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「ジェイド・ダイナスティ 破壊王、降臨。」長い連続ドラマばかり見てるせいか、どうも映画は短いなー

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ジェイド・ダイナスティ 「誅仙1」
目次

あらすじ

両親を殺され孤児となった小凡(しょうはん)は敵討ちを心に誓い、武術界の正義の門派・青雲門に弟子入りした。10年後、師匠の娘・霊児(れいじ)や兄弟子たちに支えられ成長した小凡は、両親の命日に魔教の神器「摂魂棒」を偶然手に入れると、青雲門の最強美女戦士・雪琪(せつき) との死闘に臨むことになる。だが、謎の女刺客・碧瑶(へきよう)や邪悪な鬼王軍団が摂魂棒を奪おうと彼の命を狙っていた。善と悪とが入り乱れる激闘に身を投じた小凡。その肉体には、彼自身でさえ制御不能なニューパワーが湧き起こり始めていた──!!

©️2019 New Classics Media Corporation

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所感 できるだけネタバレなしで

タイトルで喋っちゃってますが、ここ数年、長い中国ドラマを見続けているせいか、映画にとーんと食指が動かなくなってしまっています。
短いんですよね。あー…そう…で終わってしまうことが多くて。
登場人物の関係性だとか、心情とかを充分に追えないうちにイベントが起きて、あれよあれよといううちに終わっちゃう。

勿論、作品によって違うのは百も承知ですが、昔はそう感じることは今ほど多くなかった気がするので、これ、絶対中華沼のせいだと思ってる(^m^)

なので例えば「陳情令」という長いドラマのスピンオフ映画「生魂」「乱魄」みたいなのは、既にこういう背景のどこの誰のお話だと、事前に分かっている訳ですから、すぐに物語に入り込めるので、そういう感じは抱かないんですよねー。
ちなみにここのスピンオフ、「陳情令」がお気に召した方は、とりあえず「乱魄」は見ておきましょう、必修項目です♪

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さて「ジェイド・ダイナスティ」に戻りますが、肖戦(シャオジャン)が主人公の映画ですって?へー、見てみましょうかーだった訳です。短時間で一通り肖戦が拝めるであろう、と。どこかでチラリと見たのですが、撮影は陳情令の直後くらいだったんじゃないかってことのようで。

いずれ書くつもりではいますが、イボくんのヘラヘラ笑顔が見たーい♪で、今ドラマ「有翡」も少しずつ見てます。王一博(ワンイーボー)の場合は、役柄のせいかドラマでは余り見せてくれないヘラヘラ笑顔、ここ大事。今のところそれが見られるのは「有翡」くらいじゃないですかねえ。以前はAmazonプライムビデオに「人間至味是清歓」がありましたが、今はもう見られなくなっているんですよね。

で、やっぱり短かったなあ。
原題が「誅仙1」とナンバリングされていて、どうやら三部作になる予定らしく、これは起承転結でいうと「起」から「承」に足突っ込んだくらい、「序破急」の「序」部分みたいなのですが、序盤のいろいろシーンが長くてさ、その割には、主人公の背景がイマヒトツつかめなくてさ、後半、本当にあれよあれよ。

ただ、肖戦はやっぱり「闇落ち」シーンがよいですね~。
ぽっかーん顔から一転、ぐぉおおっと顔に力が入るところが。
完全なあっち行っちゃってる顔じゃなく、陰陽葛藤してる最中がよきよき♪

私的に一番印象に残ったのが、布くるくるひらひらの豪華さと、お猿とわんこ…
師兄さん達もいい味出してる方々いらしたんですが、一番よく出て来たヒゲの師兄以外は、顔も思い出せない。ごめん。

猿と犬はもう、一緒にうずくまってる絵がかわいいったらなかったなあ。

ジェイド・ダイナスティ
画像出典 New Classics Media Corporation
犬猿の仲良し(^m^)

お猿はかなりのキーパーソンで(パーソン…まあ)、最初は邪魔してくるものの、小凡に助けられてからは、一緒に手を繋いで、こっち来て、こっちこっち!みたいなこともしてくれるし、リアクションしてくれるし、わんこもしっかりと見張り仕事してたりね。いい子達なのっ。
そういえば、あれはCGだったのかな、それとも肖戦、本当にお猿と手を繋いで歩いたのかな。

追記です。ホントのお猿と手を繋いでいたようです。
メイキング映像、今はBTS(Behind The Scenes)っていうんでしょうか、それをひょっこり見かけてしまいました。お猿さんとホントに手を繋いで歩いてたー。

あ、あと曽書書役の代旭さんも可愛かった。
曽書書は、他に小凡の試合を観戦してくれる人が誰もいなくなっちゃったけど残ってくれてて、一人で踊ってみたり、ひっくり返ってテキトーに応援してみたりな姿が忘れられない(笑)いいキャラでした。

そうだなあ、今全体的に振り返ってみると、性格はいいけど、どんくさくてヘタレの小凡が、なぜかタイプの違う3人の女の子と次々にフラグ立ちーの、ラッキースケベもありーの、タナボタ的に強くなりーの、あら、これったらどこの男性向けラノベ? です。

序盤の「そこそこ楽しい落ちこぼれのわちゃわちゃ弟子ライフ」も、笑えるところなのかもしれないけど、不憫だったしなあ。
小凡、実は子供の頃、特に見込まれたって訳でもなく、だって素質あるような描写はなかったもん、ぼーっとしてたもん、単なる偶然の産物で押しかけ師匠となった、謎の横頭突きハゲ坊主(笑)から、とんでもないモノと、とんでもない力を与えられているんですが、大竹峰師匠の不易を始め、誰もそれを見抜けません。まあ、隠せって言われてたんだけどね。

それを言っちゃあ、オシマイヨなんだけど、坊主師匠、その玉、いつか捨てなさいって何一つ分からない子供に渡さないで、アナタが捨てとけば良かったんと違うか?

