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家族の名において 第31話 第32話 あらすじとネタバレ感想

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家族の名において
画像出典 China Huace Film & TV Co., Ltd.
目次

あらすじ

第31話 女子たちの決意
唐燦は仕事のオファーが入ったと李尖尖と斉明月に知らせる。斉明月は、荘北に好きだと告白されたと打ち明けるが、唐燦は知っていたと強がる。斉明月の母は娘が安心して公務員試験を受けられるようアモイに家を買おうと独断で手付金を支払ってしまう。これに斉家の父娘は驚き、協力して母を説得しようとする。一方、唐燦は、オファーはヒロイン女優が演じられないシーンだけを補う代役だと知り…。

第32話 ラスボス再降臨
凌霄と李尖尖の前に突然、陳婷が小橙子を連れて現れる。陳婷は凌霄に帰国することを知らせていなかったばかりか、凌霄の職場にも押しかけてしまう。一連の母親の行為に凌霄は疲れ果て、尖尖も自分に対する凌霄の態度に不安を募らせる。一方、賀梅は妹・賀蘭の夫の入院先を訪ね、賀蘭と再会。病院を後にしたところで、冬冬がいなくなったと連絡を受け、賀梅は李海潮と凌和平に協力を仰ぐ。

「家族の名において」公式サイトより

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ネタバレ感想

尖尖(ジェンジェン)、月ちゃんが部屋に戻ると、ご機嫌な唐燦(タンファン)がファッションショーの最中。
次の服に着替えに行ってる間に、緊張する2人はビールとスイカで気を落ち着かせる。
監督とプロデューサーとの面接なんだと気合いの入っている唐燦の買ったワンピースは、お高いみたいだけど、なんっかイマイチだったよなー(^m^)

恐る恐る荘北(ジュアンベイ)のことを切り出した月ちゃんに、その件なら先日知ったわと唐燦。
あの時はそれなりに傷付いた唐燦だったけど、今は仕事のオファーのことに気が行ってるし、このまま強がってお終いにしてくれるんでしょう。

月ちゃんに全てブロックされてしまった荘北(ジュアンベイ)は、子秋の打ち明け話を聞いていました。
つまり、父親も母親も、おまえに弟を作った訳か、と。あはは、確かに。
なんでもっと早く言わない、親友なのに、自分は何でも話しているのにと荘北。
子秋は捨てられるのはみっともないと思っているから、自尊心で言えなかったんだって。
でも荘北、みっともないのは俺だ、ブロックされて友達にもなれないとな(笑)

賀梅のことを聞かれた子秋は、当時の事情を知り、一時の強い感情は落ち着いたみたいだけど、それでも、このまま忘れるってことで前に進めばいいと言ってます。だから同情するなよ、と。
いやいや、子秋くん、アナタの母はまだ隠し事があるぞ?(^m^)

朝の食卓で、月ちゃんは強硬に荘北への嫌悪を示してるけど、兄妹3人は、すっかりいつもの調子になってきましたな。
そこに、昨夜のワンピースを着た唐燦。みんながそれぞれ激励する中、張り切って出かけてくんだけど。

家族の名において
画像出典 China Huace Film & TV Co., Ltd.

月ちゃんは、皇太后から急用だと呼ばれて、会社を飛び出してきます。
急用だと嘘を言って、仕事中の娘を会社から呼び出す母って、どんなん?あり得ない。
皇太后は、家の向かいに建ったマンションを買おうとしていました。娘が結婚した時のためにとか言ってるけど。ローンは今は自分が払うけど、公務員になったら一緒に返してとか言ってるけど。

さすがに厳しい顔になって、家なんていらないと月ちゃんが言うと、既に20万元の手付金を支払ったと言う。それは返金されないんだそう。
なぜ相談してくれないのと言うと、あなたのためなのに怒られるなんてと母。
腹が立つくらい、話が通じないんだよなあ。

母が帰ると、通行人から携帯を借りた荘北が、すぐ目の前で電話してきていました。
ブロックして済ませようとした月ちゃんに、好きでなくてもいいけど、こんな終わり方は嫌だと。
月ちゃんは、好きでもないし、思い出すだけで不快になる、好きにならないでと言って、会社に戻って行きました。
もう生理的に無理レベルなんでしょうが、月ちゃん、ちょっと潔癖過ぎだなー。さすがに荘北がちょびっと可哀そう。

唐燦は小部屋で小一時間、待たされていました。
ようやく現れた、プロデューサーと監督。
一生懸命にアピールする唐燦だけど、2人が唐燦に求めたのは、腰を痛めてアクションシーンが出来ない主役の影武者役。君の経歴では勿体ないが、今回引き受けてくれたら次回作は優先的に考慮する、と。

