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「大理寺日誌~謎解く少卿には秘密がある~」【16】とうとう終わってしまったー

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大理寺日誌
画像出典 BEIJING IQIYI SCIENCE & TECHNOLOGY CO., LTD.

思ったより長く続けてしまったこのドラマ記事。
とっても楽しく視聴出来ました。
丁禹兮(ディン・ユーシー)は古装で、魏哲鳴(ウェイ・ジャーミン)は現代劇で、恋愛ドラマの多い2人ですが、こういうタイプのほうが個人的には好み。ブロマンスとかでなくていいの、これくらいでいいのよ。ファンタジーではあるけど、仙界モノより妖モノの方が好きだしなー。

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目次

所感 ネタバレです

さて、邱慶之と一枝花の、黄沙峪(こうさよく)での出会いの続き。
回想シーンになっているけど、これは李餅達に徐虎(じょこ)が語ってる話です。

気絶させた一枝花を木に縛り付けた邱慶之は、簡易ソリみたいなので一枝花を運ぶつもりらしい。
一枝花の胸には、矢が刺さったまんまよ。
痛いと言ってるから、痛覚はあるのか、普通に。死なないだけで。
それでも、だいぶ痛めつけられているので、力が出ない様子。顔の濡れたアンパンマンみたい(^m^)

本物の化け物だ、大量出血でも死なないと呟いた邱慶之に、一枝花は、自分は神だとか、おまえの血を吸い尽くす、絶対に食ってやるとか、わめいてるけど。
邱慶之は、威嚇する一枝花の牙を2本とも、力任せに毟り取っちゃった(大笑)
あー、コレかあ、最初の頃、一枝花を見て邱慶之がやったゼスチャーは。
初対面で一枝花は邱慶之に歯を抜かれてしまったから、それに拘って、人の歯を抜いてたんだな?当人の癖と言うより、受けた屈辱を他人で返すために。

騒げば次は全部抜くと言って、邱慶之は一枝花の牙を1つ焚火に投げ入れちゃいました。うはは。
返せと言ったら、返すよって1つ投げ寄こされてもな。

ここで邱慶之は一枝花の秘密を知ります。
その骨を口にすれば、年を取らず長生きでき、血を飲めば死の淵からも蘇る。
これで納得したでしょうね。戦を起こした黒幕が狙うのはこの男か、と。
でも、不老不死なんかに興味はない邱慶之。
唆そうと話し続ける一枝花は、邱慶之が近付いて来て手を振り上げると、ビクついて怯えるんだよ。
こうなる前のこの男の素は、普通の臆病者だったんだろねえ。

当初邱慶之は、この戦を起こした黒幕の目論見の証拠として、一枝花を連れ帰りたかったらしい。
邱慶之の立場で訴え出るのは難しくても、自分には友がいると。李餅のことだね。しかも李稷(りしょく)は大理寺卿。
一枝花に、お前の友なんてと李餅を悪く言われて、邱慶之は怒ります。

だけどさ、一枝花をソリで引きずって歩いていた時、とんでもない現場に遭遇してしまうんだ。
官兵のエライさんが、敵前逃亡の罪だとかで、奴隷兵たちに穴を掘らせて、そこに本人たちを生き埋めにしようとしてた。憤る邱慶之は、仲間を助けるため、仕方なく一枝花と契約します。
自分の血を一枝花に飲ませて力を補給、横暴な官兵達を倒して仲間を助けること。

ここで、ん?と思ったのは、一枝花、何百年も生きてきたから嘘はつかないって言うんだよね。
んーと、一枝花が猫人間になったのって、たいして昔の話じゃなかったんじゃない?そもそもの発端の杜子虚(としきょ)は人間だったんだから。ま、いっか。コレ自体が嘘ってことで(笑)
一応、一枝花は、ヤな奴らを根こそぎ退治してくれたよ。牙も新たに生えてたよ。邱慶之の血って、どんだけ効力があるんだい。

