叩いていて、正面に大きな観音像があり、町の人達がお参りをしています。

藍湛は、陣で何かを鎮圧していると言いました。
夜、人のいない時に来て陣を破ろうと、ひとまず廟を出た2人は、参道でお坊さんが、明日から3日、廟を閉める予定だと話しているのを耳にします。
何かあったのかと尋ねる魏嬰に、老朽化したので修繕するのだとお坊さん。

少し会話をして去り際、魏嬰は大師は素質のある方だなと言いました。
受戒していないのに、仏法に通じていると。
背を向けていたお坊さんの顔色が変わったよ。
受戒の有無って、なんで分かったんでしょね。
でもこれも、種は撒いたぞって感じなんだろうか。

夜、廟に向かった3人。門には、藍湛の術でも破れない結界が。
魏嬰は温寧を外に待機させ、もし自分達が出て来なかったら江澄に知らせろと言って、塀伝いに横道のほうに行ってしまいます。門前の階段にひとり、ぽつんと残る温寧。
ふと見ると、遠くの空の様子がおかしい。何か赤黒い色のついたモヤモヤが見えます。
廟を振り返り、今のところ何もないのを見た温寧は、急いでそちらのほうに走って行きました。

夜の町をぽてぽてと小走りしていたのは仙子(シェンズ)。それを追う金凌(ジンリン)。
あーあ、仙子が何かを察知して、廟に来ちゃったんだねえ。

塀を乗り越えて上から中庭を覗いた魏嬰と藍湛は、武器を携えた金氏の子弟達やお坊さん達を見ました。
そしてそこに、藍曦臣(ランシーチェン)がいるのも。

陳情令
画像出典 Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited.
え、沢蕪君まで?

みんなは沢蕪君(たくぶくん)って、敬ってますけど、兄上の表情は、このものものしさに戸惑っているよ。

と、そこに門の外から仙子の鳴き声と、それを呼ぶ金凌の声が。
魏嬰は、門前に置いて来た温寧は何してると思ってますが、温寧は別の異変に走っちゃって、いないのよう。
金凌は正門を叩きますが、まあ、結界が張ってあるから開かないとはいえ、金氏の子弟が、こちら側から弓を構えてるんだよね。金凌だよ?金氏の時期宗主だよ?分かっていても、もし入ってきたら、殺すのも辞さずってことですか。兄上が、傷つけるなって呟いてるけど、この人の言葉を彼らは聞くの?

仙子がまた、別の異変に気付いたらしく、そこを走り去ってしまうと、一旦門を離れた金凌。
魏嬰が内心、おぼっちゃんめ、早く立ち去ってくれと思ったのも束の間、金凌は塀をよじ登ってきたっ(笑)毎度毎度、厄介な行動力だよー。

何も知らず、塀から顔を出した金凌に、金氏子弟の矢が放たれました。咄嗟に魏嬰は竹笛を投げ、笛は矢に貫かれて真っ二つ。あああ。魏嬰に逃げろと言われた金凌は、慌てて塀を降り、標的は魏嬰達に変わります。2人を見上げた兄上の顔よ。

中庭に下り、魏嬰は呪符を飛ばしたりするんだけど、その時、石灯籠の影から歩み出て来た足があったわね。意外と早いお出ましだわね、金光瑶。
しゅるーんっと、琴の弦が飛び、魏嬰の首に回ってしまいました。
魏嬰を人質に取られては、藍湛も動けません。

いやあ、それにしても朱賛錦(チューザンジン)くん、すごいわ、顔。上手いわ、顔。目力半端ない。

剣を下ろした藍湛に、兄上は言いました。
慙愧に耐えぬ。謀られ、霊力を失ってしまった。

だーかーらー、あーれーほーどー。
だけどま、ここまでされなければ、兄上は気付かなかったんだから仕方ありません。
兄上の信頼を手玉に取りやがってーまでもが含まれたであろう、藍湛の鋭い視線。

