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「浮図縁~乱世に咲く真実の愛~」【1】王鶴棣が太監ですよ。序盤面白いので、失速しないでねー。

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年始から「寧安如夢」を見ようと思ってるんだけど、その間にはー…ファンタジーか…ううむと思っていたら、あったじゃん、これが!状態で見始めました。
以前「蒼蘭訣」も見てるし、魔王様、似合うなーとは思ってたんですが、なぜか王鶴棣(ワンホーディ)は、それほどそそられる役者さんではなかったのです、実は。
でもこれ、なんか、いいぞ?ファンタジーじゃないからかな。

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目次

所感 ネタバレです

皇帝が崩御し、後宮に暮らす側室たちは殉葬される運命に怯えていた。一方朝廷では、次期皇帝を取り込み、権力を握ろうとする動きが始まる。身分を偽り、宮廷に入り込み絶大な権力を握るようになっていた長官の肖鐸(ワン・ホーディー)は、皇后がまだ幼い皇太子・栄王の摂政に南苑王を立てようと目論んでいることを知る。南苑王は、肖鐸が6年前に失った双子の弟の仇だった。そんな時、皇帝の弟・福王(ピーター・ホー)からあることを依頼される。それは、殉葬される運命の“想い人”を救い出してほしいというもの。その側室の名は歩音楼(チェン・ユーチー)。肖鐸は、福王に対して、音楼を助けるその見返りとして栄王を奪う約束をとりつける。しかし、栄王が不慮の死を遂げたことから福王が帝位につくことになる。肖鐸はその後音楼とすごしていくうちに、皇帝の想いを知りながらも音楼のことを愛してしまうのだった。

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王鶴棣が太監なんでございますよ。
偽宦官なんですけどね。なので、ヒゲが延びないような薬を飲んだりしております。
肖鐸(しょうたく)を義父上と呼ぶ腹心の部下の曹春央(そうしゅんおう)だけは、彼が偽宦官ってことを知ってるから、この薬常用しちゃってて大丈夫?マジでヤバいことになってない?みたいなことを聞いて、睨まれてる(笑)

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この人は、亡くなってしまった双子の弟、肖鐸の敵、南苑王を討つために、鐸の名前を使い、宦官を装って宮中に潜り込んでます。栄安皇后に取り入って寵愛を受け、昭定司という宦官の精鋭部隊の長官にまでのし上がってました。
冷酷無比で恐れられてるみたいだけど、曹春央があんなに言いたいこと言えてるってだけで、実はそう無茶苦茶な人じゃないんだろうってのは、分かりますな。
それに、皇后に触られたところを、ガシガシ洗ってたりするのが可笑しい。目的のために忠実なフリをして仕えているけど、本当はどんだけ嫌いなんだい(^m^)

でも栄安皇后は、地位はあると言っても味方が太監の肖鐸だけでは不安だと、南苑王と繋がってしまう。
皇太子の栄王は側室の子なんだけど、皇后は側室を殺して栄王を引き取り、南苑王も取り込んで優位に立とうとしてた。

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そんな時、子供の頃、女主の歩音楼(ほいんろう)に助けられたことで、勝手に想いを寄せていた皇帝の弟、福王が、才人として殉死させられそうになってる歩音楼を助けたいと肖鐸に泣きついてきます。
肖鐸は、福王が皇太子を保護して後ろ盾になることを条件に取り引きし、ここで栄安皇后を切り捨てることに。

福王ってのがさ、提灯殿下だっけ?そんなふうに呼ばれていて、気が弱く意気地も才もなく、政治には関わらずやることもないから、ずーっと灯籠ばっか作ってる人。でもきっと、この人が化けるんだろうなって感じは、ぷんぷんしています。中の人がピーター・ホーなので(笑)今までちゃんとドラマで見たことはないかもしれないんだけど、でも顔知ってるんだよなあ、どこで見てるんだろ。

ただ、この福王にくっついてる孫太監ってのが邪魔。
悪徳太監って方向ではなくて、福王を幼子みたいに甘やかして、煽てて宥めてるんだよなー。不憫な殿下だったみたいだし、よかれと思ってだとしても、この手の太鼓持ちは厄介。福王のメンタルがお子ちゃまなのは、こうしてこの人に真綿で包まれて育って来たからなんでしょう。
歩音楼なんて、助けられたところで、なんで?意味わかんないんだけど?ってなってるし、福王のことなんか覚えてもいやしないし、何の感情も持ち合わせちゃいないのに、歩音楼だって殿下のことを想っているとか摺り込んじゃう。それでコロッとその気になる福王、絶対めんどくさいコトになるわよ。

