あらすじ
叢波(ツォン・ボー)に秘密を知られてしまった沈巍(シェン・ウェイ)。趙雲瀾(チャオ・ユンラン)は林静(リン・ジン)に叢波のパソコンを初期化させてしまう。慌てる叢波。そんな叢波の腕を見込んだ趙雲瀾は彼を仲間として迎えることに。その頃、燭九(ジュージウ)は鴉(からす)族の鴉青(ヤーチン)に弱みを見られ焦っていた。翌朝、摂政官が趙雲瀾に会いにやってくる。摂政官は地星(ちせい)人の記録書、「地君冊(ちくんさつ)」を紛失したと告げる。
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ネタバレ感想
叢波(ツォンボー)が、所長が教授室に仕込んだ隠しカメラをハッキングしました。あの誰が喜ぶんだ?な赤いタペストリーの。前回教授が白状してくれて良かったですねえ。自分が仕込んだカメラにばっちり映ったこんなの、叢波から知らされたくないっしょ。
結局何しに来たんだろ、この人。告発を続けて10年?欲しいのは地位でも名誉でも金でもない?自分が公表するか所長がするか決めてって言うんだけど。なんだかよく分からん。
そもそも特別調査所は、一般公開できない事件や情報を扱う公的機関。告発者だとか言ったって所詮一般市民の叢波は、そういう組織の存在に守られているからこそ、平和に呑気に人のゴシップを追っていられる。公的機関なんだから、なんでもかんでも公にすべしってのは、根本的なところ間違えてますよね。
反省教授とゴメンネ所長が可愛いデス。
あ、そういえばこの15話から所長の前髪が変わってます。オデコ見える~。
ハッキング勝負は林静の勝ち。叢波のパソコンは初期化されてしまいました。近々のものは無くなったしても、バックアップは取ってなかったんかね?
そこへ、にこやかーな所長とむーっとした教授が現れたっ。
なるほどね。叢波が撮った写真や映像は本物だったけど、それを使った告発は的外れ。
思い込みでセンセーショナルに発表することで承認欲求を満たすことを覚えてしまったから、調査不足のまま先走って、結果、何の罪もないたくさんの人達を陥れたり窮地に追い込んだりしているのを、突きつけられましたよ。
その事実におどおどしちゃう叢波、根っからの悪人じゃないのね
で、やっぱりねー、所長は叢波をスカウトしました。ね、使えると思うよ、彼は。
ただ教授が何もないところから剣を出したり、窓辺の人型煙と語り合ったりしてたことへの説明はナシでいいの?
その頃、未だ所長に撃たれた傷が癒えない燭九。鴉青に傷のことを知られてブツブツ言ってるけど、え、隠したかったの?なら、鴉青のいる間くらい耐えればいいのに。同情をかいたそうな怪我人リアクションしてたよね?それで突き放されたからって、悲劇のヒーロー気取りで独白されても、ぬるーい笑みしか出てこないなー。
それにしても教授の能力「学習」最強ですね。見たものが全部使えるんだぜ!?今までの影も水も生気の吸引も顔の挿げ替えも瞬間移動も超音波洗脳も…教授、黒袍使こそが最終兵器。
でも、俺という優秀な男の力でバレずに済んだんだから、部屋を片付けて?て、一気に話が日常に引き下ろされたよ、あーた。
戦闘からドアの開閉まで…ドアの開閉(笑)
でも強さに伴う代償ってなにー
さて、聖器を手にしようとした所長、すんでのところで教授に阻止されます。
心配するのも分かるけど、自分だけに反応する聖器なら自分がなんとかしなくちゃと思うのも分かりますよねえ。残りの2つは、燭九達が入手したら黒幕を倒せばいいって教授は簡単に言うけどさあ。
酔っ払い祝紅は可愛かったケド。こればっかりはねー。こんなに尽くしてるのに私の何がダメなのって、あなたが自分のファンを対象としてないのと一緒だよねー。
翌朝やって来た胡散臭くて調子のいいおっさん。早速郭長城を引っ張り回すこの人が、所長の言ってた賓客か。地界の摂政官様です。
そして出たよ「鎮魂令主」という役目?どこかでこれ説明があるんでしょうか。
そういえば教授も、鎮魂令により地上では力が発揮できないと言ってました。
それはなにー?見落とした?まだこれから?
摂政官は黒袍使、地君に次ぐ権力者なんだそう。所長が呼んだわけではなく、あちらから何か頼み事に来たみたいですが、黒兄さんがそこにいたのは誤算だった模様ですよ。
摂政官は地君冊という、地星人のデータベース(紙本だけど)を失くしたんだって。燭九の背景を地君冊で調べたかった教授は、中身だけ黒袍使バーションで大層ご立腹。だから内緒でこっそり所長に頼みに来たのにぃっ(>_<。)てか。
以前失踪した丁頓(ディンドゥン)が持ち去ったのではと、摂政官。8話に出て来た人ね。地君殿の記録係だったので可能でしょうが、教授は、死んだ人間に罪を押し付けるなって一喝。
そこへ、午後に星督局から監査が入るとの知らせを持って大慶が部屋に入って来ます。ここでのやり取りを見て、更に教授何者?と思わない人はいないだろうよー。所長は、摂政官と地界行ってくるねーって、これ幸いと監査から逃げました。だってパパ来そうだもんね(^m^)
鎮魂令っていうのは、大戦後に結ばれた平和協定のことかな。その特例で、黒袍使と摂政官だけは地上と地界を行き来できるらしい。その門は公園内の、一見したら普通の立ち木と石碑の立つ場所。
教授が所長の肩に触れ、所長が目を閉じるとそこには異世界が広がっていました。それが光と闇のぶつかるたった一つの通路らしいんですが、じゃあ地界から地上に脱走してくる人はどこから?って疑問が沸きます。でもそこはまだ調査中なんですって。
門を開ける間際、教授は怪しい気配を察知、でも摂政官に促されてそのまま移動してしまいます。それを盗み見ていた色黒の男がいたねえ。この人、燭九がまたどこからか見つけてきた地星人みたい。今度は何ができる人なんだろ。
でもさあ。
覚悟しておけ
いやなんの?
ってなるよね、絶対。だって危険だ、守るってばっか言ってて具体的には何も教えてくれないのに。所長にしてみれば、覚悟ってなんだよって話だ。
移動の最中、所長は両親と自分の過去を見ていました。仕事が忙しくて余り家庭を顧みない父親だったんですね、趙心慈(チャォシンツー)は。ただこの程度なら、政府の重要機関に勤めている父親であれば珍しくもないんじゃないのかな。これだけってことはないでしょう。
地界って、夜も昼もなく時間の概念もないんだって。マジかっ。
じゃあ、眠くなったら寝て目が覚めたら起きて、そのサイクルは人によって違うだろうから、用事のある相手が睡眠中とか普通にありそう。
そして、所長不在を郭長城を使って誤魔化そうとした特調所に現れたのは、案の定、趙雲瀾パパ、趙心慈でございましたっ。
つまらん小細工などすぐにバレますわな。
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