約束を守った一枝花を、邱慶之は今回は見逃すことに。だけど一度捕まえたのだから、次もまた捕まえるさと言い残して。
そんな邱慶之を面白いと思った一枝花は、おまえと遊びたい、どう遊ぶかは考えておくって言い出した。猫人間の自分を見ても、さほど動揺しなかった相手だしね、血は極上だしね。

ここで、自分も名乗ろうとし、本当の名前を忘れていた一枝花は、その場に落ちていた花を摘まみ上げ、去って行く邱慶之に、自分のことは一枝花と呼べと声をかけました。

大理寺日誌
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いつか会おうと言われ、返事するように兜に手をやる邱慶之さん。

こんな経験を経て神都に戻った邱慶之が、どうやって金吾衛の将軍にまで上り詰めたんだろ。
黒幕は永安閣だと気付いて、悪事を暴くために取り入ったってことかな。

徐虎に、これからどう動くおつもりでと聞かれた李餅。
永安閣の狙いは一枝花による不老不死。だから一枝花を御せる短剣を、永安閣より先に見つける。
陛下も、永安閣の所業は邱慶之の密書で知ってる訳だしね。
邱慶之が永安閣の罪証を集めた密書を、みんなに見せる李餅。

以上の事件解決は、全て大理寺少卿である李餅の功です。

そんな言葉で締められている密書ですよ。泣けるわ。
徐虎も、邱慶之は儀式の場で永安閣の悪事を暴くつもりだったが、なぜか漏れたと言います。
来仲書(らいちゅうしょ)めー。

李餅は短剣を探しに、一人で大理寺の秘閣に向かいます。
あの時、邱慶之の置いていった短剣は李稷が秘閣に隠したってことかね。よく気付いたね、パパ。あれの存在に。

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で、扉を開けた秘閣の中は荒らされており、邱慶之が投げ飛ばされてた。
えー。相手は一枝花か。来仲書に奪われて、解き放たれたか。
遊びは一番面白い場面になったぞって笑う一枝花は、邱慶之を踏みつけて、お前を妖怪にしたのはコイツだと言いました。邱慶之が俺に頼んだのだ、と。

あの時、永安閣は李餅の命まで狙っていると知った邱慶之が李餅の救出を頼み、黒羅刹にとどめを刺される前に、一枝花が飛び出してったと。
邱慶之は奴隷兵達のために、永安閣との対立はまだ避けたかったから、一枝花に頼んだらしいんだけど、まさかそれで李餅が猫人間になってしまうとは思いもよらなかった訳ね。
急いで駆けつけたら、一枝花の足元に丸まっていた白猫が李餅だと言われて、そりゃ、驚いたでしょうよ。対して、初めて邱慶之の動揺を見た一枝花の喜びよう。
それにしても、丸くなってる白猫のカワイイことよー。

生を与えたと言ってたから、ほぼ李餅は瀕死だったんでしょうが、やっぱりわざとそうしたんじゃないの?風狸のように噛んだみたいなことも言ってたので、噛んだうえで自分の血を飲ませたのか?一枝花が猫人間になった時は、風狸に噛まれていて嚙み返してたってことね?
その時の邱慶之には時間がなく、真相も伏せておきたかったために、その場を離れるしかなかったらしい。

で、ひとり李餅が目覚めた時、金目になっていた、と。
一枝花が、おまえを妖怪にするとは思いもしなかったと邱慶之。
ここで、李稷が暗殺され、白髪になった李餅が座り込んでいるところを見た邱慶之の姿が改めて。
李餅の回想でも、思い詰めた感じはしたけど、邱慶之はここで涙を零し、握り締めた手からは血が零れているほどだった。あの時の李餅には、そこまで気付けなかったんだねえ。

一枝花の手には、あの短剣が握られてました。
邱慶之は、来仲書たちに襲われながら辛うじて逃げ出し、なんとか秘閣までたどり着いたっぽい。一枝花は、邱慶之を追えば短剣に辿り着くと付けてきたらしい。

しかも李餅パパに、戦の真相を匂わせたのは一枝花でした。有能だった李稷(りしょく)は、それでかなり真相に近付いたんだけど、黒羅刹が永安閣に密告してしまい、暗殺されたんですと。
なるほどね。当時からその永安閣サイドには、呂清(りょせい)も上官璉(じょうかんれん)もいたんだろな。

