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陳情令 第24話「新たな船出」あらすじとネタバレ感想

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陳情令
画像出典 Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited.
目次

あらすじ

金宗主から金子軒との縁組みを再び勧められた江厭離だったが、今は蓮花塢の再建が先決だと申し出を断る。金光瑶は魏無羨が残りの陰鉄を持っている可能性を金宗主に示唆、魏無羨の見張りを命じられるのだった。その頃、蓮花塢では亡き父親の後を継ぎ、江澄が宗主の地位を継承し江氏の再建を誓うが、魏無羨は毎日町で酒を飲み歩いていた。一方、姑蘇に戻った藍忘機は琴譜の研鑽のため兄の曦臣や叔父に蔵書閣の禁室に入りたいと告げるが…。

ドラマ公式サイトより引用

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ネタバレ感想

さて、集まった一同の前で、金光善(ジングアンシャン)から勝手に再度の婚約話を持ち出されてしまった江家。江澄は宗主としての対応に悩み、すぐに言葉を発することができません。
そこへ、金宗主の厚意は受け取ったと、魏嬰が入ってきました。

ここで眉間に盛大に皺寄せて悩んでる江澄はまだ、自分の判断で咄嗟に金光善に対応するのは難しかっただろうし、この場においては間違いなく助け舟なんだけど。

でもふっつーに考えれば、いくら兄弟同然だとは言っても、公の場にこういう感じで魏嬰が入ってきて話をぶった切るというのは、宗主としての江澄の顔を潰したと思われても仕方ないんだよね。難しいね。でも、立場を弁えるってのはそういうこと。
姑蘇でも、ここで問題を起こせば江楓眠(ジャンフォンミエン)の顔に泥を塗るってことに全く気付かなかった魏嬰に、そういう概念はほぼないんだけど(笑)
でも江澄が宗主となった今、もう今までとは違うんだよなあ。よくよく注意しないと、この人のやり方は、宗主を軽んじていると言われる。そうすると、保護者でいてくれた江楓眠と違って、関係性は兄弟同然でも公には主、そこに少なくないコンプレックスの混じるプライドの高い江澄は、魏嬰を無条件に庇うことができない。必死で一人前たろうとバカにされないようにと肩肘張ってるところだから、これを許せば、宗主としての自分の沽券にかかわるとか、そういうことが先に立つから。

この時、みんなが驚いたり、何を言い出すんだろうと見てたりする中、金光瑶(ジングアンヤオ)だけは、にーっと笑ってるんですよ。魏嬰は俺サマが言ってやるぞって感じで金光善の前に立つんだけど、多分この時、金光瑶だけは、こうした魏嬰の態度が、そのうち周囲からどう目されていくのか、正しく予測が出来ていたんだと思うわ。

魏嬰は、婚姻となれば江澄より師姐自身に尋ねるべきではと言います。
違うか、江澄と言われて、江澄も背中を押して貰ったとは思う。でもそれより先に、案の定、金子勲(ジンズーシュン)が言いました。叔父は江宗主と話している、口を挟むな。
そう、これなのよねえ。
でも魏嬰は、じゃあおまえが江澄に尋ねろとか、ちょっと意味の分からないことを言って、ドヤ顔になるんだよ。これさあ、悪意を持って見ている頭の切れるヤツにとっては、可笑しくて仕方なかっただろうなと思うんだよね。金子勲はそこまで頭良くないから、単純にカッとしたりムッとしたりして口出すだけなんだけど。

江澄がやっと立ち上がり、本件は両家の私事、亡き父も同じ思いでしたが、やはり姉が決めるべきでしょう、当人以外に干渉はできませんと言います。
金光善も内心仕方なく、まずは江殿の意見を聞いてみぬとなと言いました。
ここでさー、金子軒(ジンズーシュエン)。
あんな誤解で人前で暴言吐いて師姐を泣かせたのに、ロクに謝りもしなかったアンタ、その期待たっぷりの顔はどーなのよー(^m^)

師姐が立ち上がって言いました。
金宗主のご厚意は有難く頂戴を、ただ江氏が難に遭った今、娘としては雲夢に戻り、蓮花塢を再建すべき時。今、婚礼話は妥当ではないかと。
そういえば若様の前ではロクに言いたいことも言えなかった師姐、こういう場ではちゃんと言えるのね。でも江澄も気付いているように、本音ではまだ若様のことが好きなんでしょうけど。とはいえ師姐にとってこの場は、こう言わなくちゃいけない形に持ってかれてますけどね。

