妓山温氏
温寧
姓・字
温寧(ウェンニン)
姓・名
温瓊林(ウェンチョンリン)
通り名(号)
鬼将軍
武器
于斌(ユービン)
1991.7.3 香港出身 撮影時 26~27才
妓山温氏の傍系。小さい頃に両親を亡くし、姉である温情(ウェンチン)と共に妓山温氏の温若寒(ウェンルオハン)に引き取られて育つ。霊識に異常を起こした経験があり、温情の処方する薬を服用している。
素直で天然、温和で優しく、純真でシャイ。藍氏の座学中に知り合い、正規の受講生ではなかった自分にも親切にしてくれた魏無羨を慕っている。強い決意で弟を守ろうとする姉に従ってきたが、魏無羨との交流を通し、自らの意思で行動するようになっていく。運命に翻弄され鬼将軍と呼ばれる最終兵器のような存在になるが、その優しい性格は変わらず、魏無羨を慕う気持ちも変わらず、気は優しくて力持ちな、ハチ公。
➤ 「陳情令」視聴はこちらから(U-NEXT) 23.4.1現在のリンクです
ここからはネタバレもありの勝手なキャラ語りですので、ご注意ください。
キャラソン「赤子」だよ?あかごて!って最初は思ったけど
うぇんにゃん、あーにゃんって聞こえるのも可愛い。
原作とドラマとでは、温寧は果たしてあそこで死んだのか死んでないのかに違いがあるんですよね。
原作ではこういった存在は活尸、走尸、凶尸と、その生死や状態で区別がされているのですが、ドラマ版では全て同じ「傀儡」ひとくくりとなっています。死人が生き返るとか動き回るとかの表現をおおっぴらにしてしまうと、中国の検閲を通らないらしいんですね。
なので温寧も、あんな状態のビジュアルを見せられますが、霊識に影響はあるものの瀕死。宋嵐は完全に死んでますけど、温寧ほど出番多くないからいいんだろうか?
他にもちょっとあやふやなのは、幼少期、舞天女に襲われて白眼になっていたのは、霊識を奪われたってことなのかな。全部?一部?損傷?それを温情の薬で安定させてる状態だから、水行淵の時みたいな異常に遭遇すると影響を受けて白眼、傀儡に近くなり易いってことで良いのでしょうか。
で、元々不安定な状態だったところに、魏無羨の鬼道、陳情の影響を受けて傀儡状態のままで定着しちゃったと。「俺が温寧をあんなふうにしてしまった」って魏無羨の台詞もありましたよね。あの時、魏無羨はてっきり温寧は死んだと思って、鬼道を使ったのかな。温情が「死んでない、霊識を奪われてるだけなの、やめて」って叫んでましたから。
とはいえ、狂暴のままでなく、あの天然温寧が戻ってきてほっとしましたねえ。乱葬崗で魏無羨に呼ばれて一目散に走ってくる忠犬っぷりの可愛らしいことよ。弱々しい声で道端で大根売る姿の愛らしいことよ。それじゃ売れないよっ!
最初は自分の弓の腕を認めてくれて、優しくしてくれた友達になってくれた、それがすごく嬉しかったっていう、可愛らしい恩義の感じ方だったものの、その後、温寧は魏無羨や江家のために、大変な危険を冒して助けたり便宜を図ったりしてるんですよね。あの状況で、本当に勇気のいることだと思うんですよ。自らを省みない行為だったと思うんですよ。だからさ…
藍思追(ランスージュェイ)との埠頭での会話は泣けました。
金丹の真実を暴露するシーンは痺れました。
独り立ちしていくところは、見ている私も寂しくなったくらいです、既にその心構えのあった魏嬰も相当寂しかっただろうな。
おどおどした気弱な顔と、にこにこした忠犬わんこ顔と、意志を貫く時のきりっとした顔と、すごく素敵に演じ分けてたなあと思う于斌は、この温寧役で演技力を随分と認められたようです。彼も王一博と同じく、元はアイドルグループでラップ担当だったらしいですね。
ほんに中国14億の才能は計り知れない。
コメント