全ては俺の遊びだと笑い飛ばす一枝花。
邱慶之が黒羅刹に重傷を負わされて、さらっと復活したのは、風狸の骨を摂取したから、らしい。
え、ちょっと待って。
一枝花は、昏睡状態の邱慶之に、俺はお前を助けるべきか?って言ってた。そこで血を飲ませたのかと思い込んでたんだけど、骨を摂取させてたの?後ろめたそうな顔の邱慶之だけど、無意識の時だったら、仕方ないじゃん。
そして今、一枝花に無理矢理血を飲まされそうになって、邱慶之は必死で拒んでいる。

風狸の骨と一枝花の血。
効力の違いが分からん。

風狸の骨は瀕死の人間を復活させられる。呂清がソレだったよね。
あ、そっか、呂清ってそれで当時行方不明者をたくさん出して、血を摂取してたんでしたっけ。あ、そりゃあ、抵抗する術はなかったとはいえ、邱慶之があんな顔する訳だ。
風狸の骨は、瀕死の人間を生き返らせて、吸血鬼にする、みたいなものね?
対して一枝花の血を飲むと、不老不死に近付く?更に、李餅がされたように噛みついたりする何かのアクションが加わると、半猫になっちゃう?

でも、そしたら永安閣のじじい達は、既に人ではない何かになってるんじゃないの?
骨はとうに摂取してるし、邱慶之から一枝花の血を貰ってたよね。

ある意味、邱慶之も李餅と同じになって並び立ったら最強じゃんと、そんな思いも過りつつ。
邱慶之としては、ここで一枝花の血を飲んでしまったら、人としての尊厳を打ち砕かれるくらいに思ってるんじゃないかな。単純に一枝花との勝ち負けなんかじゃなくて。

秘閣の中でそんなやりとりをしている時、大理寺の外では、黒フードの男が大理寺の花火を上げました。
こりゃ、来仲書でしょ。
一枝花を解き放ったのは、短剣を探すため。更に明鏡堂をおびき出して一枝花と短剣を確保させ、全員を一網打尽にして、全部の罪を被せようとしてる、かな?

だけど、徐虎と一緒にいた明鏡堂は冷静でした。特に王七。
徐虎と孫豹は戦力になるからと、指示役の王七と共に李餅の元へ。
崔倍、阿里巴巴、陳拾は、朱雀門近くに潜んでいる老兵との合流。

一枝花は、最初の黄沙峪で邱慶之に負けて以来、遊びだ遊びだと言いながら、なんとか邱慶之に勝ちたかったらしい。それでいろいろと余計なコトもやらかしてた訳ね。
私はもうやりきった、もはや用ナシだと李餅に言った邱慶之は、そのまま一枝花に襲い掛かり、あの短剣で胸を刺されてしまいました。
でも、倒れる寸前、邱慶之が李餅に投げた巾着は、邱慶之が出征する時、李餅が路銀だと投げ渡したあの巾着だったよ。邱慶之、その巾着をずっと大事に取って置いたってことだよ(涙)

邱慶之を抱き留める李餅。一枝花は、振りかぶった短剣をなぜか2人に振るえなくなってる。

3年前に解決しておくべきだった。すまない。
今更だが聞く。私達は友人か?

ちょ、やだもうっ!泣くじゃんっ。
もうちょっとやり方…って思うところは多々あったよ。だけどそれもこれも、邱慶之って人の責任感だの罪悪感だのがベースにあって、これ以上、恩人李餅を巻き込めないと思っちゃってたんでしょう。
なんだかんだ、石棺から復活させちゃったのは、更に解き放っちゃったのは自分だったしなあ。
その流れで李稷が殺され、李餅も瀕死になり、なんとか助けようと頼んだら、猫人間にされちゃったとなれば、李餅に対しては相当重く責任を感じていたはずで。

でもさあ。友達なら、腹を割って話せよ、ちゃんと。
おまえのためだ、手を引け、だけじゃなくて。
きっと李餅はずっと、それを待っていただろうに。

ここで、陸城蝗(りくじょうこう)を追い詰めるのに手を組んだ時の、演じる以上は、真実味を出さないとって言った邱慶之のシーンが。
この言葉は、もっと深いもんだったのね。この3年の間ずっと、この人は一人でそれをし続けてた。