弦で首に血を滲ませながら、魏嬰は言います。
恥じる必要があるか、斂芳尊(れんほうそん)お得意の芝居のせいだ。

金光瑶は、魏公子を見くびっていたようだ、どうしてここが分かったと聞きます。
魏嬰は、密室の土地権利書の話をします。赤鋒尊(せきほうそん)の首と一緒にあったって。
別々に保管しないとは、私の落ち度だなと、大哥の首の件も認めた金光瑤。
魏嬰は、もはやお前の手中からは逃れられないが、好奇心を満たしてくれないかと言い、廟にはどんなお宝が眠っているんだと聞きます。
好奇心を満たす代償は高いぞと金光瑤が言った時、捕まった金凌が門から入ってきました。
あーあー、全くぅって、魏嬰の顔である(笑)
だけど金凌も、この光景を見て、考えたくなかったことが事実だったと知ったわねえ。

昼間の坊主が、あの霊犬は凶暴で逃げられたと言うと、追いかけて殺せと金光瑤。
いや、仙子はちっとも凶暴な顔してないぞ、カワイイ子だぞっ♪
だけど、金光瑤から貰った大事な犬、金凌は信じらない思いでしょうがねえ。

兄上が、金凌はまだ子供でお前の甥だって言うと、金光瑤は、何を考えているのですか、私が自分の甥の口を封じるとでも?と言葉にし、金凌、ちゃんと聞こえたな、逃げたり騒いだりすれば怖いことをするぞ?と脅しました。上手いわあ、こういうところも、ほんと。

金光瑤は観音像の後ろを手下に掘らせていました。
中に何かを隠していた模様。それを陰虎符で鎮圧させていたらしい。

瞬間の隙をついて、藍湛が踏み出しますが、金光瑤は弦から手を離しませんでした。
そして滔々と語るよ。

惜しいな、あと少しで当時の見世物を再現できたのに。
あの頃のお前たちは、夷陵老祖と正道の模範で、まさに稀代の英雄。その2人が最後に対決する、今日のように。

藍湛は、金光瑤に言われるまま、避塵(ビーチェン)を下ろして鞘に納めるしかありませんでした。
さらに自分で、霊脈を封じさせられます。

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雷が鳴り響き、雨が降ってきました。
みんなは廟の中へ。
魏嬰と藍湛、兄上と金凌、2人ずつ、別の柱の下に座ってます。
魏嬰は、あそこまでしなくていいのに、16年前の件を負い目に思わなくていいって言うんだけど、藍湛は負い目ではない、当然だからだって言いますよ。ふふっ。

掘り返している現場を見ていた金光瑤が戻ってきます。
妙に思いの籠った目で、観音像を見上げる金光瑤。
その時ひとりでに廟の扉があき、風で蝋燭が消えてしまうんだけど、呪符を使ってさっと火を灯した金光瑤。意外といろんなことが出来るんだな。考えたら、師についたこともないこの人が、これだけいろいろと身に付けているというのは、かなりの努力の結果ではあるんだよね。ここまで歪まずにこれたなら、それなりの人になれていただろうに。とはいえ、環境が許さなかったんだよねえ。

そこに、気を失った聶懐桑(ニエホワイサン)を伴って、蘇渉(スーショウ)がやって来ました。
おお、どんどん人が集まってくるぞ(笑)
あとは、温寧と思追、江澄かな。

蘇渉はここに来る途中で遭遇したので、役に立つかもと連れて来たと言います。
負傷させたのかと聞かれて、気絶しているだけだと。
金光瑤は、手加減しろ、実に肝の小さい男なのだって言う。自分をどこまでも頼ってくる小者、警戒するに値しないって認識ね。

金光瑤は、どうして懐桑までと呟いた兄上に、人質として宗主が増えれば、自分に手出しをし難くなるからと言います。時期が来たら、みんな無償で解放すると。
信じていいのかって兄上ー、まぁだ信じるつもりなんだー?
金光瑤は少し間を置いて、ご自由にと言います。信じまいとも、二義兄上に選択肢はない。