面白くないけど、それは表には出せない金光善、若様は分かり易くがっかり(笑)
藍曦臣(ランシーチェン)は納得して頷いてます。
一礼して退出していく魏嬰。

白けてしまった場を取り繕うように、金光瑶が立ち上がりました。
まーほんとーに、持って行き方が上手い上手い。どちらが好ましいかは別として、魏嬰の後だとその器用さが際立つ金光瑶。

娘御の孝行心に先代の御霊も慰められたかと。江氏に限らず、各世家は痛手を被りました。今こそ再興に向けて人材が必要な時。この件では父も苦心しながら、やっと策を見出しました。(と、宗主を立てることも忘れない(笑)
僭越ながら私から、父に代わって立秋前に皆さまを金鱗台へ招き、金氏による狩猟大会を百鳳山で開きたいと思います。

狩猟大会の主催が、各家に手を差し伸べることになるんだ?ってのはよく分かりませんでしたが、この話は、各世家に金氏の威光を知らしめるに十分だったらしく。金光瑶の立案でしょうが、金光善は、さすがは金氏みたいなことを口々に言われて、この場での面目も立った感じね。
聶明玦(ニエミンジュエ)は、金光瑶と金光善を交互に見て、真意を図ろうとしてるっぽかったけど。

宴の後。
温若寒の座っていた、あのおどろおどろしい椅子に座っていた金光善。なんだか疲れてるっぽいのは何かの示唆でしょうかねえ。
そこに金光瑶がお茶を運んできました。上出来だったと金光善に褒められ、父上をお支えするのが私の務めですと答えてます。
金光善は、それで陰鉄の在りかはと聞きました。やっぱり残る一つを手に入れたいのよ、この人は。まだ突き止められていないけど、不夜天にいる時、温若寒が、残りは薛洋(シュエヤン)が持っていると言っていたと金光瑶は言います。そしてね、始まったわ、金光瑶の情報操作。

陳情令
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抜け目のない視線です。

清河聶氏に護送された時は、薛洋も常氏も陰鉄は持っていなかった。あの時、自分以外に薛洋と単独で接触したのは魏嬰だけ。
疑いを強めた金光善に、でも魏公子は見張っていただけ、陰虎符が陰鉄に似ていても関係あるとは限りませんと強弱を加えて疑念を根付かせ、自分への信用も深めさせるこの手腕よ。
これにまんまと転がされた金光善に、元々なんなんだアイツはと思われていた魏嬰は、ロックオンされる訳だ。もう監視もつけられてるらしいよ。

そもそも、どうして金光瑶は魏嬰に疑惑を押し付けようとしたのかって考えると、要するに、金光瑶から見て魏嬰ほど、危なっかしくて陥れ易いヤツはいなかったってことがひとつあるだろうと思う。直接的な遺恨はないけど、いろいろ押し付けるのにうってつけの駒が、丁度よくここにいたわ!的な。
もうひとつは、お互いの出自でしょうね。片や妓女の子、片や下僕の子として、それぞれに辛い時期はあった。出発点にさほどの差はない。なのに、人の顔色なんて窺わない傍若無人の自由人に育っている魏嬰と、細心の注意を払って努力してへりくだって慎重に人の顔色を窺っても、見下され続ける孟瑶と。
魏嬰は一方的な負の感情をぶつけるのに、持ってこいの相手。その上、隙だらけときたもんだ。
だからあの得意げな登場の仕方に、笑ったんだわよ、きっと。

で、もうひとつ。
このシーン、金光善が少しぼーっとしたり、妙に首を回したりしているんですよね。お茶が最後にアップで映る。まさか、既に盛ってる?聶氏にいた時から、この人、ちょこちょこと策は巡らし始めてはいたけど、まだ体を張って聶明玦を庇ったりもしてました。あれは運が悪ければ死んでいたので、賭けにしてはリスキー過ぎるから、少しは大哥への恩返しの気持ちもあったのかもしれない。でも、金氏に入ってからは、もうタガが外れてるような気がしますわね。

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さて、蓮花塢に戻った3人です。
あれ以来、まだ掃除もし切れていなかったんだね。ちゃんと戻れなかったもんね。
船着き場にはまだ赤い旗が立ったまま、屋敷の中も、遺体こそ片付けられていたものの、中庭には剣が落ちていたり、血がこびりついていたり、壊れた家具が転がっていたり。
魏嬰はここで、ちびっこ江澄と2人、江楓眠から弓を教わったのを思い出します。