目を真っ赤にして、ぽろぽろ涙を零して、勿論、お前は友人だと答える李餅。
邱慶之は、李餅の手ごと巾着を握り、薬だ、行け、と。

うわーん、ここで子供の頃の楽しそうな2人を流さないでー(泣)

邱慶之がこと切れたのを見て、死んだのかって呆然とする一枝花。自分が殺したのにっ!
負けを認めないとは。続きはどうなる。どう遊べと?

かーっ、ド阿呆っ!
一枝花は一枝花なりに、邱慶之を認めてた訳でしょ?のっけに負けたから、それに拘って悔し紛れにいろいろやってたけど、邱慶之がいたからこそ、楽しくできた奇行の数々だった訳でしょ?
邱慶之は、口では化け物とは言ってたけど、そんな一枝花を、異形の相手への恐怖や、自分の欲望の対象として特別視なんかしていなかった。一枝花が本当に欲しかった対応は、既に邱慶之がしてくれてたんじゃないの?

そして邱慶之が掴んでいた、もうひとつの謎。
薬とは、なんぞや?

大理寺日誌
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慟哭する李餅を残して、短剣を握ったまま、フラフラと秘閣を出る一枝花。
そこに、孫豹と徐虎が駆けつけます。
この2人をもってしても、一枝花は倒れない。ほんっと邱慶之は凄かったんだねえ。
逆に、邱慶之を殺してしまって、絶望してるから余計に強いってか。面倒な。

そこに、李稷の残した白い剣を持った李餅が出てきます。
一枝花は、殺したくはなかった、でも奴は最後まで負けを認めないからと。
で、李餅のせいだ、とな。なんでやねん(怒)

李餅ともなかなか決着が付かず、一枝花が倒れている孫豹と徐虎を人質にした時。
物陰に隠れていた王七が、ひょひょいっと近付いて、一枝花に目くらましの粉をかけましたわ(笑)
その隙に、孫豹と徐虎と王七が一枝花をホールドし、李餅が剣で心臓を貫きます。

でもね、死んでないの。致命傷を負っても、この人、失神するだけなの。
一応、これで捕獲は出来るってだけで。
でもここで、あの花火を上げたのが李餅ではなく、罠だったことに気付くみなさん。

一方朱雀門に行った陳拾は、そこにいる屋台の人達が以前とは全員変わっていることに気付きます。
慌てて逃げ出す、陳拾、崔倍、阿里巴巴。
だけど、陳拾だけを逃がして、2人は捕まっちゃったみたいだ。

李餅たちのところにも来仲書が現れます。
来仲書も邱慶之同様、風狸の骨を服用して、奇跡の回復をしたんだそうで。

来仲書は、おまえも邱慶之も散々苦労したが、一枝花も短剣も私が頂く、だってよ。
邱慶之は既に永安閣からの信頼を失っていたって来仲書は言うけど、そういうヤツらだもの、自分だってどうせ、単純に乗り換えられた駒だと気付いていないところがアサハカよ?
やっぱり来仲書は、大理寺のみんなを生け捕って、罪を全部被せる気みたい。

と言う訳で来仲書は、こういう風に処理すると、都合のいい話をでっち上げ、永安閣に披露してました。
子墟(しきょ)への挙兵は、軍費の横領のための、大理寺卿李稷、礼部尚書呂清(りょせい)、兵部尚書上官璉の策略だとさ。一連の事件は、父親の罪を隠蔽するための李餅の計略。
それに永安閣が気付いたが、李餅は邱慶之と結託し、陛下の命を狙った。
は。片腹痛いわ。

調書に陛下のサインを貰って、処刑するという来仲書に、陛下の許可などいらない、殺せという永安閣のじじい。
さすがの来仲書も、この責任は何かあれば自分が追うんだと分かるよね?少々、怯む。