それにしたってさ。食事係だとか言われてたけど、料理だの下働き的なところ全般、押し付けられているように見えたのがちょっとね。冒頭なんか、そうやってひとりで作った食事を、あっさりと台無しにされてるし。個人的に私、こういうの笑えないんですよぅ…
ただ一番下っ端で、ちょいと見下されている感もあるけど、虐げられてる訳ではなくって、仲間としてかなり可愛がられてるんだよね。出来が悪い子ほど可愛い感じで、みんなにこぞって庇われているシーンもあります。弟子の少ない大竹峰は、他よりずっと家族的なんでしょうね。一緒に鍛錬はしてくれないけどね。

だから武門の弟子として、ちゃんとした扱いをしてやろうと思ってくれていたのは、師匠の娘の霊児だけなんですよ。この子はこっそりと小凡に、鍛錬の仕方を教えてくれていました。
なので猶更、小凡が真っ直ぐに懐いているワケです。それだけじゃないけど(^m^)
ちなみにこの霊児、どこかで見たことあるなあと思ったら、「軍師連盟」の郭照でしたね。
彼女はドラマ版でも、霊児役をされてるみたいです。

押しかけ師匠から、人前で鍛錬をするなと言われてたので、表立っては小凡自身が、みんなと一緒に稽古に加わろうとしてこなかったのかもしれません。性格的にも、尻込みする感じで。
でも、だとしたらもう少しだけ、1人でなんかコソコソやってみてましたー、みたいなシーンがあっても良かったなあ。お猿とかわんことか、神龍とかと一緒にさ。モチーフはいろいろあるのに。でないと武術大会2戦目以降、棒関係なくキビキビ攻撃を受け止めてられてた説明がつかない。

まあ、10年のわちゃわちゃ弟子ライフで、もともとたいして持ち合わせはなかった覇気みたいなものも、復讐心も萎んじゃってたようなんですけどね。
同じ滅ぼされた村の生き残りで、青雲門の別のところの弟子になって、めきめきと頭角を現していた驚羽(きょうう)は、小さい頃から負けん気が強くて、明らかにぽーっとしてた小凡とは違う描写をされてましたし。

そんな不憫なヘタレが、鍛錬の際に集中力を削いでくるあの玉を、ようやく捨てようとしたことから、なぜか摂魂棒(せっこんぼう)という天外の至宝とやらを手にしてしまいます。コイツがなんだか意思を持っていて、小凡以外の人物には扱えず、奪われても小凡の元に戻って来てしまうし、言葉も分かって、頷いたりしやがるし(^m^)これはちょっと可愛かったけど。
ってところから、小凡を取り巻く状況が変わっていきます。なんたって砂埃に目を閉じていただけで、勝手に棒が戦って勝ってくれたりしちゃうんだぜ。

棒を狙う鬼王一派のみなさんが、それぞれ凝っていて、きも面白かったし、青雲門のみんなが、空に隊列を組んで来るのは美しかった。
そして最後の10分は切なかったですねえ。

でも、あれ、じゃあこれからどーなるの?って興味がもくもくと沸いて出てしまい、この原作のドラマ版が「青雲志」というタイトルでシーズン2まで出ているらしいので(そちらも未完のようなんですが)、ちょっとここから先、どうなってんのさーとか、ここまでの内情、詳しくーとか、ドラマで補完したくなったりしてます。

顔を薄ら汚して、踏んだり蹴ったり、水被ったり落とされたり吊るされたり叩かれたり剝かれたり茹でられたりの、ちょいと気の毒な日々を過ごしながらも、健気で無垢な肖戦は、たっぷりと拝めますよー。

ジェイド・ダイナスティ 「誅仙1」
画像出典 百度百科

作品情報

  • Jade Dynasty 2019年 中国
  • 原題…誅仙1
  • 原作…「誅仙」蕭鼎(シャオディン)
  • 監督…程小東(チンシウトン)
  • アクション監督…熊欣欣(ションシンシン)

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キャスト

  • 小凡…肖戦(シャオジャン)
  • 霊児…唐艺昕(タンイーシン)
  • 碧瑶…孟美岐(モンメイチー)
  • 雪琪…李沁(リーチン)
  • 不易…邱心志(チウシンジー)
  • 水月…葉童(セシリア・イップ)
  • 道玄…姜大衛(デヴィット・チャン)
  • 蒼松…徐少強(ノーマン・チュー)

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