いやしかし、観音像の後ろ、どんだけ硬い土なんだか、深く埋めたんだか、坊主が5人で掘っても、まぁだ数十センチしか掘れていないぞ(笑)

金光瑤のいない間は、顔をゆがめた蘇渉が言いたい放題。ムカつく。
藍湛は最初こそ、睨みつけたけど、後は視線を送ることもせず、完全無視。
兄上が、藍氏は別に冷遇していないのに、どうしてそこまで忘機に敵対するんだと聞きます。
蘇渉は、天賦の才のある二若君に敵対するなんて恐れ多い、己を誇る態度が気にくわないだけだと。
あははっ。そりゃ、ただのコンプレックスの裏返しじゃん。藍湛に気にも留められていないことにも、苛ついてるだけじゃん。ていうか、藍湛は軽蔑してるけどね。

魏嬰は、藍湛は己を誇ったりしてない、姑蘇藍氏の家訓で偉ぶるのを禁じたのは何条だ?って言うと、金凌が、なんで他所の家訓を知ってるんだよっと余計な突っ込み(笑)
罰を受けたと聞いて、恥さらしっなんていう金凌。
気を取り直して、魏嬰は蘇渉に語りかけます。時間稼ぎかなあ。
藍湛が不愛想だからそう思うのか?だとしたらトバッチリだ、藍湛は誰に対してもつれない態度だぞ。雲夢江氏で学ばなくて幸運だな、きっと俺に対して激怒してたと思うぞ。俺は昔から鬼才を自負してたし、あちこちで触れ回ってた♪

怒った蘇渉が手を出そうとするのを、藍湛が止めます。
にらみ合って、手を下ろす蘇渉。なんだかんだ、真正面からは含光君に立ち向かえないんだわね。
魏嬰は手を出すのはやめておけと言いました。
斂芳尊は沢蕪君には敬意を表している。含光君を傷付ければ、果たして斂芳尊が喜ぶかな。ニッコリ♪

蘇渉は、夷陵老祖も死を恐れるのかって言うけど、魏嬰は恐れるというより望まないだけだと。
うん、この人は結局、腕では藍湛に敵わず、口では魏嬰に敵わず。野心とコンプレックスだけは誰より強い、厄介さん。

蘇渉が実力行使に出ようとした時、外で異変が。
誰だと扉に向かった蘇渉は、扉もろとも紫電に打たれてひっくり返ってしまいます。
うははっ、江澄登場。

陳情令
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雷と共に紫電って、この登場はそこそこカッコ良かったんだけどねえ。それを見た魏嬰の表情は何?先日の今日だもんな、あー、もっと厄介なの来ちゃったー、てか?魏嬰は江澄が金丹の秘密を知ったのを知らないから。

金凌が外叔上って叫ぶと、フッと嫌味ったらしく笑って、助けを呼ぶくらいならなぜ逃げ出すって、相変わらずだー。
そこに仙子ちゃんが走ってきました。なるほど、仙子ちゃんのお手柄ね。いい子いい子。

仙子が走り込んできたのを見た魏嬰は、コレである。

陳情令
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藍湛の顔に、しょーがねーなーって書いてないかい?(^m^)

金凌に咬めと言われた仙子は、蘇渉に向かいます。廟から逃げ出して行った蘇渉を追って、仙子も外へ。うん、良かった、この中にいたら、仙子が危なかったよぅ。

陳情令
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仙子が出て行って、てへぺろな魏嬰。可愛いな(^m^)

観音像の後ろから襲ってきた金氏の子弟達は、江澄の紫電であっさりやられました。
兄上が、琴の音に注意せよと言った途端、金光瑤の弾く琴の音。弦殺術も使えるんかい。
江澄は外に落ちていた剣を紫電で操り、琴の音に対抗するノイズを出してるみたい。五感に優れたみなさんは、かなり辛そうです。