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その頃、ひとり逃げ出していた陳拾は、あわや捕まると言う時に、顧小環(こしょうかん)のパパに助けられます。最初の事件の時の、あの女の子の父親ね。
事情を話して、手立てを考える2人。
陳拾は、邱慶之の密書をたくさん書き写して、それを街で配ることを思いつきます。

民意を動かすってことですが。
実際には、そう上手いこといくもんかいなとは思う。でも、まあね。
そのシーンの流れる中、邱慶之の声で密書の内容が語られてるよ、うう(泣)
顧小環のデンデン太鼓を鳴らして人を集め、陳拾は言葉で訴え、顧親子が邱慶之の密書を配り。
デンデン太鼓を掲げて走る陳拾に、街のみんながいっぱい付いていきます。ハーメルンの笛吹きみたいだね。

その頃、来仲書は労を労われ、そなたも永安閣の一員だとか言われてたけども。
この人も、出自を大っぴらにはできない人だったんだねえ。獄中で生まれて親を知らないんだそうで。
もうひとつ協力せよと言われ、さくっと首を切られてしまいます。やっぱりね。
この血で一枝花を呼び覚ますんですってよ。全く、このヒヒジジイ共。

どこぞの山中、崖の上に磔にされている一枝花。
来仲書の血を飲まされ、目覚めさせられます。
お前らには協力しないと言う一枝花に、短剣を見せつける永安閣のじじい。
だけど一枝花は、李餅はどこだ、死んだか?と叫び、短剣を手に入れても、おまえらは自分を殺せない、なぜなら自分が死ねば、おまえらも老いて死ぬからだと笑います。
結局のところ、そういう訳で、短剣が誰の手に渡っても、一枝花は殺されなかったらしい。

それでも、一枝花が短剣を探していた理由。
短剣を間近で見た一枝花は、短剣についていた黄色い石が無くなっていることに気付いて、顔色を変えました。
石はどこに行ったと叫んだ時、李餅登場。
両肩に拘束された跡の血が付いている。古装ドラマで時々見る、鉤爪の跡だねえ。

どうしてと驚く永安閣に李餅は、振り鼓のお陰だ、と(笑)
大理寺の地下牢みたいなところにある処刑台に捕えられていたみんなは、振り鼓を掲げた陳拾と共に雪崩れ込んだ民衆に助けられてました。みーんな大理寺にお世話になってると、味方になってくれてた。
そしてわらわらとここにも集まって来た民衆や、金吾衛の兵達に永安閣は捕らえられます。やっとかー。
民心が天意であることを忘れたかっていう李餅、カッコ良かったわね(^m^)
それらの言葉をここでも逐一、記録している崔倍(笑)

風狸の骨は毒、寿命を延ばすが、人を血に飢えた怪物に変えてしまう。
お前らの体の変化は、風狸の毒のせい。
でも毒である以上、除ける。短剣の石こそ、解毒薬だ。
霊石と霊獣は共に生き、互いを抑え込む。邱慶之は石を探すため、秘閣に行った。

あー。邱慶之はそれを知っていて、短剣から石を取り、あの巾着に入れて李餅に渡したんだ。
自分が李餅を猫人間にしてしまったから、これで解毒できるって。
李餅を元に戻すこと。この人の狙いはそれだけだった(泣)

でもさ、そもそも体が弱くて長生きは出来そうになかった李餅。元に戻ったら早々に…とかの心配はないのかしらん?

この短剣は風狸の漁師の武器で、短剣で風狸を仕留め、石で解毒するものだったらしい。
飲んだのかと一枝花に聞かれ、李餅は首を横に振りました。
掌に石を置いて出し、お前も人間に戻るために探していた、と。
否定する一枝花だけど、昔短剣を持っていた時も、人に戻るために壊さなかったのでは?と言われてしまう。
いつものように、李餅を言葉で追い詰めようとする一枝花だけど、李餅はお前に譲ろうと言います。
この石を使って、取り引きがしたいと。石を譲るから参内して永安閣の罪を暴いて欲しい。
3年前に邱慶之と共に神都に行って証言していたら、全ては違っていた。