うーんうーん。落ち込むだろうなとは思う。だけど、しがみついていたいなら、これもひとつのチャンスかもしれないとは思えないだろうか。一度脚光を浴びてしまっていては、難しいのかなあ。一度影武者をしてしまったら、もうそういう駒だとレッテルを張られてしまうんだろうか。そこら辺の暗黙の了解が分からないんだけど。
唐燦も、自分の価値を見失っちゃってます。

価値なんてなあ。確かに難しいところだけど、他人に求めても仕方ないもんなんだよね、最終的には。でも、そういうことが肚落ちするには、時間がかかる。

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尖尖は、まーだ別れてない杜鵑(ドゥージュエン)と周淼(ジョウミャオ)と、靴屋さんに。
凌霄と子秋へのプレゼントを発送して貰うことにしたところで、月ちゃんから電話です。

午後、月ちゃん、唐燦とカフェにいる尖尖。
2人とも、しぃーんとしてる。
唐燦は、強要もされていない、結果は合格には違いないけど、ショック過ぎて泣く気も起きないと言ってます。
月ちゃんは、月一万元以上のローンを30年組んで、マンションを買えと言われた話。
やっぱり唐燦の言う、おばさんの吐く糸を断ち切らなかったから、いつの間にか包まれて繭になっちゃったんだってのは、正論だね。繭を破れば蝶になれると尖尖が言うと、それは元から蝶だったからで、私はせいぜい虫だと月ちゃん。
こちらも、見失っているというか、見失い続けている。

蝶は尖尖だけねと言われた尖尖は、私は蛾くらいだよって。
2人もふっと笑っちゃってる。

みんなでしみじみした後、唐燦が言いました。
このままじゃダメ、もう15、6才の頃とは違う。
繭から這い出ると力を込めた2人だけど、海潮のことを思い出した尖尖は、涙を流していました。海潮が老いたと、実感してしまったことを思い出して。それでも娘に、心配かけないようにしている姿を思い出して。
カフェで抱き合う3人です。本当にいい友達だねえ。

食事をして戻ると、唐燦の父親から荷物が届いてました。中には、唐燦の好物の手作り総菜。
電話すると、母さんはお前のことを心配しているけど、メンツが邪魔して素直になれないんだと父。
唐燦は、前に言ってた博物館の仕事はまだ間に合うかと尋ねました。

月ちゃんも父親に電話すると、マンションの件は賛成していないのだと聞かされます。なのに父親が出張中に、勝手に手付金を払ってしまったらしい。父親もさすがに怒っている模様。絶対に、契約に必要な戸籍証明を渡すなと言われます。

唐燦は、便利屋の衣装を纏め、大きな袋に入れて大量に処分しようとしてました。
便利屋はやめ、女優の道も諦める、明日博物館ガイドの面接を受ける、と。
尖尖が兄たちを呼び、みんなでたくさんの袋をゴミステーションに運んだんだけど。
やっぱり未練が隠せない唐燦。でも振り払ったね。頑張ったね。

家族の名において
画像出典 China Huace Film & TV Co., Ltd.

麺館の繁忙時間が落ち着いた頃、海潮のところにはまた張先生。
料理は苦手だけど、自分で餃子を作ったと、無理矢理海潮に食べさせているところに、和平。
めっさ海潮を冷やかして出て行きます。
子供達が昼に来ると聞いて、自分も一緒に作るとか言い出す張せんせい、図々し過ぎる。

お昼に家族5人が李家に集まるんだけど、和平は海潮をまたも冷やかす。
海潮は、あの人は積極的過ぎる、合わないと、一生懸命言うんだけどね。
ようやく凌霄も、張先生は気が強そうだし、李父さんがやり込められると言いました。
そんなの、どうせたかが知れてると和平。おまいう?
で、子秋に、陳婷(チェンティン)おばさんを忘れた?と言われてしまう。ほらみろ。
ようやく和平も、強い女が相手だと、もう李家でご飯が食べられないかもしれないと気付いたぞ(^m^)

荘北を訪ねた唐燦。
便利屋は辞めるけど、おばさんには同行する、お代はいらない、でもこれが最後だと伝えて、と。
帰りかけて振り向いた唐燦は、元気そうで良かった、月ちゃんは恋愛の経験がなくて、対処が分からないだけ、あなたが悪いって訳じゃない、余計なお世話だろうけどと言って去って行きます。
荘北、ありがとうって呟く。こっちも良い女だったなと気付いたかい(^m^)

