清河聶氏
聶懐桑
姓・字
聶懐桑(ニエホワイサン)
姓・名
通り名(号)
一問三不知(16年後)
武器
紀李(ジーリー)
1997.3.16 湖北省黃岡市出身 撮影時 21才
清河聶氏の次男。宗主聶明玦(ニエミンジュエ)の弟。
他の世家とは違い、代々剣ではなく刀を武器とする勇壮な武闘派の仙門、清河聶氏にありながら、常にお気に入りの扇子を手にし、仙師としての修行や戦いより詩文や美術芸術、花鳥風月などを愛する風流人。兄の聶明玦はそんな彼に対し、宗主としてかなり厳しく接するが、根底の部分では非常に深い絆で結ばれている。快活だけれど、どこか頼りなくお茶目で憎めない性格だが、その実、自分の資質や分をよく理解しており、自身の評判を落としても、慎重できめ細かく状況や情勢を分析し、物事を進めていけるタイプ。
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ここからはネタバレもありの勝手なキャラ語りですので、ご注意ください。
こう書いても、日本語吹き替え版でご覧になる方には分からないらしいですね。
「おみそれしたぞ」というのは、字幕版で出てくる言葉で、聶懐桑と魏無羨のわちゃわちゃやりとりに何度か出てくる台詞なんです。吹き替え版だと、すごいとかさすがとかになっている模様。
言葉として知ってはいても、普段あまり使わないですし、これが出てくる場面でも、ん?と思うような使われ方なんですよね。最初は厳しい藍氏の座学の教室に、ほわいたんがカナリアを連れてきたところです。
え、なんて?と思って、も一回見てしまいました。
単純に「スゴイっしょ」とか「どうよどうよ」「いやいや、おみそれしたな(うは、スゲーよ)」みたいな感じなんですけど、ちょっと変わってる使い方なのでとってもひっかかってしまって、出てくる度に、きたっ!となってたんですよ。
最初の頃はこの言葉を言い合ってる二人は、ただただ可愛かったんですけどね。
この言葉、最後にも出てきます。
その時の二人の目は、もう笑っていません。
聶懐桑も無邪気で可愛かった座学時代とは、随分と変わっていったキャラクターです。
武芸向きではない彼が、清河聶氏を継がなくてはならなくなった時、そこに何もなければ、嫌々ながらもそれなりに宗主としての働きをしていたはずだと思うし、自身は戦わなくても、ある程度人を使ってできる人だったのではないかと思います。
けれど、それをすることなく「我不知道(ウォブーチーダォ)、我不知道、真的我不知道(ジェンダウォブーチーダォ) 知らない知らない本当に知らない(字幕版で見ているとブーチーダォを覚えてしまう)」を口癖にして「一問三不知(知らぬ存ぜぬの役立たずみたいな意味)」と陰口を叩かれるくらい、気弱で一人では何もできず、責任逃れをしながらいつも誰かに泣きついている宗主の姿を晒していたのは、自身の評判云々なんかよりも遥かに大きな目的があったから。
手段はいずれせよ、驚くほどの手腕でそれをやり遂げられる人でした。
後半、みんなが揃った乱葬崗でのシーンも、上手にアシストしてるんですよね。
魏無羨に対しての働きかけは、単に適任だったからというだけでなく、そこにあの頃の友情があったからと、思いたいよなあー。
聶懐桑については、スピンオフの映画「乱魄
機会があれば、ぜひ見て頂きたいと思います。
演じた紀李くんも若いよね。
彼はどうもいじられキャラだったみたいで、トイレに行っている間にロケバスにおいてかれて、一人パーキングエリアで落ち込んでたみたいなかわいいエピソードもあるようです。確か宋嵐(ソンラン)役の李泊文(リーボーウェン)か誰かに、その時の写真をSNSに上げられてたはず。
あ、彼だけは中国語吹き替え、ご自分の声ですよ。
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