大理寺日誌
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一枝花は自分は神だと嘯いてるけど、化け物と言われて血を吸われることに対して、だいぶメンタルを抉られてた訳だね。
だけど李餅は言います。
邱慶之は自分と共にこの石を探し、おまえを人間に戻したかったはずだ。
邱慶之は全くお前を恐れなかった。

黄沙峪(こうさよく)で別れる際、一枝花も邱慶之に対して全く殺気を放ってはいなかった。友達に、いつかまた会おうって言ってるみたいだったよね。それはちゃんと伝わってたのになあ。

邱慶之にとっておまえは、神でも化け物でもなく、ただの哀れな助けが必要な人間だった。
そう言われて笑った一枝花は、自分に石を譲ったら、お前は一生、化け物でいることになると言います。
でももう、そんな言葉には怯まない李餅だよ。

私と邱慶之と大理寺の仲間は、正義のためなら命さえ惜しくない。
人間か猫かが重要か?仲間にとって、私は永遠に李餅だ。永遠に大理寺少卿だ。

李餅が猫人間だったなんてことは多分、知らなかったはずの民衆のみなさん。
邱慶之の密書で知ってしまったのかもしれないけども、この言葉に、みんなが賛同して少卿、少卿と声を上げました。

ようやく一枝花が白旗を上げたよ。
今まで、妖怪や神と呼ばれてきたけど、お前たちだけは自分を人間扱いした、と。
くっそー、邱慶之を手にかける前に気付けや、このやろーっ!
負けだ負けだと叫ぶ一枝花に、自分達の間に勝敗など必要ないと李餅。ほんそれ。
勝ち負けに拘る人は多いけど。実はそういうのは、私にも分からないんだよなー。

よーやくの一件落着。邱慶之だけが、ほんっと悔しい(涙)
李餅が陳拾に強請ったキャットニップを、投げ上げて口に入れようとしたら、行方不明になったのは、ご愛敬ね(^m^)

李餅は陛下から、大理寺卿の印章を授かりました。
でもまた若いから、しばらくは少卿の座にとどまれと。
このまま大理寺に残って刑罰を司り、悪を裁ければ充分ですと答える李餅。

そういえば、永安閣と密に繋がってたみたいな陛下の侍従は、複雑そうな顔してましたね。
罰せられるほどのもんじゃなかったんでしょうかね。

印章を大事に持って明鏡堂に戻った李餅は、改まってメンバーのみんなに拱手します。
李稷パパの無念を晴らせたことに感謝すると言われて、恐縮しつつ、ちゃっかりと自分達の要望も訴えるみなさん(笑)

王七は司直に復帰し、徐虎は多分いずれ大理寺に入ることになり、阿里巴巴の官話8級再試は却下され、陳拾はウサギを飼い、崔倍は調書整理の相棒を探してます。
そこに、阿里巴巴が満を持して迎えに行こうとしていた上官檎(じょうかんきん)が、もうじき神都に到着するって知らせ。出遅れた阿里巴巴は嘆いてる(^m^)

メンバーがそんなバダバタを繰り広げている頃、李餅は李宅の門を開け、邱慶之がここから出征して行く時の笑顔を思い出していました。
泣くよね。うん、当たり前だよ。
そこに花火を持った明鏡堂のみんながやって来ます。
陳拾は、花火を上げれば、邱将軍も空から見えるはずだから、と。
手作りなのかね、花火の箱が、みんなバラバラなのは(笑)

大理寺日誌
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と、ここでラストでございました。
大理寺が李餅を置いて存続するなら、いくらでも続編も作れそうな感じですが、邱慶之のいない続編は寂しいなあ。原作はどうなっているのか分からないけど、ドラマはこれでいい気がするー。
面白かったですよぅ。
何度も言うようですが。丁禹兮(ディンユーシー)は泣き顔が良いっ←(笑)

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作品情報

  • 制作 2024年発表 全36話 爱奇艺 (U-NEXTでは48話)
  • 原題 「大理寺少卿游」
  • 原作 「大理寺日志」RC
  • 監督 王威(尚食)
  • 脚本 魏思远、黑玉、姜来

人物相関図

大理寺日誌
画像出典 公式サイト
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