歩音楼は、歩家の妾の子なんだけど、歩家の父親も正妻もロクでもない人達。
才人って立場で後宮に送り込まれてたけど、不遇だった母親を見て育ったから、女性だって何物にも縛られず自由に生きたいって希望を持ってた。
でも、亡くなった皇帝からは一度も渡りはなかったのに殉葬とか、やってらんないよねえ。
なのに皇后は平気で悪だくみ。殉葬って制度使うなら普通、皇后が先頭じゃないの?
しかも他の家は宦官に賄賂を贈って、娘を殉葬メンバー朝天女から抜いて貰おうとしてるのに、歩家の正妻は、歩音楼をしっかり朝天女として始末して欲しいとお金を握らせるんだもん、呆れ果てる。
ただ歩音楼は、そこら辺の何もできない良家の女子ではなかったので、白絹を切れるような金属を持ち込んではいたんだけど、自分の体重がかかりながらの布を切るのは、かなり難しい。

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ちょっと松本若菜に似てるよね。

そこに、福王からの依頼で肖鐸が現れ、助け出された歩音楼。更に当人、全く訳の分からないまま皇太妃にまで封じられてしまいます。
歩音楼は、高官の娘で政略の駒として育てられてはいたんだろうから、教育はきちんと受けさせて貰ってたんだと思うんだよね、頭の回転も早いし。だけど、その行動や言葉は、庶民みたいなガサツさ。
侍女の東雲(とううん)とも、結構言いたい放題言い合ってる。男主も女主も、一番身近な従者との関係が似てるね。あ、東雲、「成化十四年」のドゥルラでしたねえ、久しぶりっ。

悪名高い肖鐸に対して、怖がりもせずに煽てたり、様子見してみたり、小細工する歩音楼を、保身のための口八丁だと知りつつ、なんだこいつ、おもしれー女と肖鐸が思うようになるのは早かった。
歩音楼は、あなた私と姉妹になりたいの?とか言っちゃうし(笑)宦官だと思ってるからね。
後宮の人間を見慣れてると、新鮮だったんでしょうかね。魔王サマ(違)の口元が、自覚なしにふっと緩んだりしますよ。それでも、手駒として使うんだけどね。
歩音楼もまた、福王なんかに囲われる気はサラサラないので、肖鐸と手を組むことに。

だってのに、色々画策して苦労して皇后の元から奪い返した少年栄王は、暗がりでふざけて福王に後ろから目隠しした途端、子供の頃から暗闇怖い~ってな福王に振り払われ、頭を打って亡くなっちゃうの。
事故には違いないけど、大人だろう、アンタ。とんでもないな。

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だけどそれで、先帝の世継ぎがいなくなってしまい、やらかし福王が即位する羽目に。
最初は肖鐸に弱みを握られてるから言うこと聞いてるけど、べったり張り付いてるのが孫太監ですからね。そのうち、権力振りかざす駄々っ子皇帝になるんじゃないの?
歩音楼にも、その気はないとはっきり言われているのに、執着を捨てきれないみたいだし。

そうこうするうちに、南苑王を倒す絶好の機会が肖鐸に訪れるのですが、その頃、歩音楼もまた、皇后によって危機に陥ってました。南苑王のほうは部下に任せて、歩音楼を助けに行くことを選択した肖鐸。
お陰で南苑王は取り逃がしちゃった。代わりに弟の宇文良序(うぶんりょうじょ)だけ捕まえたけど。

歩音楼は福王から逃げるために、殉葬を免れた妃達が集められてる皇陵へ行くことを決めます。
驚いたのは福王だけじゃなく、肖鐸もで、わざわざ自分が送っていくことにするんだけども。
皇陵に送られればそこで一生を幽閉状態で過ごすんだから、明るい門出じゃないんだけどさ。
肖鐸は既に歩音楼の人となりが、分かりつつあるのよ。出て来る歩音楼を待ちながら、はしゃいでなければいいのだがって言う。案の定、出て来た歩音楼は、はしゃいでました(笑)
こういう、ちょこっとしたところに、ニヤリが散りばめられてるドラマですな(^m^)