試剣堂の上の温氏の紋を目にした魏嬰と江澄は怒りに震え、江澄の紫電が、温氏の紋を叩き壊しました。
でも、あの時ほとんどの門弟を失ったのに、そんなに時間も経たないうちに、もうこれだけの弟子を確保できてるだけでもすごいわよ。

雲深不知処には、藍湛の清心音が響いていました。美しい映像です。静室の設えも好き。
ちなみに、イボくんの親指の爪は幅広く長さのないタイプなので、時折映る縦長の爪の手は琴本職の方のものね。
そこに兄上がやって来ます。
藍湛は戻るなり蔵書閣に行って、曲譜を持ち去ったんですって。それを弟子に報告されておる(笑)それを聞いた兄上は、それが何のためだか、誰のためだか、まるっと正しくお見通しなのだ。多分。
藍湛は、蔵書閣の禁室に入りたいと言います。なぜと聞かれて、琴の研鑽のためだと答えるんだけど、それも兄上は察してるでしょ。
そこへ、叔父上からの呼び出しです。

怨念を除く仕事があるんだそうな。
直接戦闘には出向けなかったけど、魏嬰の件も含めて報告は受けていると藍啓仁(ランチーレン)。今回の出来事で、各地で起きた殺戮は妖邪を招きやすいのだとか。早く浄化をしないと、将来の災いは尽きないだろうと。
叔父上、ちょいっちょい藍湛を見る目が厳しい。対して藍湛の表情は子供っぽくてカワイイ。でも多分「温氏も邪道に手を染めすぎた」って言葉と魏嬰を同列で語っているのに、藍湛も気付いてる。それで何か言おうとしたのを、叔父上に止められてしまいます。
叔父上は、傍らに用意してあった雅正集という、藍氏家規のまとめを差し出しました。
忘機、曦臣に同行する必要はない、他の任務を与える。

陳情令
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忘機、お留守番っ。え゛…

兄上が蔵書を持って逃げた時に、慌ただしさから破損や紛失が出たため、蔵書を修復して家訓を改めるようにって。藍湛を雲深不知処から出さない算段ですね。魏嬰という危険分子から遠ざけ、藍氏の家訓を改めて心に刻めと。
藍湛は、叔父上にも禁室に入りたいと許可を求めるのですが、蔵書閣の書も読み終えていないのに、禁室に入る必要などないと、叔父上、鼻で笑いやがります←失礼。
兄上もちょいと複雑そうでしたね。藍湛の翻訳機だから、その気持ちは理解済だもの。

蓮花塢では、江澄が門弟達の前で、宗主就任の宣言をしていました。
傍らに立つ師姐も、脇の橋の上に座る魏嬰も、感慨深そうです。

江澄による門弟達の修練が始まっているんだけど、江澄はまあ、焦りもあるんでしょうが、厳しい厳しい。イマイチな門弟に対して、厳しく指導するっていうより、怒ってるんですよねえ。叱るんじゃなく怒る。相手の将来を思って叱っている人は、あんな顔にならない(笑)師姐もちょっと心配そうですが。

そこへ、どこぞの門派が挨拶に来たとの知らせ。時間がないから、魏無羨に頼めと言うと、どこにもいないと弟子。江澄、ピキキッ。
この俺が忙しい時に、まぁたアイツはフラフラと遊びに出たのかあっ!でしょうね。師姐が代わりに自分が応対すると、出て来てくれました。師姐の阿羨への思いやりは毎度甘々ですが、アイツは江氏を再興する気などないのだって江澄の思考も、相変わらずです。
そういえばこの人は、魏嬰じゃなくて、魏無羨呼びなんだよね。

その魏嬰は、客桟の二階で外を見ながら酒飲んでました。
で、道を歩いてきた藍曦臣に気付きます。ちゅーか兄上、わざと来たわね、雲夢に。
沢蕪君(たくぶくん)、奇遇だなーと声をかけ、急いでないなら一杯どうだいと言ってから、あ、藍氏はお酒禁止だっけと思い出す魏嬰。でも兄上は、構わんと言って入ってくるのよ。で、いきなり2杯、ぐいぐい飲んじゃうのよ。逆に魏嬰がきょとんとしているよ。

陳情令
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一杯目飲み干し、すかさず二杯目を手酌の兄上。魏嬰、ちょっと、はえ?となってます(^m^)

金丹でアルコールを消せるんですってよ、兄上。そんなことまでできるのかっ。でも藍湛はできないから、これも個人的な能力なんですね。いいなあ、その力、私も欲しい←下戸。