隙を見て、金光瑤に向かい、操っていた剣を飛ばすと、金光瑤もさすがに琴の攻撃を止めざるを得ず。
だけど、わざとらしく拍手をして、江宗主の殺傷力には私もお手上げだ、だってさ。
そしてここから、江澄は金光瑤の言葉に翻弄されていくのだよ。
まあねえ、恥ずかしいところをこれでもかって抉り方するからな。

どうしたのだ?さっきから視線を伏せて、向こうを見ようとしない。
あちらには、貴殿の師兄がいるだけだ。

動揺を隠していきり立つ江澄に、兄上が助言。
相手をするな、彼は弁舌巧みだ、話をすることで相手の注意を引き、動揺させる。

二義兄上、よくお分かりだ。
魏公子、弟分はおまえに用はないようだ。一瞥もくれようとしない。
芝居がかった金光瑤に、魏嬰は笑います。
今更指摘しなくていいよ、江宗主は昔からこうだ♪

貴殿の師兄になるのも容易ではないなって言った金光瑤に、金宗主の師兄になるほうがもっと容易ではないと江澄。はあ…と俯く兄上(笑)
可哀そうなんだけど、ここのシーンはずっと、兄上のメンタルをゴリゴリ削りまくるんですわ、しゃーないけどさ。

江澄は、昨夜蓮花塢で随便(スイビェン)を手に駆けずり回って、いろんな人に抜かせようとしていたなんてことまでバラされてしまいます。
魏嬰は初耳。え、随便は温寧に渡したのに、そういえば持ってなかったって慌てますが、藍湛に、冷静にって言われる。

しかも誰一人として抜けなかったのに、自分は抜けたそうだな。実に奇妙だ。

驚く魏嬰と兄上。
てか、金光瑤の情報網よ。すごいな。

16年前、隋便はどういうルートを辿ったのか金光瑤の手に渡り、その時に自らを封印したらしい。
夷陵老祖以外に、抜ける者はいないはずだが?

江澄が冷静でいられる筈もなく。まんまと術中に嵌って動揺しつつ暴れます。
それを躱した金光瑤は、尚も続けるのだよ。

当時、魏公子は型破りで、理由をつけては剣を佩いていなかった。
ずっと不思議だったが、そうは思わぬか?
江宗主はご立派だ。最も若い家主で独力で雲夢江氏を再建した。心から敬服するが、以前は魏公子に全て劣っていた。どうかご教示を。どうやって射日の征戦後、挽回したのだ?まさか、金丹か妙薬でも飲んだと?

いきり立った江澄と金光瑤が戦いますが、この間に何か所か経脈を突かれたのでしょうね。
だけど途中、藍湛に向かった刃を江澄は庇って跳ねのけ、更にその隙を突かれてしまいました。
うおお、江澄が藍湛を庇ったー!ちょっと予想外だった、ここは。
でも傷付いた江澄、戦線離脱。座り込んで、自己修復。

その時、外で仙子の鳴き声がし、ボロボロになった蘇渉が戻って来ます。
殺せなかったとのこと。良かったー。仙子ちゃん無事♪

そして中からは掘り当てた!との声。
嬉しそうに奥に走っていった金光瑤の前に、棺の蓋のようなものが出てきていました。
傷つけるなって、憑りつかれたみたいな顔は、うーん、これ、お母さんの遺体でも入っているのでは?
陰虎符使って、観音様に守らせておいた最愛のママ復活の儀式でもしようとしていたんでは?
だとすると、結局、薛洋(シュエヤン)も金光瑤も、陰虎符で大事な人を蘇らせたかったんかなあ。
悪党の心の奥に潜む、柔らかいところ。

残された5人と気絶中の1人。
魏嬰は藍湛に、知っていたのかと聞きます。藍湛、コクリ。
いつ温寧から聞いた?
お前の気絶中に。
江澄にも告げたのか?
衝撃を受けていた。
温寧には口止めしたのに。

それを聞いて、江澄が反応します。
ふん、口止めだと?

あーもう、どこまでも突っかかる気満々だー(笑)
そして次回も観音廟、ネタバレ大会の続きです。陳情令もあと3話を残すのみっ。

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