子秋の店は、少し客が戻ってきてました。
以前のアドバイスを受けて、コスト削減と商品の見直しをしてみたのかな?
店にいた荘北にサンドイッチを渡すと、荘北は唐燦を心配して事情を聞いて来た。
子秋に、麻雀の付き添いみたいな依頼は他を探せと言われて、ちょっと焦る荘北です。

そして、出た。ラスボスだ。
案の定、やって来たわ。小橙子(シャオチョンズ)と共に、陳婷が。
陳婷は、凌霄の誕生日のサプライズだと言って、電話しようとした小橙子を止めます。
ふん、喜ばれないことは分かってるんだな、だからこのサプライズは嫌がらせと変わらない。

何も知らない凌霄と尖尖が、遊びながら家に帰ると、ドアの前には2人が立っていました。
慌てて、肩に回っていた凌霄の腕を払う尖尖。
でも凌霄は無表情のまま、改めて無言で尖尖の肩を抱き寄せます。

凌霄の部屋に入った2人。
帰国するなら教えてくれと凌霄が言うと、小橙子が誕生日に驚かせたいと言うからと、娘になすりつける母。そして即、支配的な母の言葉に噛みつく娘。
尖尖が果物を差し入れして帰ろうとすると、陳婷は尖尖を招き入れました。
尖尖を覚えている?と娘に聞く母。覚えていないって小橙子に、遊びにつれて行って貰って、階段から落ちたでしょ、だとよ。
幼かったですからと尖尖が答えると、凌霄は、そう、幼かったから転んだことを尖尖のせいにしたと、はっきり言ったわね。それを鵜呑みにした陳婷が半狂乱になったわね。
陳婷は凌霄の誕生祝いにホテルのレストランを予約したと言います。和平や海潮も呼ぶんだとさ。

タクシーの中の母娘に笑顔はありません。
小橙子は、兄さんは私を見て笑顔が消えた、李尖尖には笑うのにと。
違うよ、妹じゃない。陳婷を見て、笑顔を消したんだ。

海潮と和平も連絡を受けたようで。
今更ながら、何もせずにいた癖に、和平は何か裏があるとか言う。
じゃあ、アンタが対処しなさいよ。凌霄ひとりに任せっきりにしないで。
愛想の良かった陳婷に、尖尖も海潮も安心してるみたいだけど、和平と凌霄は不安が増してますな。
そして、そっちのが正しい訳だよ。

凌霄には幻聴が聞こえてしまってました。
心配した尖尖が、凌霄の部屋を襲撃。とっととベッドの隣に入って寝てしまう。何も考えちゃだめ、明日火星が衝突しても、今夜はちゃんと寝るの、側にいるよと言って、尖尖は凌霄を寝かしつけようと、トントン。ようやく凌霄も眠れます。

家族の名において
画像出典 China Huace Film & TV Co., Ltd.

朝食の食卓。
あの母親と妹は、本当にしつこいなと子秋。
それでも一応、気を遣うみなさんの中で、唐燦だけは、ブツブツと歴史のお勉強。
夏休みで来館者の増える博物館ガイドの仕事は、人手不足。一週間で全ての資料を暗記するんだそうな。でも台本を暗記して来た唐燦には、大したことないと。凌霄がちょいとテストしても、スラスラッと答えられるようになってました。素晴らしい。

病院の廊下を歩いていたのは賀梅。
妹、賀蘭(ハーラン)の夫の見舞いに来たみたい。
一緒に食事をして、ようやく本音を少し言い合えたのかな。
賀蘭は、好き勝手ばかりする賀梅は、だから運が悪いと言い続けていたのに、今では賀梅は運がいいと掌を返す。賀梅は、私は運が悪いんじゃなかったの?と言い返し、賀蘭は母親に似ていて、自分が何をしても文句を言った、あなたを見る度、不機嫌な母親を重ね合わせていたと。
それでも、帰り際、お金を押しつけるようにして去って行った姉に、妹は袋を胸に抱きしめて感謝したかな。

外に出た賀梅に、冬冬がいなくなったと電話が入ります。
犬を追いかけて、外に出て行ってしまったんだとか。

その頃、凌霄のクリニックには、陳婷とお土産袋を一杯ぶら下げた小橙子が。
受付に凌霄の母だと言ってお土産を手渡しているところを、あの馮希希(フォンシーシー)が見ていて、声をかけます。妹の秦美央(チンメイヤン)ねって言うから、陳婷が凌霄はそんな話も同僚にしているのかと思ったら、馮希希はさくっと、記録を見ましたって。
ふふっ。複雑な家庭環境を知られてるのよっ。
陳婷を微妙な表情にしてくれただけで、馮希希、GJ(^m^)
馮希希は小橙子に、電動歯ブラシをプレゼントして、案内してくれます。