もしかしたら肖鐸はもうこの時点で、皇帝から守るには皇陵に入れといたほうが楽とか、考えてたのかもしれないな。皇陵から連れ出すのくらい、肖鐸になら簡単なんでしょうから。
そう考えちゃうくらい、肖鐸のほうからのハート矢印は早かったよねえ。
肖鐸は、騒ぎを起こすなよ?って釘を刺し、来月様子を見に来るからなと言い残して行きます。

でもさあ、皇陵は妃達が麻雀して楽しんでたりする一方で、気持ち悪い劉太監ってのが仕切っていて、歩音楼の友達だった李美人に目をつけ、嫌がらせを仕掛けながら関係を迫っていました。
それを知って黙ってる歩音楼じゃないからなー。思いっきりやらかしちゃいます。
だけどこの李美人って人の依存具合も、ちょっと不安だよね。自分では何もできないと諦めていて、機転も効いて度胸もある歩音楼にべったり。歩音楼は、なんでもかんでも私に頼られても無理なんだから、自ら立てとは言うものの。

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一方南苑王は、客人という名の人質となってる宇文良序を助けようと間者を差し向けるんだけど、そこは肖鐸、抜かりない。
宇文良序が持つ連絡用の玉佩を手に入れようと画策した時、福王の妹の暮容婉婉(ぼようえんえん)が現れて、肖鐸の代わりに宇文良序との蹴鞠勝負に勝ち、玉佩を貰います。

ただこの玉佩、先祖代々のものだから、知ってる人には分かるみたいだけど、実は思ってたんとちょっと違ったらしいね(^m^)もっとプライベートな使い方のヤツっぽい。
そしてこの出会いで、宇文良序は暮容婉婉に一目惚れしてしまいます。
暮容婉婉は、栄王奪還の時にもちょいと助けてくれた、男勝りのさっぱりした人。歩音楼とも気が合う感じなので、ずっと味方になってくれるといいな。

そんな状況の中なのに肖鐸ってば、皇陵に様子見に行くのを楽しみにしていて、歩音楼を喜ばせようと自ら習って凧を手作りしてたんだよ。
金魚に見えない変な凧とか言われちゃうけど、いやいや、ちゃんと金魚に見えましたからっ(笑)

だけど行く前に、宇文良序との蹴鞠で寄り道をしてしまったので、その後の大雨で到着が遅れ、皇陵の門は閉まっちゃってる。
歩音楼と東雲は、雨の中、ずっと外で待ってたんだけどね。
歩音楼も口ではアイツを怒らせないように待ってるだけだ、みたいなことを言うけど、門限に間に合わなかった時、確実に寂しそうな顔になってた。またもや口では、アイツは私のことなど忘れたんだ、これ幸いっぽいコト言ってますけどね。

やって来た肖鐸と曹春央は、ひょひょいっと門を飛び越えて、歩音楼の部屋へ。
曹春央に女装させて歩音楼の身代わりにして残し、肖鐸は歩音楼を連れて皇陵を出て行きます。
ここで残された曹春央と東雲が、仲良くなりそうだね(^m^)
帰って来ない主達を待って、仲良く飲み比べして泥酔。ここがサブカプ2組目ですな。

皇陵に送った時、肖鐸は歩音楼の身の上を耳にしてた。実母の住む歩家の別邸が皇陵に近いから、それもあって歩音楼はここに来ることを決めたらしい。ならばと、肖鐸は歩音楼を歩家の別邸に連れてく。
でもそこに実母はいなくて、なぜか親父がいた。母親は本宅に戻したっていうんだけど。嘘くさいなあ。
それにこの親父、娘の心配より、肖鐸に袖の下送って、皇帝に便宜を図って貰うことしか頭にないよ。

父娘の様子を見た肖鐸は、歩音楼がどれだけ不遇な境遇で育ち、たった一人で周囲を威嚇し、病弱な母を守って来たのかを思い知ります。だから警戒心が強いし、いつも本心を隠していたのだと。
なんで急に優しくなったのよ、私に気があると誤解するわ。
そうだと言ったら?
なんて会話してるのに、さくらんぼ貰って慰めて貰ってるのに、またもや、まさか本当に姉妹になりたいとか?なんて言っちゃう歩音楼なんだけどね。
ずっと孤軍奮闘してきたから、優しさを信じてしまった後で、裏切られるのが怖いんでしょう。
・・・🐦‍⬛ みたいな顔になってたな、肖鐸(^m^)

