清河聶氏
聶明玦
姓・字
聶明玦(ニエミンジュエ)
姓・名
通り名(号)
赤鋒尊
武器
覇下(バーシア)
王翌舟(ワンイージョウ)
1989.12.18 湖北省武漢市出身 撮影時 28才
代々剣ではなく刀を武器とする勇壮な武闘派の仙門、清河聶氏の宗主。
義侠心に厚く公明正大で武勇に優れる豪傑のド硬派。妓山温氏討伐の「射日の征戦」では、その実力で名を馳せた。不正を憎む厳格さを持ち少々激しやすい、いわゆる脳筋タイプであるため、腹芸や細かい策略等を巡らせるのは不得手で、警戒心や不信感も表に出やすい。弟の聶懐桑(ニエホワイサン)に対してはかなり厳しく接しているが、内心、弟のことだけは何があっても守ろうとしている頼もしい兄貴。藍曦臣(ランシーチェン)、金光瑶(ジングアンヤオ)と義兄弟の契りを交わしており、揃って「三尊」と称されている。立ち位置は大哥(ダーグァ)長男。
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ここからはネタバレもありの勝手なキャラ語りですので、ご注意ください。
聶明玦について何かを書こうとすると、どうしてもある程度のネタバレになります。
めっちゃ渋くてカッコイイ大人で、でっかい覇下のものすごく似合う勇猛な仙師なんだけど、いろいろと脇の甘いというか詰めの甘い人でもありますよね。
公明正大で不正を憎む人なのは間違いなく、だからこそ最初は出自による差別で虐げられていた孟揺(モンヤオ)の能力を認めて引き上げ、片腕として重用しました。でもその立場を得たからこそ、彼は元からの差別の上に嫉妬も塗りこめられた侮蔑に苦しみ、どんなにまともに頑張ったところで結局自分は…の思いを更に大きく育て上げていくことになります。
その程度の火の粉は自らの手で払えということかもれませんが、それなりに立場のある自分の部下が悉く彼の邪魔をしていることにも気づいている節はありません。立場を与えるだけ与えておいて、当然起きるであろう周囲との軋轢には思いが及ばない。結局のところ、大哥もお坊ちゃん育ち、それで脳筋だからなー。
激高して追放したとはいえ、その後の孟揺を気遣ってもいるのなら、手元にある時にもう少し気を配っていたら、大哥自ら彼に向かって差別の言葉をぶつける決定的なあの瞬間もなかったのかもしれません。
ただ孟揺自身、どの辺りから策略を練っていたのかについては分からないし(まあ、どう考えても、聶氏の不浄世にいた頃からではあるんだけど)、勿論全てが聶明玦のせいではなくて、一番罪深いのは、どーしょーもない当時の蘭陵金氏の宗主、金光善(ジングアンシャン)なんですけどね。
聶懐桑のところでも書きましたが、この兄弟のことはやはりスピンオフの映画「乱魄」を見ないと分からないことは多いかもしれません。あれは非常に良くできたスピンオフだと思いますので、未見の方はぜひ一度ご覧ください。2022年9月現在、U-NEXTと楽天TVで見られます。
演じた王翌舟は、ヒゲがないとちゃんと若々しくて(言い方)、くしゃくしゃっとした笑顔の可愛い人なんですよね。んで比較的大人しいみたい。聶懐桑役の紀李くんが、くるくる動き回りながらめっちゃハッキハキ喋る隣で、大きな体を丸めて小声で柔らかくぼそぼそ喋ってたりする動画をいくつか見たなあ。役者さん達って本当にすごいですよねぇ。
そういえばつい先日(2022年9月)、藍曦臣役の劉海寛(リウハイクァン)が、聶懐桑役の紀李(ジーリー)、温寧役の于斌(ユービン)、聶明玦役の王翌舟(ワンイージョウ)の4人で数時間の生配信をしたらしいんですよ。陳情令のメンバーが今でも何かとコラボしてくれるの、嬉しいですよね。
で、その抜粋をちょこっと見たら、なんだか通販番組みたいなことになっていまして、大哥はやっぱり大人しい訳です、デカイので存在感はあるんだけど。泥パックみたいなの塗らされたりしていじられてはいたものの。
だけど面白かった瞬間があったんですわ。
紀李くんがすんごい勢いでわちゃわちゃと商品説明かな、ほとんど絶え間なく喋っていて、その途中でいきなり、さあ、大哥、出番だよって挟んだんですね。それまで俯いてスマホいじってたのかな、気配を消してた大哥、瞬間、ん?ってなったものの、紀李くんの説明が終わった途端、雄々しく男らしく低く響く声を張って一言。
「カートにイン!」
本人も周囲も爆笑してました。
仲良しのコンビネーションを垣間見せて貰ったわー、可愛かったわー。
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