診察を終えた凌霄は、母親が来ていると聞かされ、急いで向かうと、陳婷は馮希希と談笑してました。
突然、抜き打ちみたいに来られたことで、不安を募らせる凌霄。
だけど陳婷には見せない笑顔を、小橙子には見せたよね。シフトを代わって貰って、小橙子が行きたがっていたコロンス島も明日案内するらしいよ。

賀梅のサロンには、心配した羅紅(ルオホン)も来てくれてました。
で、どうやら冬冬は、派出所に預けられていた模様。だけど身分証のある後見人しか引き取れないと言われた賀梅は、和平を頼ることに。

なんで?と思ったら、冬冬の本当の母親話がそこに隠れてました。賀梅は母親ではなく、預かって育てていただけらしい。冬冬では保護者を判断できないから、引き取れなかったってことらしい。

冬冬は、深圳(しんせん)の美容室で店長をしていた時の部下の息子。その人の夫は酒を飲んでは暴力を振るい、酔いが醒めたら謝るタイプ。賀梅も離婚を勧めたけど、子供には手を挙げないから我慢すると言っていたらしい。でもある時、顔にナイフを突きつけられ、ナイフを奪って刺し殺してしまったのだと。
一度刺しただけなら正当防衛だったけど、それまでの鬱憤が溜まっていたんでしょうね、過剰防衛と見なされ、懲役4年の実刑になっちゃったんだって。
でも今年、釈放される予定で、釈放されたら賀梅が雇うと約束もしている。
話を聞いた海潮と和平も、びっくりだよね。
賀梅ってそんなにいい人だったのかと、正直思ったでしょうよ。

家族の名において
画像出典 China Huace Film & TV Co., Ltd.

その時、冬冬が、わんちゃんと呟きました。
あー、そっか、雪玉と遊んだから、それで犬を見てつい飛び出しちゃったんだ。
雪玉は、団地のスーパーが引き取っていたんだけど、冬冬のことを話したら、譲ってくれると。
ありがとうと言いつつ賀梅は、結局頼ってしまったと、小さくなってる。
海潮は、冬冬が息子でないなら、再婚は?と聞きます。していないことを確かめ、なぜ隠した、子秋がどれだけ傷付いたかと言うんだけど。
だけど賀梅は、育てたあなたが子秋の父親、会わないと約束した、憎まれ役なら貫き通すわって言う。ちょっと気まずそうな海潮よ。
会わせないとは言ってない、それは君が決めた。再婚したと言うから、子秋には黙っていたのに。

賀梅は、だから突き放した、自分のモットーは、有言実行だと言うんだよ。
それを聞いた海潮は気色ばみます。なら子秋を迎えに行くと約束したのは果たしたのか?と。
かわいいかわいいチビ子秋の、ママ、早く迎えに来てねの言葉を思い出し、泣き出す賀梅。
海潮も、考え込んじゃってるよね。人の子をこれほど大事にしている賀梅が、どうして子秋を捨てたのか、腑に落ちないよね。まだ何かあるんじゃないかと。

凌霄もまた、突然やって来た陳婷の本音を図りかねてました。
シンガポールでは尖尖からの電話だと知ってスマホを壊したのに、実際に会うと手を握って愛想よく接してる。

全く話の筋には関係ないけど、子秋と海潮のTシャツ、よく見ると毎度面白いのよ。
今日の子秋のはデカデカと「中国製造」って書いてある(笑)

凌霄が部屋に戻ると、尖尖が、子秋のシャワー中にこっそり入って来たと、ベッドの脇に隠れてました(^m^)
スケッチブックに、絶滅危惧種の動物たちの絵を描いて待ってた。次の彫刻のネタみたい。
尖尖は凌霄がまた眠れないのではと思って来たみたいだけど、凌霄に、寝ているうちにカンフーするから部屋に帰って寝ろと言われてしまう(笑)

翌朝、凌霄が起きるとテーブルの上に尖尖からのプレゼントのスニーカーがありました。
早速、コロンス島に行くのに、履いてくみたいよ。

月ちゃんは、出張から帰ってきた父親を迎えに行きました。
皇太后も食事に誘い、話し合うつもりらしいけど、これ、父親はかなり怒ってるなあ。
次回は、斉(チー)家に嵐が巻き起こるー。

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