その後2人は、仲良く一緒に遊んで過ごして、朝帰り。
酔って心情を語り出し膝の上で眠っちゃった歩音楼を、肖鐸はつんつんして遊んだり、よしよししたりしてますわよ。満足そうな顔して(笑)
これで一気に心の距離は縮まったんですがー。

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その頃、皇陵では李美人が劉太監に狙われて、必死で歩音楼の部屋に助けを求めに来るんだけど、本人はいないので、東雲は扉を開けてやれない。
李美人は劉太監を受け入れるしかなく、歩音楼が戻って来た時には、傷だらけになって歩音楼を恨みながらやさぐれてました。
やっぱりそうなるか。この人には立ち向かう術がないからなー。
歩音楼もうっかり、自分がついてるなんて言っちゃったから、依存心の強い李美人に縋り付かれるのも当たり前だったかもしれないんだけどさ。それで全部歩音楼のせいみたいに言われても。

歩音楼が部屋に戻ると、劉太監が金目のものを全部奪ってった後で、東雲は高熱を出してました。
雨の中、肖鐸達を待っていて、その後、大酒飲んで椅子で寝てたしなあ(笑)
薬すら出そうとしない劉太監に、歩音楼はうっかりを装って、自分が大事にしている玉を見せます。この玉には以前肖鐸と手を組んだ時に、肖鐸の指輪の印影を口紅でつけてたのよね。裏切らないための証文代わりに。自分の後ろ盾は肖鐸なんですケド、そんな意地悪してもいいんですかぁ?ってことね。

一旦はそれで奪ったものも返した劉太監だけど、どうしても信じ切れなくて肖鐸に直接連絡。歩音楼のせいで予算オーバーになってる、歩音楼は肖鐸の伴侶らしいからなんとかしてくれみたいなの。肖鐸はそれを聞いて、こりゃ何事か起きていると急いで皇陵へ。
その頃、皇陵では、李美人が歩音楼と東雲の会話を盗み聞きして、肖鐸が後ろ盾なんてウソだと言い付けてた。怒った劉太監と歩音楼が取っ組み合いになってたところにやって来たのは、肖鐸じゃなくて皇帝だったよぅ。アンタ、暇なのか?ナイスタイミングではあったけども。
劉太監たち一味は、皇帝の命でその場で徹底的に打ち据えられてしまいます。

あれ、いつの間にか肖鐸も到着して、歩音楼を助け起こしてるぞ(^m^)
皇帝は歩音楼を皇陵から皇宮に戻すと宣言。慌てる歩音楼。
肖鐸は、劉太監が妃嬪を苦しめていると聞いて調査に来た、こちらは任せて、2人で散策にでも言ってはどうかと。
仕方なく皇帝について行こうとした歩音楼に、何か握らせてたね。
歩音楼作のカードゲームの牌かな?
そういえばあれ、自分で絵を描いてカードのステータスも決めて作ってましたっけ。
「肖鐸」災いの元凶、多彩な技を操る、たぐいまれなる美貌、とか書いてあって、自分のは捨て札だけど、ジョーカー的なトリックカードみたいにしてた。肖鐸は気に入って、歩音楼の絵がかわいいからって、2枚とも奪ってましたっけ。

歩音楼は皇帝を、名も無き妃嬪たちの墓場に連れて行き、そこに妃嬪たちを集めて麻雀大会にしちゃう(笑)歩音楼が粗暴で低俗になったと嘆く皇帝だけど、最初っから嬉々として参加するような人よ、歩音楼って人は(^m^)
皇帝は、自分が作り上げた理想の歩音楼を見てるってことよねえ、こんなの。わかりやすっ。
肖鐸だけは、顔色も変えずに眺めてましたわよ。だって、トリックカードを渡したんだもんね。それを見て歩音楼は皇帝を失望させた。よくできたコンビネーションよ。