兄上の来訪が各地の浄化だと知った魏嬰は、興味を示すはずの藍湛が、家規を定め直させられていてお留守番と聞いて、冷やかしに行ってやろうとほくそ笑みます。
江澄のニュー雲夢江氏に、金丹のない自分がどれだけ関わっていいのかとか、あの場にいたら、自分にはもう真っ当な剣の道は究められないことをイヤでも突きつけられるとか、指導しろと言われたら剣が握れないことがバレてしまうとか、全部ひっくるめて、居場所がなかったんであろう魏嬰。これだ!と思ったみたいだけどね、兄上の次の言葉に固まります。

姑蘇に行ったら、忘機が作った曲を聴くといい。
心を清め、精神が集中できる。
君なら忘機の配慮が分かるはずだ。

あー、魏嬰の無駄な負けん気がまたでるー。
いろいろ言われたくないのは分かるけどさー。藍湛と兄上だけは、その他大勢とは違うんだけどなあ、ベースが。
それより何より、自分は大丈夫だ、ほっといてくれってよく言うけど、なんでその性分で言い切れんの、自分を買い被ってんじゃないわよ、アンタの精神はそこまで強くないわよと、おばちゃんは言いたい。うぬぼれるなと言いたい。人一倍揺らいで、すぐ黒モヤ発しちゃうクセしてさー。

わざわざ俺の忠告に来たのか?
頼まれて説得に来たのか?
どちらにも、黙って首を横に振る兄上。
藍氏はみんなおせっかいなのかと言われて兄上は、忘機は弟だ、気持ちはよく分かると言いました。いやいや、分かり過ぎですけどね、この兄上は(^m^)

君が耳を貸さずとも伝えておきたい。
世に定法、大道に規則あり。
この世に君しかいなければ、好きに生きればいい。
だが人々の口に戸は立てられぬ。
我が道に固執すれは、君を案ずる者にまで影響を及ぼす。
我らを信じてくれたら、姑蘇藍氏が剣の道を取り戻す力になる。

あー兄上は、魏嬰が剣を使えなくなったことに気付いてたんだね。自ら放棄した、嫌なんだよっみたいに悪ぶってたけども(笑)そんなのお見通しだったのか。

一瞬、ほんの一瞬だけ、揺らぎはしなかったか?魏嬰。
その言葉に縋れればどんなにいいかと。でもそれは金丹の秘密をバラすこと。
魏嬰は、信じてはいるが、その気はないと言いました。
そのまま退席しようとした魏嬰を呼び止めた兄上。
陰虎符は制御しがたい、心を損なえば…とまで聞いて、魏嬰はそれを遮りました。
逆に試してみたいな、もしかしたら俺は比類なき奇才かも。

比類なき奇才はその通りなんだけどさー。

ものすんごく怒っている江澄の元に、魏嬰が戻って来ました。
ここのシーンはさ、江澄の怒りも分かるし、魏嬰のやり方がマズイのも分かるの。だけど、じゃあどうしたら良かったんだろうってのは、分からないよねえ。
一番秘密が守れて穏便に済ませられるのは、やっぱり藍氏の手を借りる以外ないよなあ。ひとりでは背負いきれない事態でしょ、もう。

でも魏嬰は相変わらず悪ぶることしかできず、怒った江澄に突き飛ばされて転びます。
この程度の衝撃に耐えられないことに、ショックを受けちゃう魏嬰。
自室に帰る途中、祠堂に師姐がいるのに気付きます。
位牌を磨きながら、涙している師姐に声をかけると、また阿澄とケンカしたのと言われてしまいました。阿羨、もしかして、蓮花塢にいたくない?

慌てる魏嬰だけど、まあ、これは言われても仕方ない。そういうやり方をしているんだから。本人もどうしていいのか分からないんでしょうけど。でも師姐にそう言われて、ここ数日の、飲んだくれて現場放棄をちょびっとだけ反省。どこまでも優しいお姉ちゃんは怒らないんだけどね。

回想シーン。
お腹を空かせて街をウロつき、荷車に残っていた野菜くずを漁っていた魏嬰に、魏嬰かと声をかけて饅頭をくれた江楓眠。おじさんと帰ろうと言われて、素直に頷いた日。
あなたは屈託のない笑顔と朗らかな表情で、どんなに辛くても気にも留めずに、どんな状況でもいつも楽しそうと師姐。そんな性格だから、江澄を受け留められるのね。
魏嬰は、そんなにいい性格じゃない、師姐がいるからだと答えます。
江澄の言うことを真に受けないで。心ではあなたを気にかけているの。もうこの世で家族と呼べるのは3人だけ。