お陰で孫太監は、あんな様子では妃として高官達に認めさせるのは難しいと言い出します。
それを受けて肖鐸は、皇陵の祭礼を自分に仕切らせてくれと言い、機を見て歩音楼をどこかの屋敷に移して教育し直す、と。
てな訳で歩音楼は、皇宮ではなく肖鐸の屋敷に移る事に。
それを伝える時も、相変わらずなやり取りの応酬でしたけどね。
ワタシの名を騙って威張り散らしてくれたお陰で、ワタシに伴侶ができたとかさ。
でも、んもー、悪かったってーって感じの歩音楼の返答は、以前より気楽な感じ。

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その頃、歩家の嫡女、歩音閣(ほいんかく)は、歩音楼が皇帝に見初められてると知って荒れてました。
あら、中の人「長風渡」の公主、「少年歌行」の天女蕊だね。
正妻の母親にめっちゃ甘やかされてます。そういえばこの母もよく見かけます。「墨雨雲間」の沈家の母親だったり「長風渡」のなりきり試玉さんでしたっけ。
歩音閣は、歩音楼を殉葬させるんじゃなかったのか、きっと恨んでいるから様子を見てきてと母親に言う訳だ。
で、正妻が皇陵に行くと、劉太監は歩音楼の怒りを買って死罪になった、劉太監の伴侶になり歩音楼の悪口を言った李美人は下働きに落とされたって噂が。
早速正妻は李美人に声をかけ、劉太監に告げ口した人は誰かしら、きっと心の狭い歩音楼に殺されるわ、なんて囁きつつ、祭礼で歩音楼が衣冠を落とせば、陛下だって庇えないと唆します。

李美人は、自分が裏切ってるから怖い訳だよね。まんまと振り回され、祭礼で衣冠を捧げ持った歩音楼の足を掴む。でも転びそうになった歩音楼を、咄嗟に肖鐸が支えます。失敗した李美人は簪を振りかざして歩音楼を刺そうとするけど、無理だよね。さっくり肖鐸に跳ねのけられて、捕まります。バカだなあ。

祭礼は恙なく終了。
裏山に連れてった李美人に、肖鐸が刀を向けようとするのを止めた歩音楼。
大した度胸だ、許せない、私が罰すると言って平手打ち一回。それで終わり。
説明しろと言われた李美人は、身勝手な恨みを叫ぶんだわ。あなたなんか大嫌い、あの日、突然見捨てるなら最初から構わないで欲しかったと。まーだ見捨てられたと思ってんのか。見捨てた訳じゃない、不在だっただけだ。

でも歩音楼はそれで、私がついているなんて無責任なことを言っちゃいけなかったと反省するんだよ。励ますつもりでも、助けられなかった時、その善意を恨まれることもあるのかと思ったかもねえ。
でもさあ、これってよくある一言よ。励みにも心の支えにもなるし。こんな状況はそうないとはいえ、四六時中側にいて、見張ってなくちゃいけないなんて無理。相手の依存心を最初から計るのも、難しいよなあ。ただ李美人は、物語が始まった最初から依存心バリバリでしたけどね。

歩音楼は近くに李美人の母親と妹を呼び寄せていて、李美人を馬車に乗せようとしてました。口では、勝手に死んで、私はゴミを捨てるだけなんて言い方をして。
李美人はやっと歩音楼の本音に気付き、義母君に注意をと言って、去って行きます。

命を狙われたのにどうして助けたと聞いた肖鐸は、皇陵に来て感じた歩音楼の思いを聞いて、私がついてる、ずっと側にいると言います。
それを言って後悔した人に、改めて同じ言葉を告げる。カッコいいじゃん、兄さん。
歩音楼は、あなたがいることに頼ることに慣れてしまうと、李美人のように1人では生きていけなくなるのが怖いと言います。
でも、今、私のやりたいことは手伝ってくれるはず。

義母と闘う。
喜んで一緒に闘おう。

いやあ、なんかいい感じで締まったなあ、9話。
こうして歩音楼は、肖鐸の家に移り住むことに。
ますます2人は近付いて、皇帝は徐々におかしくなってくんだろうか、それはまだ先か?
や、既に充分オカシイか(笑)

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作品情報

  • 制作 2022年発表 36話 爱奇艺
  • 原題 「浮图缘」
  • 原作 「浮图塔」尤四姐
  • 監督 吴强
  • 脚本 李晶凌、肖鸥凌、张煦

人物相関図

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