これでまた、魏嬰が師姐に甘えるんだけども。
羨羨、3歳!は、ちょっと居たたまれない気持ちになってしまいました…なんだろうなあ。以前も何度かあった分かり易く師姐に甘えるシーン、居たたまれなかったんですよぅ。これは私の性格かな。
人はなぜ誰かを好きになるのかという質問も、んー?と思ってしまって。なぜなんて、誰かその答えを持っているのでしょうか。

そんな甘えた会話を、廊下で江澄が聞いていました。
うっわ、これはめっちゃ恥ずかしいヤツーと思ったのに、魏嬰はしらっと、盗み聞きかよって嫌味言ってます。そういえば、江澄が隣にいても、師姐には甘えてましたっけね。立ち聞きしてた江澄の表情も、うへーじゃなくて、最近の魏無羨はおかしくて不安だったけど、変わってないじゃないかーって顔に見えたもんねえ。

陳情令
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なんか久々ね。でもね…

仲良く言い合って、叩き合って、仲直りする2人。
そこで江澄は、家主になった俺を支えると言ったなって、念を押します。あの言葉が、どれだけ江澄の心の支えになっているかってことなんでしょうね。でも魏嬰は、あの時と同じ意味では、もう言い出せないんだよね。軽く誤魔化すしかないよね。

師姐が汁物を作りに行った後、江澄は金氏主宰の狩猟大会では、分を弁えて金子軒とは上手くやれと言いました。宗主として金氏の時期宗主とは揉めたくないっていう、これは江澄の政治。師姐の縁談にしたって、金氏ほど財力のある嫁ぎ先なら、安心だろうと考えてもいるはず。
だけど魏嬰にはそれが分からない。
師姐をいじめたイヤなヤツっていう、それこそ子供の癇癪みたい。自分だけの感情で、師姐の縁談に反対して、師姐の本音も思い遣れない。江澄から師姐は慕っていると聞かされても、師姐にも困ったもんだとか言ってますよねえ。親父が女たらしだからどうせ息子もだとか憶測で決めつけようとしたり、言うに事欠いて、金光瑶の方がマシだなんて言うくらい、魏嬰の目も曇ってる訳ですよ。
どう見ても胡散臭いぞ、金光瑶は。

ただ、どんなにやり手でも執事と同じ家来だと金光瑶をぶった切る江澄も、ああ、この人は所詮ええとこのボンなんだなとは思いますが。その言葉は、イコール魏嬰にも通じてしまう認識だからね。
江澄は、師姐の再婚約を認めてもいいと思ってるんだけど、それに対してこれほどまでに反対する魏嬰のほうが、ちょっと変だとは思うんだよなー。若様、みんなの前でちゃんと謝ってないけどさ(笑)それでも反省して、お互い話し合って分かり合えるのだったら、宗主でもない小舅なんかの出る幕ではない。我先にしゃしゃり出て、引っ掻き回してぶち壊すなんて、それこそ、オマエ何様?じゃない?

魏嬰の師姐への感情は、疑似母でもあるんでしょうが、あの甘え方といい、若様への敵愾心といい、それだけじゃない異様さを感じてしまって。これは初見からそうだったんですが、どーにもこーにも正直なところ、ちょっと気持ち悪い…が先に立ちまして。ごめんよ、ごめんよ。誰よりも大好きな誰よりも大事なおねーちゃんなんだってのは分かるんだけど。

さて、雲深不知処、蔵書閣。
案の定、藍湛は内緒で禁室に忍び込んでいました。ピンチの時に策を聞いても「突撃だ」と答える藍湛らしい(^m^)
見回りに来た門弟が、蔵書閣の施錠はしたはずなのにおかしいなーって、外から鍵を閉めてしまいますが、余裕で禁室で息を潜めてるっていう、動じなさよ。むしろこれで誰にもバレずに、ゆっくりと禁室の中を探せるってか。

魏嬰は、蓮池の中で師姐や門弟達と遊んでいました。過去に戻るのは難しくないのかもって思ってるんだけど。
宗主が上の世代で、その庇護の下で好きに生きていられた過去には、もう二度と戻れない。人はずっと何も変わらないまま、同じ場所に立ち続けてはいられないんだよねえ。

次回、百鳳山での狩猟大会で、案の定、モメます。

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